連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME

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No.42

V6#4 Full Circle

V6#4 Full Circle
  • デビュー25周年を迎えたV6特集の最終話。昨年11月1日、まさにデビュー記念日であるその日をファンと一緒に祝いたいと、配信ライブ「V6 For the 25th anniversary」が開催された。会場は、過去何度もライブを行ってきた国立代々木競技場第一体育館。グループの“聖地”とも言える場所だ。 この公演に向け、6人はこれまでにない挑戦に臨んでいた。自身の楽曲「TL」にのせ、水が張られたステージでコンテンポラリーダンスを披露するパフォーマンスだ。10月、その撮影が行われていた。裸足かつ甲まで水に浸かった状態で踊るため、テイクを重ねるうちに、全身ずぶ濡れに。寒さで凍える体を温めながらの過酷な撮影となった。 配信ライブ2日前。会場では、ステージの設営が始まっていた。本来なら客席となるはずの空間も最大限に活用、アリーナ床面にはLEDが敷き詰められ、複数のステージが建てられた。 そしていよいよ迎えた配信ライブ当日。メンバー同士で幾度となく話し合いを積み重ね、練り上げたステージが繰り広げられる。ライブ終盤には、メンバーにサプライズでファンからのメッセージ動画が流された。25年間という年月の中で育んだ唯一無二の絆、そして築き上げた誇りを胸に、ステージに立つ6人の姿を映し出す。

No.41

V6#3 Right Now

V6#3 Right Now
  • デビュー25周年を迎えたV6特集。V6は1995年11月1日、代々木第一体育館でデビューを果たした。その後、節目はもちろんのこと、過去何度も同館でライブを行ってきた。そんなグループの聖地とも言える場所で、デビュー25周年の記念日に配信ライブ「V6 For the 25th anniversary」が開催された。配信の強みを活かした演出にこだわり、メンバーが意見を出し合い、事前収録とリアルタイムのライブ映像を織り交ぜる構成が練り上げられた。リハーサルが始まったのは昨年秋。確認していたのは、ライブの終盤にファンクラブ会員に向けて披露する新曲「クリア」。メンバーがラッパーのKREVA氏に制作を依頼した楽曲だ。井ノ原快彦は歌詞資料を指しながら「もろ、今のって感じだと思うよ、V6の」と語った。リハーサルと並行し、ビジュアルブックの打ち合わせが行われた。この日は、写真と共にインタビューを掲載するかどうか検討されていた。メンバーからは、言葉がない方が伝わる、という意見が。収録する写真について、岡田准一が撮っていたメンバーのオフショットも使用するのはどうかという提案が出た。森田剛は「他の人ではありえない距離にいるじゃん、メンバーだから。その写真はやっぱり特別だと思うの」と話した。25年間、共にかけがえのない時間を積み重ねてきたV6。そんな6人が、今だからこそ見せられる至高のパフォーマンスとは―。

No.40

V6#2 20th Century

V6#2 20th Century
  • デビュー25周年を迎えたV6特集。1995年11月に鮮烈なデビューを果たした彼ら。年齢も経験値も様々な6人が集まったグループだったが、まとめ役を担ってきたのが「20th Century」坂本昌行、長野博、井ノ原快彦の3人だ。井ノ原は、デビュー後しばらくはコンサートのMCが苦手だったという。だが現在は、長寿番組『出没!アド街ック天国』の司会を務めるなど、司会者として確かな地位を築いている。長野は、大の料理好きが高じて、調理師免許と野菜ソムリエの資格を取得、芸能界屈指の食通として有名だ。食に関する本も3冊が出版され、レシピ本には素材の栄養価まで細かく紹介するなど、内容に人柄が表れている。坂本昌行は16歳で事務所に入所したが、20歳を目前に芸能活動を辞め、サラリーマンになった異色の経歴を持つ。芸能界に戻るきっかけは、通勤途中にKinKi Kidsと遭遇したことだといい、その偶然の出会いを振り返る。そんな坂本は、美しい声と表現力豊かな歌唱力、そして確かな演技力が高く評価され、ミュージカル俳優としての地位を確立、これまでに30本以上の舞台に立っている。そして昨年秋、デビューの地である代々木第一体育館で開催される配信ライブのリハーサルが始まった。この公演に向け6人は新たな挑戦を始めていた。四半世紀を経てもなお、貪欲に表現を追求し続ける彼らの今に迫る。

No.39

V6#1 Coming Century

V6#1 Coming Century
  • 昨年デビュー25周年を迎えたV6特集のEpisode1。V6は1995年、バレーボールワールドカップのイメージキャラクターとして結成されデビューした。変化の激しい芸能界で、25年もの間アイドルとして第一線で活躍する彼ら。記念すべき節目を迎えた今だからこそ語られる想いとは。6人のリアルに迫る。V6はグループ活動だけでなく、それぞれが独自の分野で自らの武器を磨いてきた。舞台、ミュージカル、映画、ドラマ、テレビ番組の司会など、そのいずれにおいても高い評価と確かな実績を積み上げている。そんな個々の活動にも密着、多彩な個性についてもフィーチャーする。デビュー25周年の記念日となる昨年11月1日。「V6 For the 25th anniversary」と題した無観客配信ライブが開催された。会場は、25年前のデビューイベントに始まり、その後も10周年、20周年と節目のタイミングでライブを行ってきた、東京・代々木第一体育館だ。この公演に向け、6人はこれまでにない挑戦を始めていた。メンバー全員が40代になった今も、さらなる成長と進化を求め、貪欲に稽古に臨む6人の姿を追う。

No.38

Sexy Zone特別編 未来

Sexy Zone特別編 未来
  • デビュー10周年イヤーを迎え、新たな覚悟と共にまい進するSexy Zone特集の特別編。Sexy Zoneの10周年を記念し3月に発売されるアルバム「SZ10TH」。そのリード曲「RIGHT NEXT TO YOU」のミュージックビデオの制作が開始された。この曲は、メンバー自身が選び出した全編英語詞のダンスナンバーだ。振り付けは、世界で活躍するアーティストを手掛けたチームに依頼。どんな些細な動きにもこだわりの詰まったダンスで、Sexy Zone史上、最も難易度の高いダンスに仕上がった。中島健人は「気合入っているよ。新しいSZの道を切り拓いてもらえた」と自信を見せた。松島聡は「どのグループもそうですけど、常に変化していかなければならない。Sexy Zoneの挑戦ということでは新しいスタート。なんかすごい楽しみです。これからが」と語った。番組では、コロナ禍で会えないファンのために開催された、グループ初のオンラインファンミーティーングの裏側にも密着。10周年に向け新たな世界を切り拓こうと挑む姿と、さらなる未来を見据えた強い決意に迫る。

No.37

Travis Japan#4 Groove

Travis Japan#4 Groove
  • シンクロダンスを武器とするジャニーズJr.筆頭の7人組、Travis Japanを特集。 4週連続放送の最終話となる今回は、昨年10月に伝統の新橋演舞場で公演初日を迎えた舞台「虎者 NINJAPAN 2020」の本番とその舞台裏に密着した。 会場の新橋演舞場は新型コロナウイルスの影響により長らく休演が続いていたが、この舞台をもって実に225日ぶりに公演を再開した。Travis Japanとしても、観客の前に立ちパフォーマンスするのは、コロナ禍以降これが初めて。リーダーの宮近海斗はその時に感じた思いを「会えなかった人たちにやっと会えた。積もる思いがありましたね」と語った。 この舞台は2部構成となっており、演劇を中心とした第一幕は、アクロバットや殺陣、さらにはプロをも唸らせるトランポリンを使った超人的なアクションが組み込まれる。そして続く第二幕は、ダンスナンバーをメインに、7人の高いダンススキルが余す事なく連続で披露されるSHOW TIMEという構成。迎えた本番当日、メンバーの中村海人は「疲れが抜けない、足が不安で仕方ない」と語る。初日に至るまで、全演目の稽古に全力で励んできた彼らは、溜まった疲労を隠しきれない様子だった。そんな身体に対する気掛かりを抱えながらも満身創痍でステージに臨む彼らは、果たしてどのようなパフォーマンスを見せたのか。

No.36

Travis Japan#3 Synchro

Travis Japan#3 Synchro
  • ジャニーズJr.の7人組Travis Japanを特集。Episode3では、7人が持つダンスにかける熱量、そしてさらなる表現の高みを目指す姿にフォーカスをあてる。 彼らがグループ主演を務める舞台「虎者 NINJAPAN」。2019年の初演から2年連続で発売と同時に全公演即完売、さらに今回は、会場を伝統の新橋演舞場にスケールアップして行われた。第一幕では7人が忍者を演じ、家族の絆を描いた芝居中心のステージ。そして第二幕は、圧巻のダンスパフォーマンスを披露するショータイムで構成されている。 そのショータイムの振り付けをTravis Japanから依頼されたのが、ジャニーズ随一のパフォーマー屋良朝幸。世界クラスのトップダンサーからも認められる存在だ。そんな屋良は、Travis Japanに対し「期待しかない」と明言する。しかし一方で、彼がしきりにメンバーに伝えていたのが「踊ることを頑張りすぎないで」という言葉。そのアドバイスの真意とは一体なんなのか。 そして中村海人は、自分たちのパフォーマンスについて「“意思”のシンクロ。振りは違うのにこいつらシンクロしてるじゃん、っていうのをもうひとつの武器にしたい」と力強く語る。 精度の高いシンクロダンスを武器とするTravis Japanだが、グループとしての新たな武器を得るため、さらにその先の表現を追求していく。

No.35

Travis Japan#2 TEAM

Travis Japan#2 TEAM
  • ジャニーズ屈指のダンス力を誇る7人組グループ、Travis Japan特集。 Episode2「TEAM」では、今まで語られることのなかった知られざる素顔と、7人の強い結束力に迫る。 Travis Japanの大きな魅力のひとつは、見ている者を笑顔にする仲の良さ。しかし、そのチームワークは結成当初から存在していたものではなかったという。2012年のグループ結成以降、数々のメンバー加入や脱退を経てきたTravis Japan。そんな彼らの転機となったのが2017年、“松松コンビ”の愛称で親しまれる、松田元太・松倉海斗2人の加入だった。川島如恵留は「仕事も勉強も1番になろうって頑張ったけど、その作り込んだ自分は剥がれちゃうんですよね。それを剥がしてくれたのが松田元太なんですよ、だから感謝してる」と語った。 彼らはそれぞれに何を思い、どのような軌跡を辿ってきたのか? チームゆえに生じた確執、しかし、チームだからこそ7つの個性は真の輝きを放つ。

No.34

Travis Japan#1 DANCE

Travis Japan#1 DANCE
  • 結成から宿命とされたダンスに懸ける想いとは。7人それぞれが抱く葛藤に迫る。 Travis Japanは、2012年、マイケル・ジャクソンをはじめ様々なアーティストの振付やショーの演出を手掛けてきたトラヴィス・ペイン氏がジャニー喜多川氏と共に、ダンスに秀でたメンバーを選抜し結成したグループだ。彼らは個々に高いパフォーマンス力を持ちながらも、7人全員で魅せるシンクロダンスが高く評価されている。 リーダーの宮近海斗は「自分たちのダンスパフォーマンスは武器ではあります。ジャニーさんがそう言ってくれたから、そうしていきたい」と、恩師への思いを交えつつ覚悟を語った。 5カ月の密着を通してメンバーの内に秘めた思いも明らかになる。結成から9年、ダンスで道を開く7人はどんな思いでその歴史をたどったのか。グループの危機と結束、挫折と覚悟、そして7つの個性が共に目指す未来とは。

No.33

Snow Man#4 Never give up

Snow Man#4 Never give up
  • 9人組アイドルグループSnow Man特集の最終話。去年3月、デビューライブのリハーサルが開始、9人が一丸となり稽古に励んでいた。しかしコロナ禍のため公演は中止に。だがその後、無観客の生配信ライブに形を変え、10月下旬に開催されることになった。9月、リハーサルが再開。構成の打ち合わせが行われた。深澤辰哉は、Snow Manの楽曲だけで公演を組み立てたいと提案。自分たちの曲だけで通すことで、ずっと応援してくれているファンに、グループの歩みを一緒に辿って欲しいという思いからだった。メンバーたちはその提案に迷うことなく賛同した。迎えたライブ前日、会場でリハーサルが行われた。Jr.時代より遥かにスケールアップした舞台にメンバーは歓声を上げる。しかし、ダンスリハーサル中に思いがけないアクシデントが。アクロバットの要となる佐久間大介が右足を捻挫してしまう。本番目前での怪我に「知られたくないですよ。いつも怪我しても絶対に言わないんですよね。ファンの人とか、正直関係ないじゃないですか。お金払っているのに、こいつ怪我しましたみたいなの、失礼かなって」と悔しさをにじませた。いよいよライブ当日、彼らの渾身のパフォーマンスとは。そして昨年末、メンバーの新型コロナウイルス感染によりNHK紅白歌合戦初出場を辞退せざるを得なくなった。年が明け活動を再開させた深澤辰哉は、その時の率直な思いを語る。

No.32

Snow Man#3 With new colors

Snow Man#3 With new colors
  • アイドルグループSnow Man特集。Snow Manは結成当時、岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介の6人体制だった。そこにラウール、向井康二、目黒蓮が加入。懸命に自分の武器を磨く日々を送っている。去年10月、目黒蓮は大作ドラマ「教場II」の撮影に臨んでいた。主演は事務所の先輩である木村拓哉、警察学校の教官役。目黒はその生徒役。現場には緊迫感が漂う。カットがかかり和やかな空気が流れるも、目黒は背筋を伸ばしたまま。「現場に入ったらずっと警察学校の生徒でいようと思って、いま背中バッキバキですね」と明かした。向井康二は、子供の頃からカメラが趣味。普段からメンバーのポートレートを撮影する望遠レンズを持ち歩いている。その理由を「僕シャイボーイなんで、写真を一個挟んでカメラっていうのを通して相手のことを知れる」と話す。そんな向井のカメラには、メンバーの飾らない表情が収められていた。グループ最年少で現役高校生のラウールは、東京ガールズコレクションのステージで圧巻のダンスを披露。振りは全てアドリブ、表現者としての力を見せつけた。「自分たちよりすごいグループとか、すごい歌手は、世界を見たらいくらでもいるから、この先がエンタメの面白いところで。なんか起きないかなという一心でいます。って言ってるだけのやつめっちゃキモいんで、俺頑張りますけど」と高い志を高校生らしい表現で語った。

No.31

Snow Man#2 To the limit

Snow Man#2 To the limit
  • 快進撃を続ける9人組アイドルグループSnow Manを特集。今年1月に念願のデビュー、シングルは2作連続でミリオンセラーという驚異的な記録を達成した彼ら。万事順調に進むかに思えたデビューイヤーであったが、新型コロナの影響でデビューコンサートは中止に。さらに夏に予定していた舞台「滝沢歌舞伎 ZERO 2020」の公演も中止。そこで楽しみにしていたファンのため、映画「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」の制作が決まった。 7月のある日新橋演舞場では、グループ最年少で現役高校生のラウールによる、創作ダンスの撮影が進められていた。映画の撮影では、編集でカットをつなげるため、何度も同じ動きをしなくてはいけない。サビの部分、ラウールは感情を爆発させ圧巻のダンスで凄みを見せた。監督から「同じ動きはできる?」と問われ、ラウールは「できない」と答えた。感情を爆発させる表現は繰り返すことはできなかった。理解した監督は「つながりを考えなくていいです。一発にかけましょう」と撮影プランを変更した。 最大の見せ場の一つ「腹筋太鼓」も本番を迎えた。腹筋で体を支え続けながら太鼓を打つ、高い身体性をもってもギリギリまで追い込まれる演目。バチを握りしめ打ち続けるメンバーの指の皮は剥げ、強い痛みが走る。それでも懸命に叩き続ける。映像化ならではの試練に9人は限界まで力を振り絞り挑んだ。

No.30

Snow Man#1 From the origin

Snow Man#1 From the origin
  • 2020年1月に念願のデビューを果たしたアイドルグループ「Snow Man」特集。Snow Manはアクロバットを取り入れた迫力のあるパフォーマンスに定評があり、また、高い結束力と際立った個性が人気を集めている。デビューシングル「D.D.」はいきなりのミリオン超え、バラエティーの冠番組もスタート、快進撃を続けている。しかし新型コロナウイルスの影響が、彼らの活動に大きく立ちはだかる。3月に開催予定だった待望のデビューコンサートの中止が決定。深澤辰哉は「デビューライブだったから、どうしてもやりたかった。ファンの皆さんも待ってくださっていたから」と悔しい思いを語った。 また夏にはSnow Man主演の舞台「滝沢歌舞伎 ZERO 2020」の公演が予定されていた。しかしコロナ禍により公演は中止に。そこで多くのファンに楽しんでもらうため、舞台と映像を融合した新たなエンターテインメント映画「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」の制作が決定した。 稽古が始まったのは7月。自粛期間を経たメンバーの体は、激しい稽古に悲鳴をあげる。渡辺翔太は「1年前とかよくこんなに動けていたなと、俯瞰で見れるくらい別人の体になっている」と不安を語った。鮮烈なデビューを果たし、華々しい活躍が期待されていた9人を襲ったデビュー公演の中止という逆境。その壁に彼らはどう立ち向かうのか。過酷な挑戦に迫る。

No.29

Sexy Zone#4 場所

Sexy Zone#4 場所
  • デビュー10周年イヤーに突入したSexy Zone特集。 コロナ禍により3月から延期となっていた「POP×STEP!? TOUR 2020」は、10月29日~3日間、無観客オンラインライブとして形を変えて行われることとなった。Sexy Zoneにとって、無観客ライブは初めて。ライブ前日のリハーサルで、およそ15,000の空席を前にした菊池風磨は「本番とリハーサルの状況は変わらないことになってしまうので。今回は意識して、ピークを迎えないように」と、無観客ならではの気持ちの作り方を語った。また、松島聡は「(ファンと)会えなくても気持ちで繋がれたらいいなと思う」と語り、画面の向こう側にいるファンに想いを寄せていた。 そして、佐藤勝利がライブのソロで披露する『Show must go on』は、佐藤自らが作詞した楽曲。そのソロ曲の演出に、恩師への思いを込めたという佐藤は「今までのジャニーズの王道を全部詰め込んだんですよ。ジャニーさんが理想としていたジャニーズ像みたいなもの。それを僕は追い求めてきたし、求められてもきた」と語った。 そして迎えた、本番当日。およそ8ヶ月の時を経てようやく辿り着いた無観客オンラインライブのステージに、彼らは向かった。

No.28

Sexy Zone覚悟

Sexy Zone覚悟
  • デビュー10周年イヤーに突入したSexy Zone特集、episode3「覚悟」 平均年齢14.4歳、ジャニーズ史上最年少デビューを果たした彼ら。今年8月には病気療養中だった松島聡が、およそ1年9ヶ月ぶりに復帰した。 活動を再開して間もなく、松島は復帰後初となる音楽特番に向け、新曲「RUN」のダンス練習に懸命に励んでいた。5人としてのパフォーマンスも、復帰後初となる今回。松島は「不安をなくしたいんだ」と、1年9ヶ月のブランクと必死に闘っていた。そんな松島に菊池風磨は「気合いみたいなのは素晴らしいなと思う反面、やっぱり一生懸命頑張りすぎる所があるので、そこらへんのペースは僕ら周りが作っていってあげなきゃいけないのかなと思いますね」と語った。 迎えた本番当日。会場の片隅で、直前まで5人でのダンスの最終調整を行い、さらには一人での自主練習を申し出る松島だったが、他のメンバーはそんな松島に寄り添うように、一緒に振りの確認を行なっていた。緊張のパフォーマンスは、果たしてどんな結果になるのか。 番組では、最新曲「NOT FOUND」のPV撮影現場、メンバー揃ってのラジオ番組出演、先輩グループ嵐のレギュラー番組へのゲスト出演など、この夏に過ごしたグループの新たな活動にも密着した。

No.27

Sexy Zone5人

Sexy Zone5人
  • 今年、3月に行う予定だったライブは、新型コロナウイルスの影響により日程を改める事となり、その間メンバーは一人一人が自分たちの出来ることに力を注いでいた。 また、中島健人と菊池風磨は、同時期の入所以来、お互い切磋琢磨してきた存在。ジャニーズJr.時代から“ふまけん”の愛称で親しまれていた。中島は菊池への思いを「彼に関しては12年一緒にいるので、嫌いになることもあったし、好きになることもあったし、どうでもいいと思うこともあった。それでも隣にいるのはあいつだった」「今、菊池はバラエティの仕事も多くて、良い道を歩んでいるなと思う。かっこつけなくなってるところがすごく好き」と最近の菊池の活躍について語った。一方、菊池は「中島はポイントゲッター、シューターだから上手くパスを回し、円滑にしていくのが自分の役目。それは強く思いますね」と語る。互いを認め合い、尊重し、そして共に闘っていく覚悟が二人にはあった。 そして、病気療養のため活動を休止していた松島聡がおよそ1年9ヶ月ぶりに復帰を果たした。佐藤勝利は自らがメインパーソナリティを務めるラジオ番組で「2年弱は心配をかけちゃったんですけど・・・聡くんがメンバーでいることが僕らにとって当たり前というか・・・これからSexy Zoneの真の姿を見せていきます」と声を詰まらせながら語った。

No.26

Sexy Zone葛藤

Sexy Zone葛藤
  • 今年デビュー10周年イヤーに突入する5人組グループ「Sexy Zone」を特集。 2011年に、グループ平均年齢14.4歳という史上最年少デビューを果たしたSexy Zone。華々しいデビューからこれまで、シングル曲19作が連続オリコンチャート初登場1位を記録、24時間テレビのメーンパーソナリティーを務めるなど、全てが順風満帆に思える彼ら。しかし、菊池風磨は「このグループに関して焦らなかった事は一回もないです」と語り、中島健人も「自分たちの力不足を感じる」と、胸の内を語る。彼らが抱く意外な思い、そして葛藤とは何なのか・・・?約8カ月に及ぶ密着で、人知れぬ内面をひもといていく。 取材を開始したのは今年3月4日、全国ツアー「POP×STEP!? TOUR 2020」のリハーサルからだった。ライブ初日に向かって、メンバーはそれぞれが意見を出し合いながら衣装やセット、演出を創ろうとしていた。しかし、そのわずか3日後、無情にもライブ中止の知らせが届く・・・。その後も振替公演に期待した彼らだったが、コロナ禍は収束せず、10月に無観客オンラインライブとして形を変えて実現することとなる。 その途中、彼らは、ある楽曲とめぐり合う。18枚目のシングル『RUN』、新たな一歩を踏み出すに相応しい疾走感あふれる応援歌だった。“僕らはまだ何も残せていない”“僕らだけの答えに辿り着けばいい”まるで自分たちとリンクするような歌詞に、特別な思いを抱いていく。そしてもう一つ、2018年11月から体調不良により活動休止していた大切なメンバー、松島聡への思いもあった。中島健人は「この曲は聡ちゃんに対しての意味も込められてる。“君がいなきゃ何も始まらない”彼の希望に繋げる、橋渡しソングになる」と熱く語った。そして迎えた、『RUN』リリースから1週間後の8月12日。メンバー4人と松島の絆が結ばれるかのように、松島聡が1年9ヶ月ぶりに復帰。デビュー10周年を目前に、4人が、5人となる。

No.25

関西 ジャニーズまだ見ぬ僕らを探して

関西 ジャニーズまだ見ぬ僕らを探して
  • 人気沸騰中の関西ジャニーズJr.7人組ユニット、なにわ男子を特集。 2020年1月にはデビュー前にも関わらず京セラドーム大阪で関西ジャニーズJr.として初のライブを行い、3公演でおよそ13万人を動員。ところが、新型コロナウイルスの影響により、3月に予定されていた両国国技館単独ライブは中止に・・・。西畑大吾は「他に予定していたお仕事も延期になったり、あの時はマジで先が見えへんかった。暗闇の中で手探りで進んでいるような、どこにもぶつけることができない感覚だった」と当時を振り返った。 再び動き出したのは7月。ホームグラウンド大阪・松竹座での無観客生配信ライブに向け、リハーサルが行われていた。これまでと違い先輩のサポートがない中、自分たちで演出や魅せ方を考えなければならない。最年少18歳の長尾謙杜は、衣装デザインにも少しずつ携わるようになり、個々のスキルに磨きをかけていく。 そして迎えた本番では、両国国技館で披露するはずだった新曲を初披露。日本らしい桜をあしらったセットを背景に、和傘を用いた和テイストの演出で松竹座のステージを華やかに彩った。終演後、大西流星は「今までため込んでいたものが、今日の公演でぶつけられました」と語った。 コロナ禍で立ち止まる事を余儀なくされた彼らが、充電していたものを解き放ち、再びステージで輝くまで。なにわ男子7人で過ごした、かけがえのないひと夏の記録をお届けする。

No.24

関西 ジャニーズ一歩でも その先へ

関西 ジャニーズ一歩でも その先へ
  • 関西出身の7人組人気グループ、ジャニーズWESTを特集。 ジャニーズWESTは今年、デビュー7年目にして自身初となる念願の東京ドームを含む全国ツアーが予定されていた。しかし、コロナ禍により中止に・・・。重岡大毅は「普通に悲しかったですね。27歳ですけど、27歳のライブって27歳の時しか出来へんし。いろんな事を思うと、やっぱり辛いですよね」と、語った。 そんな状況の中でも、大阪から全国に元気を届けたいと、関西ジャニーズのアイドル達による無観客生配信ライブプロジェクトがスタート。その舞台は、同じくコロナ禍で休演が続き、苦境に立つ大阪・松竹座。ここはジャニーズWESTにとって自分たちを育ててくれた大切な場所。松竹座での生配信は、お世話になってきたスタッフへの恩返しでもあった。 本番直前の控室から聞こえてきたピアノの音――重岡がひとり、大切な曲の最終確認を行っていた。重岡自らが作詞作曲した『間違っちゃいない。』。今回は重岡のピアノ演奏にのせ、披露する。重岡は「メンバー7人で初めてステージに立ったのも松竹座だし。本当に青春の場所。成長させてもらいましたね。僕らのホームですね」と、松竹座に育ててもらった日々を振り返る。この夏、ドームでの公演は叶わなかったが、支えてくれる人への感謝を胸にホームグラウンドでのステージに立つ7人がいた。

No.23

関西 ジャニーズ試練の無観客

関西 ジャニーズ試練の無観客
  • Episode2「試練の無観客」は、関西を拠点に活躍の幅を広げる関西ジャニーズJr.のユニット、Lil かんさい、Aぇ! groupを中心に特集する。 伝統の松竹座で、生配信ライブに挑むこととなったAぇ! groupとLil かんさい。彼らにとって“無観客”での生配信は初めての経験・・・。しかも今回は、歌やダンスだけでなく、ライブのほとんどがコントという構成だ。普段は観客のリアクションや笑い声の中で行うコントを、無観客の中で行わなければならない。Jr.の育成、公演のプロデュースも手掛ける関ジャニ∞横山裕は「これは本当に厳しい戦いになるぞ」とメンバーに伝えた。 リハーサルと同時進行でコントの構成を組み立てる横山は「テンポでいかないと結構キツイと思う、配信のコントって。できるだけ間をカットした方がいいんじゃない?」と、観客の笑い声がない場をイメージしながら演出をしていく。 次に生配信ライブを行うのは、高校生グループLil かんさい。センターの嶋﨑斗亜は「そこまで責任感を持てていなかったんですよ、今まで。今回は僕たちが一番お兄ちゃんだし、小さい子たちも目立たせてあげんとアカン。僕たちもこれを乗り越えて、いいグループになっていけたらね」と語った。先輩に頼ってきた立場から後輩を引っ張っていく立場へ・・・関西ジャニーズならではの伝統の階段を一歩ずつ登っていく。

No.22

関西 ジャニーズ揺るぎない覚悟を

関西 ジャニーズ揺るぎない覚悟を
  • 2020年、新型コロナウィルスの影響によってエンターテインメントの世界も大きな打撃を受けている。アイドルとしてステージに立ち、ファンに幸せや関西ならではの笑いを届けてきた彼らも、ライブや舞台の中止を余儀なくされた。 先の見えない状況の中でも「エンターテインメントの力で、生まれ育った街、大阪から日本を元気にしたい」と、故郷への恩返しの気持ちを込めて、彼らはある一つのプロジェクトをスタートさせた。 題して『Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~』。 そのプロジェクトとは、2020年7月28日“なにわの日”に万博記念公園で行われた総勢70名以上の野外ライブを皮切りに、無観客生配信ライブを行うというもの。そしてそのステージは、自分たちを育ててくれたホームグラウンド、大阪・松竹座へと続いていった。 番組が密着取材をスタートしたのは7月上旬。この日は関西ジャニーズJr.の人気ユニット、なにわ男子のリハーサルが行われていた。道枝駿佑は、「自粛期間で溜まっていた部分を大放出する場でもあるので、成長した姿を見て欲しいなと思います」とカメラに向かって熱い意気込みを語った。 ライブのリハーサルが続く中、関ジャニ∞の大倉忠義は合間にも一人、振付の確認に余念がない。そんな先輩の姿を間近で見ていた後輩たちは、何事にも手を抜くことなく真剣に取り組む姿勢を改めて学び、気を引き締めていく。この先輩から後輩へと受け継がれていく縦の繋がりこそが、関西ジャニーズの伝統なのだ。そして、安田章大は「色んな人が関わってくれているなって感じがしました。スタッフの方々の気持ちを台無しにしないようにステージに立たないとね」とスタッフへの感謝の思いを語った。 8月に入り、いよいよ松竹座の本番を迎えようとしていた。しかし、その直前、大倉は体調不良により本番を欠席する事になってしまう。この頃の大倉は大阪でのライブリハーサルに加え、東京でのドラマ撮影などが重なり、多忙を極めていたのだ。これまでも幾多の困難を乗り越えてきた5人だが、大倉不在の中、果たしてどんな生配信ライブをファンに届けるのか?村上信五は「ジャニーさんがハプニングを楽しめるようにならないとダメだ。慌てるんじゃなくどう対応するかが大事だって言われました」と語った。 大倉の不在をカバーし、観客に笑顔をもたらすことは出来るのか。そしてその先輩の姿は、後輩たちの目にどのように映っていたのか?関西ジャニーズ一丸となって駆け抜けた、真夏の闘いを追う。

No.21

堂本光一 後編

堂本光一 後編
  • 最終回は「堂本光一」。舞台「Endless SHOCK」の主演として21歳から帝国劇場のステージに立ち、40歳を超えた今なお身体を張った演出でその作品を守り続ける堂本。20年という長きにわたり、この舞台で生きてきた者の強い信念を追った。 ある日の稽古、堂本は珍しくキャストたちを追い込んでいた。練習していたのは「Higher」という曲。マイケル・ジャクソンの振付で有名なトラヴィス・ペインがダンスを手掛けた、難易度が高い上に体力的にもハードなナンバーだ。堂本は9年前アメリカに渡り、トラヴィス・ペインとステイシー・ウォーカーから直接振付を教わった。当時について「厳しいんですよ。オモイキリ!アト2回!とか。もう立てないよってくらいヘトヘトになったときに、2人が『みんなこれで家族になれたね』って言ったんです。本当にその通りで。同じ苦しみを共有した瞬間だった。そこには素晴らしい達成感があって、作品を良くするための作業だった」と話す。そして、今回、稽古場では堂本がキャストに『オモイキリ!アト2回!』とげきを飛ばしていた。最後には堂本自身も加わり、皆でヘトヘトになるまで踊る。そこには、より良い作品を目指し皆を率いる座長の姿があった。 演者としてだけでなく作り手としても関わり続ける堂本は、このステージにどんな思いを抱いているのか。「Endless SHOCK」を通して、堂本光一を徹底的に紐解いていく。

No.20

堂本光一 前編

堂本光一 前編
  • 舞台「Endless SHOCK」の主演として21歳から帝国劇場のステージに立ち、40歳を超えた今なお身体を張った演出でその作品を守り続ける「堂本光一」を特集。20年という長きにわたり、この舞台で生きてきた者の強い信念を追った。 「Endless SHOCK」は、歌やダンス、フライング、22段にも及ぶ大階段落ちなどを盛り込んだミュージカル。ニューヨークの小劇場でショーに出演する若者たちが、ブロードウェイでの成功を夢見る姿を描いた物語だ。 2000年に「MILLENNIUM SHOCK」として帝国劇場で初演されて以来、進化を重ねてきたこの作品は、今年で上演20周年を迎えた。ジャニー喜多川が脚本と演出を手掛け、当初は、アクションやイリュージョンなど、次々と繰り広げられる派手な演出を重視していた。2005年、「Endless SHOCK」にタイトルを変え、堂本自身も演出、脚本に参加するように。それまでの派手な演出をストーリーの中に組み込み、登場人物の生き様として表現するようになったことで、作品は一層高く評価された。そして、今回、メモリアルイヤーのライバル役キャストに、KAT-TUNの上田竜也が指名された。その他の共演者も半数以上が一新された今年のステージは、どのように作り上げられたのだろうか。 「Endless SHOCK」を通して、堂本光一を徹底的に紐解いていく。

No.19

Kis-My-Ft27色の光

Kis-My-Ft27色の光
  • 今年、デビュー10年目を迎える7人組アイドルグループ「Kis-My-Ft2」。 昨年11月、彼らはグループとして初となる海外パフォーマンスに挑もうとしていた。 本番前日、彼らは、武器であるローラースケートを履き、実際の会場でリハーサルを行った。ステージとなるランウェイは狭く、すれ違うのがやっとだ。ローラースケートのパフォーマンスで命ともいえる疾走感を出すのが至難の業だった。北山宏光は、「うまくコミュニケーションをとりながらやっていく。どうスピード感を出せるかが勝負」と語る。果たして彼らは、会場を埋め尽くす観客を盛り上げられるのか。 いよいよ迎えた本番、そこには、狭さをものともせず、ステージを駆け回る7人の姿があった。どんな状況でも、持てる力をすべて出す。それが彼らにローラースケートを授けてくれた人の教えだ。本番後、玉森裕太は「もちろん緊張はしていたし、盛り上がるのかなとか色々考えていた。でも、すごくあたたかく迎えてくださって一緒に盛り上がれたので感動しました」と語った。 また、昨年末、初出場を果たしたNHK紅白歌合戦にも密着。藤ヶ谷太輔が「全員が王子様みたいなグループではない」、北山が「みんな若干変だよね、いい意味で。みんな違うからいいよ」と言うように、王道でも王子様でもなく若干変な7人は、これからどんな未来を目指すのか。7色の光が放つ輝きを追う。

No.18

Kis-My-Ft2その先へ

Kis-My-Ft2その先へ
  • ローラースケートを武器に活躍する7人組グループ「Kis-My-Ft2」。メンバーの横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永は、4人での初主演舞台に臨んでいた。舞台は、横尾と千賀、宮田と二階堂の二組に分かれ、それぞれのペアが、盲目の兄とそれを支える弟という設定を演じる。盲目の兄を演じることに苦戦していた宮田が、弟役の二階堂とともに初日を迎えた。宮田は相手を一切見ないということで、役を作り上げようとしていた。初日を終えた宮田は「音だけで芝居するのは不安だった。でも二階堂の声はずっと聞いてる声だから、その声はやっぱり頼りになりますよね。やっぱり二階堂の声はいいなと思いました」とメンバー同士の絆を語る。 横尾と千賀のペアも初日を迎えた。稽古期間中、あるセリフにずっと悩んでいた千賀は、初日を終え、「すごく難しく考えていたんだと思います。横尾さんの役作りもあるんで、俺が沈みすぎるとあんまり合わないなと思って、そういう人間模様を大事にしたらバランスが良くなったと思います。」と語った。 また、台湾での海外初パフォーマンスに向け中国語レッスンを受ける7人、そして昨年のクリスマスに行われた、Kis-My-Ft2がパーソナリティを務めた24時間のラジオ生放送にも密着。デビュー10年目という大きな節目を前に、さらなる挑戦を続ける7人を追った。

No.17

Kis-My-Ft2未知の舞台へ

Kis-My-Ft2未知の舞台へ
  • 今年デビュー10年目を迎える7人組グループ「Kis-My-Ft2」。メンバーの横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永で結成された異色のユニット「舞祭組」が初主演舞台に挑む姿を追った。 舞台は、横尾と千賀、宮田と二階堂の二組に分けて上演され、それぞれのペアが同じ兄弟を演じる。とある兄弟に訪れる人生の選択とその末路を描いた物語だ。千賀は「玉森と北山と藤ヶ谷は大事な存在だしたくさん背負ってる部分もあると思う。4人の時は僕たちだけでどこまでできるかがチャレンジ」と意気込みを語る。 宮田は盲目の兄を演じることに苦戦していた。「めっちゃむずい。目が合って会話しているように見えてしまう」と厳しい表情を見せる。舞台のセットも出来上がり、稽古が佳境を迎えつつあった頃、宮田は動きだけでなく、その人の心をどう演じるかという課題に向き合っていた。演出家と心情を確認していくも不安がぬぐい切れない表情を見せる。普段はグループのムードメーカーだが、稽古が残り数日しかない焦りも相まってか、その表情からは笑顔が消え、一人で必死に台本を再確認する。 アイドルらしからぬパフォーマンスで知名度を上げた舞祭組が挑む初主演舞台。どう演じればより観客に伝わるのか、それぞれが自らの役と必死に向き合う。苦悩の表情を見せつつ稽古を重ねる4人から、果たしてどんな舞台が生まれるのか。表では決して見せることのないリアルな表情に迫る。

No.16

Kis-My-Ft2僕らの覚悟

Kis-My-Ft2僕らの覚悟
  • 今年デビュー10年目を迎える7人組グループ「Kis-My-Ft2」。メモリアルイヤーを目前に控え、ますます活躍の場を広げる彼らの7カ月を追う。 昨年12月、玉森裕太はドラマで料理人を演じていた。あるシーンの撮影で、野菜の入った大きなカゴを手に持つ玉森。撮影の合間、スタッフが代わりに持とうとするが、カゴを手放そうとしない。この仕事に向き合う姿勢の原点にはデビュー前の苦い記憶があった。「後輩が先にデビューしたときは精神的にも結構しんどかった。でも結果それがバネになって腐らずにできた」と当時を振り返る。 藤ヶ谷太輔はミュージカルに初挑戦。多くの女性を魅了する男が真実の愛を知る物語で、主人公を演じる。稽古では、ミュージカル独特の発声を一から学んだ。加えて、スペインが舞台の物語の為、フラメンコのステップも覚えなくてはならない。藤ヶ谷は「初めてだから全部が難しい」と苦戦しながら稽古を重ねる。迎えた千秋楽、「ミュージカルが大好きなジャニーさんが稽古期間中に亡くなってどうしようと思ったけど、よくShow must go onと言っていたので全公演走り抜くことができた」とこみ上げる思いをこらえながら語り、観客の前でたまらず涙をこぼした。 また、北山宏光が挑んだ主演舞台にも密着。個人としてもグループとしてもさらに飛躍を遂げる彼らの日々に迫る。

No.15

HiHi Jets試練の2019

HiHi Jets試練の2019
  • ローラースケートを武器に活動するジャニーズJr.内の5人組ユニット「HiHi Jets(ハイハイジェッツ)」。5人中4人が10代という彼らの夢は「伝説のグループになること」。昨年夏、約1カ月にわたり開催されたコンサートでは、他のジャニーズJr.内ユニットとともに10万人以上を動員。人気は確かだ。 昨年7月、5人はKing & Princeの岸優太と神宮寺勇太が主演を務めるジャニーズ伝統の舞台『DREAM BOYS』に出演することが決定。デビュー前のジャニーズJr.にとって登竜門とも言える舞台だ。主人公の弟という大役を任されたセンターの髙橋優斗は、大先輩・堂本光一の指導の下セリフの稽古をし、アドバイスを自分のものにしていく。その時期、ドラマ出演にグループでの公演と多忙を極めた髙橋だが「今、僕たちは学ばなければいけない時期」と常に前を向き続ける。 この舞台には、彼らの見せ場として武器であるローラースケートで動き回りながらバトンをパスするという難易度の高いパフォーマンスがあった。練習では失敗が続いた彼らだが、迎えた初日、5人はノーミスで終える。 ユニットの絆を何よりも大切にするHiHi Jets。井上瑞稀は「仲良くするのが一番かな。何十年後も5人仲良く笑っていられたら」と目指すべきグループの在り方を語る。「伝説のグループになる」という夢に向かってもがく彼らの今がここに記される。

No.14

HiHi Jets伝説のグループへの道

HiHi Jets伝説のグループへの道
  • ローラースケートを武器に活動するジャニーズJr.内の5人組ユニット「HiHi Jets(ハイハイジェッツ)」。5人中4人が10代という彼らの夢は“伝説のグループになること”。昨年夏、約1カ月にわたり開催されたコンサートでは、他のジャニーズJr.内ユニットとともに10万人以上を動員。人気は確かだ。 6月、夏のコンサートに向けリハーサルが始まった。5人は、高さ1.7メートルのローラースケート用バンクを駆け降りる演出を取り入れることに。グループ1のローラースケート技術を誇る猪狩蒼弥を筆頭に、作間龍斗、井上瑞稀、橋本涼も難なくバンクの駆け降りに成功するが、ジャニーズへの入所が最も遅かった髙橋優斗はなかなか成功できない。そんな髙橋に、メンバーは「今のいけそうだったよ」「初めからルートを曲げて設定するといい」と声をかけ、温かく見守る。何度も練習を繰り返したのち無事にバンクを駆け降りることができるようになった髙橋について、井上は「やるんですよ、言った分。やってきてくれる人なので」と語る。そこには、いつも本音でぶつかり合ってきた5人だからこそ、どこまでも互いを信用しあうユニットの絆があった。 猪狩が「期待値の上をいっていたい」、井上が「限界を決めちゃったらそこまでしか伸びないので、限界を決めないです」と言う通り、無限の可能性を秘めている彼ら。もがきながら成長を続ける若者たちの記録がここに描かれる。

No.13

King & Prince~2年目の覚悟僕らのShow must go on

King & Prince~2年目の覚悟僕らのShow must go on
  • デビュー2年目も快進撃を続けるKing & Princeの特別編。東京・帝国劇場で平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人の3人が出演中の舞台『JOHNNYS' IsLAND』に密着した。 この舞台は、ジャニー喜多川が生前、エンターテインメントの集大成と位置付け、創り続けたシリーズの10作目。かつてはHey! Say! JUMPやSexy Zone、A.B.C-Zなどあまたの先輩たちが演じてきた。その伝統の舞台を平野、永瀬、髙橋が引き継ぎ、平均年齢15.5歳の出演者の座長として使命を背負い、舞台に立っている。テーマは、ジャニー喜多川が生前訴え続けた平和の尊さや楽しみにしていた東京五輪など。さらに、ジャニー喜多川の金言「Show must go on」の本当の意味を見つけるというテーマが新たに加えられている。 実は、King & Princeのメンバーもジャニー喜多川から直接「Show must go on」の意味を聞いたことはないという。番組では、その言葉をどのように捉えているのかそれぞれにインタビューを行った。平野は「SHOWをしている事が平和であり、平和だからSHOWができる。それを絶やさないという意味でもShow must go onなのでは」と答えた。 ジャニー喜多川の魂を継承し、3年目へとひた走るKing & Prince。その確かな軌跡がここに描かれる。

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