十二国記(アニメ)

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No.45

東の海神 西の滄海 転章

東の海神 西の滄海 転章
  • 【シーズン1 最終話】蓬莱で育った陽子は、十二国の世界に存在する「天」というものを信じきることができずにいた。それ故に自分もいつかは、やはり「天」を疑っていた昇紘と同じようなことをしかねないと不安を抱いていた。そんな陽子に延王は「もう一人の俺」と呼んだ斡由の話をしてくれた。その事の意味を、陽子はもう一度振り返り…。

  • 陽子は、延王・尚隆が話してくれた「もう一人の俺」斡由との過去、その話の意味をもう一度振り返っていた・・・。六太の使令・悧角によって倒された斡由。一方更夜は、「ろくた」を止めた。そして瀕死の斡由にとどめをさしたのは、尚隆だった。尚隆は更夜に「ろくた」と更夜が暮らせる場所、妖魔が追われることのない国をつくると約束する。更夜は、雁がそんな国になるまで黄海で待つといって去っていった。それから数百年、更夜はいまだ尚隆と六太の前には現れていない。

No.44

東の海神 西の滄海 終章

東の海神 西の滄海 終章
  • 斡由の命によって送り込まれた州師の部隊は、突如築き上げた堤を切り始めた。一瞬にして穏やかだった雰囲気は壊され、民と州師の間で戦闘が行われてしまう。部下からその報告を受けた成笙は、民を救うべく先陣を切って州師の所へと向かうのだった。そして、六太は関弓に戻ることを告げるため斡由の元を訪れるが…。

  • 女官の助けにより抜け出した六太は、抜け道である地下道で迷っていた。そこへ元州大僕らが六太を探しに来た。その部下の声に、六太は目を見開いた。一方、漉水をはさみ頑朴対岸にとどまる王師と兵卒らは、土嚢を積みあげ堤を築いた。上流で降り出した雨に漉水の水かさは増し始めている。堤のおかげで川の氾濫の心配はない、そう民達は安堵していた。しかし、漉水上流・新易にある北囲の廬に、斡由の命により州師が乗る騎馬二百騎があらわれ、突如築き上げた堤を切り始める。

No.43

東の海神 西の滄海 三章

東の海神 西の滄海 三章
  • 成笙率いる王師軍は、漉水を挟んだ頑朴の対岸側に陣を設け、民からの志願兵を募りながら不気味なほど静観していた。その兵数は既に二万余りとなり、さらに王都関弓に残留した兵数は三万にも達しようとしていたのだ。その様子を頑朴山の中腹から監視していた州兵の中に、名を偽って潜入した尚隆の姿があった…。

  • 尚隆が王になる前の荒廃する雁国で、斡由は元州の民のためにと父である州候・元魁から位を奪い、そして民を守った。元州だけが豊かだった。しかし、延王・尚隆がたち他州が潤い、元州との差はなくなっていった。元州をもっと潤わせるため、自治を取り戻そうと六太を捕虜とした斡由は、王位を簒奪する逆賊とうつった。それは、関弓を出て元州に着いた志願兵の軍が二万を超えていたことより明らかだった。一方六太は、看病をしていた女官・銘心から地下の道を使い逃げるようにと言われる。

No.42

東の海神 西の滄海 二章

東の海神 西の滄海 二章
  • 斡由の目的に納得し、自ら元州に捕えられることを承諾した六太。だが、斡由は最終的に王の上にさらなる権力を持った上帝位という官位を設けることで、王の代行者を立てるべきだと考えていたのだ。このままでは尚隆と斡由の二人が戦うことは避けられないと六太は感じ、更夜に斡由を止めて欲しいと頼むが…。

  • 更夜の手により元州に連れ去られた六太は、角を封じられ、元州牧伯・驪媚と共に牢に囚われた。それはすべて当時元州を束ねていた斡由の差し金だった。斡由は、麒麟が選んだ王が玉座につくのは間違いだといい、王の全権を官に譲れ、そう六太に主張した。このままでは尚隆と斡由の戦いは避けられないと六太は感じ、元州夏官の射士となっていた更夜に斡由を止めてくれと頼む。しかし更夜にとって斡由は、ひとりぼっちで居場所のなかった自分に、居場所を与えてくれた恩人だった。

No.41

東の海神 西の滄海 一章

東の海神 西の滄海 一章
  • 陽子たちが延王を訪ねてやってきた場所は元斡由という人物のお墓だった。延王は戸惑う陽子に自身が登極して二十年たった頃の話を語り始めた。 かつて雁国はすさまじい荒廃が見られたが、六太が尚隆を王として選んだことにより大地には緑が増えてきていた。六太はふと昔に出会った「更夜」という子供のことを思い出し…。

  • 尚隆が雁国の王、延王として登極し二十年。一度滅んだともいえる程のすさまじい荒廃が見られた雁国だったが、大地には緑が増え何とか復興に向かいつつあった・・・。その頃雁国にある州の一つ、元州が謀反を起こそうとしているという噂がたちはじめていた。内乱になるのかもしれない、もともと慈悲深い生きものである麒麟の六太は心を痛めていた。戦は大人だけでなく、子供たちまで不幸にする。ふいに六太は、昔元州で出会った妖魔に育てられた少年、更夜のことを思い出す。

No.40

乗月

乗月
  • 前王が絶たれて四年。新たな王が立つまでの間を州侯の一人が仮の王として国を統べている芳国に慶からの使者が到着していた。突如慶国の使者がやってきたことに驚きを隠せない恵州侯月渓。この月渓こそが空座となった芳国の玉座を仮王として立ったのだと聞き、桓魋が景王陽子からの書状を持って訪ねてきたのだった…。

  • 芳国で、恵州候・月渓が先代の峯王・冽王を討って4年の年月が流れた。慶国の新しい禁軍将軍・カンタイは、空座となった玉座を月渓が仮王として治めていると聞き、景王・陽子からの親書を持って芳国を訪れた。しかし月渓は、朝廷が多少なりとも鎮まった今、恵州に戻る決意をしていた。冽王を討つという大罪を犯した自分が、王宮に留まり仮だとしても王として国を治めてはいけないと考えていたのだ。

No.39

風の万里 黎明の空 終章

風の万里 黎明の空 終章
  • 王直属の軍隊である禁軍が陽子たちの敵として現れる。だがそれによって陽子は王である陽子の了解を得ず勝手に禁軍を動かした人物がいることを知り、呀峰と昇紘の後ろ盾として裏で取りまとめていた元冢宰、靖共の存在に気づく。これ以上勝手はさせないと決意する陽子のもとに、金色の鬣を持つ一頭の獣が舞い降りてきた…。

  • 蜂起の起きた拓峰の街へ王直属の軍隊である禁軍が陽子達の敵として現れる。だがそれによって陽子は、王の了解を得ず勝手に禁軍を動かした人物がいる事を知り、呀峰と昇紘の後ろ盾として裏で取りまとめていた元冢宰・靖共の存在に気付く。靖共にこれ以上勝手はさせないと決意する陽子のもとに、金色の鬣を持つ一頭の獣が舞い降りる。その光景を呆然と見つめる誰しもが、それがこの慶国に唯一無二の存在、「麒麟」だと分かる。

No.38

風の万里 黎明の空 十五章

風の万里 黎明の空 十五章
  • 州師にも勝る勢力となった陽子たちだが、それでも街の人は静まり返ったままであった。そんな街の人の気持ちが、梨耀に仕えていた時に抱いていた自分の気持ちと似ているのだと鈴には良く分かった。祥瓊もまた同じ気持ちで、次の呀峰や昇紘のような人物を生み出さないで欲しいという願いが景王に届けばいいと陽子に話す…。

  • 陽子達はカンタイの部隊が加わった事で州師にも勝る勢力を得た。それでも拓峰の街の人たちが蜂起する気配はなく、静まり返ったままであった。鈴は、我慢することで自分の不幸を慰めている街の人たちの気持ちと、梨耀に仕えていた時の自分の気持ちが似ていると感じていた。祥瓊もまた同じ気持ちで、二人はこの乱によって二度と呀峰や昇紘のような人物を生み出さないで欲しいという願いが景王に届けばいい、と陽子に話す。

No.37

風の万里 黎明の空 十四章

風の万里 黎明の空 十四章
  • 昇紘の住む郷城を警備していた兵士たちを巧みな作戦によって分散させ、郷城への突入に成功した陽子たちは昇紘を捜すため二手に分かれる。そして陽子は驃騎と班渠から昇紘の居場所を聞き、昇紘を見つけ出した。陽子の赤い髪に見覚えがあった昇紘は陽子の正体に気づく。そんな中、鈴は陽子が捕えさせていた浅野と出会い…。

  • 郷城への突入に成功した陽子と虎嘯は昇紘を捜すため二手に分かれる。そして陽子は驃騎と班渠から昇紘の居場所を聞き、ついに昇紘を見つけ出した。陽子の正体に気づいた昇紘は、天意の存在を確信し、剣を投げ出し陽子に「殺せ」と言い放つ。一方、鈴は浅野と再会する。鈴から状況を聞いた浅野は自分にも何か出来る事はないかと考え、以前追いはぎから救ってくれた人たちに助けを求めるため、一人明郭を目指すのだが・・・。

No.36

風の万里 黎明の空 十三章

風の万里 黎明の空 十三章
  • 陽子は郷長昇紘の酷吏を許さんとする名目で集まった虎嘯たちに加わり、これを機にその乱が始まった。夕暉は、まず兵士たちの分散させるために少数の人数で本体となる屋敷ではなく別宅となる屋敷と凶作のための蓄えが納められている蔵を襲撃する。拓峰の街で起こった乱の知らせが祥瓊のいる明郭の街にも届いていた…。

  • 和州止水郷・郷長酷吏である昇紘を倒すために集まった虎嘯たち一党に加わった陽子。それを機に、拓峰で乱が始まった。作戦の指揮を担うのは夕暉。昇紘の別宅や蔵を襲った跡には、「殊恩」という文字を残した。それは「昇紘を誅する」という意味だった。一方、拓峰で起こった乱の知らせが祥瓊のいる明郭の街にも届いていた。カンタイは、虎嘯たちの一見無意味な襲撃が実は巧みな作戦であり、それと同時に見落としている事があると言う。

No.35

風の万里 黎明の空 十二章

風の万里 黎明の空 十二章
  • 陽子は里家を襲った人物の手掛かりを掴むため、まず遠甫を訪ねてきた怪しい男の仲介役であった労の家を訪ねる。一方、桓魋たちの仲間となった祥瓊は、和州に乱を起こすための軍資金を得るため、冬器の荷をある場所まで運んで欲しいと頼まれる。また、鈴も虎嘯から冬器を購入してきて欲しいと、その運び役を頼まれていた。

  • 陽子が瑛州から和州へと旅していた間に、何者かによって里家が襲われ、蘭玉が命を落とす。遠甫の行方は分からず、ひとまず瀕死の桂桂を金波宮へと運ぶ。陽子は里家を襲った人物の手掛かりを掴むため、以前遠甫を訪ねて来た、怪しい男の仲介役だった労の家に向かう。一方カンタイ達の仲間となった祥瓊は、乱を起こす軍資金を得るため冬器の荷をある場所まで運ぶよう頼まれる。また、鈴も虎嘯から冬器を購入して来て欲しいと運び役を頼まれていた。

No.34

風の万里 黎明の空 十一章

風の万里 黎明の空 十一章
  • 明郭の街で兵士に追われる祥瓊は、桓魋に助けられた。屋敷に案内された祥瓊は彼から和州に住む「二匹のケダモノ」と呼ぶ人物のことを聞かされる。虎嘯たちの仲間となった鈴は、昇紘を庇っている和州の州侯、呀峰もまた敵であると聞く。慶の国に過酷な刑罰があることを知らされた陽子は虎嘯と夕暉のいる宿を訪ねるが…。

  • 明郭で兵士に追われ逃げ場を失った祥瓊は、カンタイという一人の男に助けられた。屋敷に案内された祥瓊はカンタイから和州に住む「二匹のケダモノ」と呼ぶ人物の事を聞かされる。虎嘯たちの仲間となった鈴は、昇紘をかばう和州の州侯、呀峰もまた敵であると聞く。そんな折、虎嘯の宿へ陽子が訪ねてくる。そこで鈴と再会した陽子。景王が郷長昇紘をかばい和州候を保護し、逆に民に慕われていた麦州侯をやめさせた、そんな鈴の言葉に陽子は衝撃を受ける。

No.33

風の万里 黎明の空 十章

風の万里 黎明の空 十章
  • 清秀の命を奪った郷長昇紘の悪事を許し、かばっているのが景王であるという噂を聞いた鈴は慶国の王宮を訪ねる。その頃、陽子は和州の状況を調べるために、景麒を連れて州都である明郭へと旅立つ。一方、和州の止水を目指していた祥瓊は首都堯天に次いで栄えている街だと聞いていた州都明郭へと寄ったのだが…。

  • 景王が郷長昇紘の悪事を許しかばっているという噂を聞き、王宮を訪ねる鈴。しかし王の不在を聞かされ、また昇紘の悪事を知らない素振りの官吏を見て、噂が真実だと確信する。一方陽子は、和州の状況を調べるために景麒を連れて和州の州都である明郭へと旅立つ。同じ頃、和州・止水を目指していた祥瓊も首都堯天に次いで栄えている街だと聞いていた明郭を訪れる。しかし街並みはさびれ難民も多く、明郭は異様な雰囲気に包まれていた・・・。

No.32

風の万里 黎明の空 九章

風の万里 黎明の空 九章
  • 清秀の死を真実として受け入れることの出来ない鈴は、清秀をひき殺した郷長昇紘の情報を得た。鈴は昇紘に対する恨みから仇討ちを決意する。一方、陽子もまた蘭玉から止水の郷長である昇紘のことを聞いていた。そして雁国と慶国との国境の街へとやってきた祥瓊は、ここまで連れてきてくれた楽俊と別れた…。

  • 清秀の死を受け入れる事の出来ない鈴。周りで見ていたはずの人々は見てみぬふりをし、何事も無かったかのように振舞う。そんな鈴にある人物が救いの手を差し伸べる。一方陽子は、蘭玉から止水の郷長である昇紘の行いを聞いていた。雁国と慶国との国境へやってきた祥瓊と楽俊。お礼を言う間もなく去って行く楽俊に、祥瓊は自然と頭を下げた。これは祥瓊にとって心から「ありがとう」と思って行った初めての礼だった。

No.31

風の万里 黎明の空 転章

風の万里 黎明の空 転章
  • 慶国の戸籍を得るために一旦戴国へ渡ろうとした祥瓊は、柳国で出会った楽俊とともに柳国と雁国との国境の街へとやってきた。祥瓊は楽俊と旅することによって玉座に王がいないというのがどれだけ国に対して影響を与えるのかを理解する。楽俊から祥瓊は憎しみの念を募らせていた景王と知り合いだということを聞かされて…。

  • 慶国の戸籍を得るために一旦戴国へ渡ろうとした祥瓊は、柳国で出会った楽俊と共に柳国と雁国との国境の街へとやってきていた。楽俊と出会い共に旅をすることによって、祥瓊は玉座に王がいないというのがどれだけ国に対して影響を与えるのかを理解する。そして、公主として何も知らなかった自分、知ろうとしなかった自分の責任について考えはじめる。そんな祥瓊に、楽俊は景王陽子との出会い、景王になるまでの経緯を話し始める。

No.30

風の万里 黎明の空 八章

風の万里 黎明の空 八章
  • 祥瓊は恭国の御庫から宝飾品を盗んだ罪によって捕らえられたが、賄賂を要求してくる県正とやりとりをすることで処罰もなく出てくることが出来た。ようやく慶国へと辿り着いた鈴たちは馬車に乗り首都堯天を目指す。一方、不穏な影に気を張り続けていた陽子は遠甫を尋ねてきた奇妙な男の使いをした労という家を訪ねる…。

  • 柳国で身柄を捕らえられた祥瓊だが、賄賂を要求してくる県正とやりとりをする事で何の処罰もなく出てくることが出来た。そんな祥瓊を宿屋で相部屋になった楽俊が呼び止めた・・・。慶国へ着いた鈴達。だが、清秀の容態は日増しに悪くなっていく。そして陽子は、遠甫を尋ねてきた奇妙な男の使いをした労という家を訪ねる。そこで労と話す別の男のあとをつけた陽子は、とある街の宿屋たどり着く。

No.29

風の万里 黎明の空 七章

風の万里 黎明の空 七章
  • 慶国の固継という里で生活を送り始めた陽子は、閭胥である遠甫から教えをこうていた。一方、ようやく慶行きの船に乗ることができ、景王に会いに行くという目的に一歩近づいた鈴。だが鈴は船で知り合った清秀に何故か冷たい態度をとられ続けていた。そして、恭国の御庫より宝飾品を盗み出した祥瓊は柳国へときていた…。

  • 慶国の固継という里で生活を送り始めた陽子は、閭胥(ちょうろう)である遠甫から教えをこうていた。自分ができることは?その限界はどこなのか?陽子は少しずつ学んでいった。慶行きの船に乗ることができた鈴だが船で知り合った少年・清秀は冷たい態度をとり続ける。海客で言葉も通じず、帰る場所も無い。だから自分が一番、誰よりも辛い、鈴はそう思っていたのだ。一方、恭国の御庫より宝飾品を盗み出した祥瓊は柳国へと来ていた。

No.28

風の万里 黎明の空 六章

風の万里 黎明の空 六章
  • 景王に会いに行くために慶行きの船を待ち奏国に留まっていた鈴。そこで鈴は触によって流された時に出会った少女と再会した。一方、恭国の王宮で奚としての生活を送る祥瓊だが、いつまでこの生活が続くのだろうと苛立ちを募らせていた。その夜、御庫へと向かう祥瓊。翌朝、御庫は荒らされ王宮の中に祥瓊の姿は無かった…。

  • 慶行きの船を待ち奏国に留まっていた鈴は「触」によって流された時に出会った朱旌にいた少女・・・今は一座の座長、と再会。一座が、今海客を一人連れている事を聞き会ってみる事にする。一方、悪いのは父から玉座を簒奪した月渓なのに、何の処罰も与えられないでいる。そう考えていた祥瓊は、ある事を思いつく。そして自国の事が何も分からない陽子は、まず民と同じ目線に立つ事を決意する。

No.27

風の万里 黎明の空 五章

風の万里 黎明の空 五章
  • 祥瓊は月渓の命によって恭国へ身柄を預けられることになった。そこで祥瓊は供王の奚として働くことになる。同じ頃、梨耀から逃げ出し采王を訪ねて王宮へ辿りついた鈴。采王から里で暮らすようにと勧められる。そして陽子は自分の治める国で生きる里の人たちと一緒に生活し、見えないものを見つけにいくことを決意して…。

  • 里家の人達に殺されかけた祥瓊は、月渓の命によって恭国へ身柄を預けられた。恭国を治める王は、見た目は少女の姿をした女王だった。里家での生活を二度としたくない祥瓊は、供王の奚(はしため)として働く事を選ぶ。しかし、自分が一切なくしたものを手に入れた景王、そして自分をいたずらに苦しめようとする供王に対し、ただ憎しみの想いを募らせていく。同じ頃、梨耀から逃げ出し采王を訪ねて王宮へついた鈴は、楽しい時間を過ごしていた。

No.26

風の万里 黎明の空 四章

風の万里 黎明の空 四章
  • とうとう逃げ出す決意を固めた鈴は、才国の首都揖寧へと向かう。一方、自分の正体を里の人々に知られてしまった祥瓊。処刑が行われ始めた時、止めに恵州州師が駆けつけた。州師に連れていかれた祥瓊は、両親を殺し簒奪を企てた張本人である月渓と再会する。そして陽子は太師の屋敷に休息を兼ねて食事に招待されるが…。

  • 梨耀の大切な壺を割った鈴は、罰として琶山の断崖にしか生えていない甘蕈をとりに行ったが、最中、崖下へと落ちてしまう。鈴を助けたのは監視役のはずの梨耀の騎獣・赤虎であった。一方、祥瓊の正体を知った里の人々は恨みを込めて、祥瓊の処刑を行おうとした。その時・・・。そして慶国では、王の世話を預かる三公と天官長が弑逆を企てていたと発覚する。そのことに動揺を隠せない陽子は、自分が日本にいた時と何一つ変わっていないことに気づく。

No.25

風の万里 黎明の空 三章

風の万里 黎明の空 三章
  • 梨耀のもとで苛烈な扱いを受けている鈴は、蓬莱出身の景王に会うことさえできればこの場所から救い出してもらえるのだと、自分の中の景王像を日増しに強く描くようになっていた。そんな景王に期待の念を描く鈴とは反対に、憎しみを募らせていく祥瓊。その頃、陽子は少しずつ国の内情を理解し始めることができていた…。

  • 蓬莱出身の景王ならきっと自分を救ってくれると勝手に思い描く鈴。ある日、鈴はその想像に怠け掃除の最中に壺を割ってしまう。梨耀は酷く怒り、鈴に厳しい要求を突きつける。祥瓊は、自分が失ったものをすべて手に入れたであろう景王への憎しみを募らせていた。そんな折、祥瓊が公主であった事が里家に住む少女にばれてしまう。一方、少しずつ国の内情を理解し始めた陽子は、官たちの間に勢力争いがあることに気づく。

No.24

風の万里 黎明の空 二章

風の万里 黎明の空 二章
  • 鈴は才国琶山の中腹にある翠微洞へ戻ってきた梨耀から慶国に新しく即位した女王のことを教えられる。一方、里家と呼ばれる場所で両親を亡くした子供たちと働きながら生活を送る中で祥瓊はそんな苛烈なまでの虐げを受けていた。その頃、慶国では即位の儀式を終えた陽子を雁国の王と麒麟、そして楽俊が迎えてくれていた…。

  • 才国琶山の翠微洞へ戻った梨耀は慶国に新しく即位した女王のことを話す。同じ蓬莱の生まれのなのにと鈴を罵しる梨耀。それに耐える鈴の中に一つの感情が湧いて出る。一方祥瓊は、芳国恵州にある里家と呼ばれる場所で両親を亡くした子供達と働きながら生活を送る中、苛烈なまでの虐げを受けていた。そして陽子は、全く国の事情がわからず判断に迷うことばかりで、元気をなくしていた。

No.23

風の万里 黎明の空 一章

風の万里 黎明の空 一章
  • 大木鈴は触によって十二国の世界へと渡ってしまう。一方、芳極国で華やかな王宮暮らしを送っていた祥瓊。あまりに苛烈な法の裁きは国の人口を激減させることとなり、王の半身である麒麟の身体は王が道を失い始めると陥る失道の病に倒れてしまう。そして、新たな王となった陽子は王としての自分に悩み苦しんでいた…。

  • 明治の頃の日本。とある貧しい農家に生まれた大木鈴は、家族を救うため年季奉公に出された。だが奉公先へ向かう道中に、触によって十二国の世界へ渡ってしまう。一方、芳国の華やかな王宮暮らしを送っていた祥瓊。だが、父である峯王の苛烈な法律と裁きが人口を激減させ、芳国の麒麟・峯麟は失道の病に倒れる。そしてついに・・・時がたち、彼女らと同じ年頃で景王となった陽子は、即位の儀式の日を迎える。

No.22

書簡

書簡
  • 雁国首都、関弓山の麓に展開した大学。そこに楽俊の姿があった。陽子が景王として登極した頃、楽俊は延王の配慮があって大学への受験を許され、合格に向けて精一杯勉学に取り組んだ。その結果が現在に至ったのだ。楽俊の部屋に向かって人の声を運ぶ鸞鳥が舞い降りてくる。鸞鳥は凛とした女性の声で語り始めた…。

  • 雁国首都、関弓山の麓にある大学に、楽俊の姿があった。陽子が景王として登極した頃、延王の配慮で大学への受験を許され楽俊は、精一杯勉学に取り組み、合格したのだった。ある日、寮にある楽俊の部屋に人の声を運ぶ鸞鳥が舞い降りてきた。鸞鳥は凛とした女性の声で語り始めた。声の主は慶国首都、堯天山の頂上にある金波宮の玉座に座った新王・陽子だった。

No.21

風の海 迷宮の岸 転章

風の海 迷宮の岸 転章
  • 十二の国の内情を六太は気にかけていた。国には王がいるだけで最低限荒れることは無いのだが、王がいない国は土地は荒れ妖魔が出没し民は貧困に喘ぐことになるのだ。最も荒れている国が北東の端に位置する戴国であった。戴国では王と麒麟の行方が分からなくなっていた。六太は戴国の小さかった麒麟、泰麒を考えていた…。

  • 雁国の麒麟・六太は、十二の国の内情を気にかけていた。本来、十二の国には十二の王と麒麟が存在する。だが今、巧国と芳国には王がいない。王がいない国の土地は荒れ妖魔が出没し民は貧困にあえぐことになる。そして、最も荒れているのは戴。北東の端に位置するこの国は長い間、王と麒麟の行方がわからなくなっているのだ。六太は幼かった戴国の麒麟・泰麒の事を考えていた。

No.20

風の海 迷宮の岸 終章

風の海 迷宮の岸 終章
  • 泰麒は戴国の王として驍宗を選んだのだ。だが嬉しい筈の泰麒からは明るさが失われていた。天から王を任じる儀式の際に天啓を持たぬ王は天の裁きがその身を滅ぼしてしまうと思い、驍宗を死なせてしまうことに苦悩する泰麒。そして天勅を戴く瞬間が訪れた。泰王としての天勅を戴いた後、泰麒と驍宗は白圭宮へやってきて…。

  • 泰麒は戴国の王として驍宗を選んだ。だが嬉しいはずの泰麒からは明るさが失われていた。天啓がなかったのに、驍宗を王に選んでしまった。天が泰王を任じる儀式のとき、天の裁きが驍宗を滅ぼす、そう信じていたのだ。天勅を戴き、泰麒と驍宗は戴国の王宮・白圭宮へとやってきた。天の裁きなど無かった、さらに重く積み重なる罪の意識。そんな泰麒のもとを、景麒が訪れる。

No.19

風の海 迷宮の岸 五章

風の海 迷宮の岸 五章
  • 泰麒は新たな戴国の王となるべき人物を見い出せなかった。そのことに安心した泰麒は毎日のように李斎と驍宗に会いに出かけるようになった。そんなある日、驍宗たちとスウグ狩りについていくことになった泰麒。だが、行きがけに言われた女仙たちの発言が泰麒の身を案じるばかり驍宗と李斎に対する侮りとなってしまい…。

  • 昇山者たちの中に戴国の王となる人物を見いだせなかった泰麒は、毎日のように李斎と驍宗に会いに出かけた。ある日、泰麒は驍宗達のスウグ狩りについていくことになったのだが、泰麒の身を必要以上に案じる女仙たちの発言に、驍宗は侮られたと解してしまう。泰麒はそれが、使令も持たず、さらに転変さえも出来ない自分のせいだとわかっていた。そしてその事実を驍宗と李斎、二人に告げるのだった。

No.18

風の海 迷宮の岸 四章

風の海 迷宮の岸 四章
  • 麒麟は生まれながらに転変や使令を持つ方法を理解しているもの。泰麒は例外であり、何も知らなかった。そこで何か助力を頂ければと碧霞玄君玉葉が景麒を呼んでくれたのだった。しかし、景麒は帰らなければいけない時がやってきた。別れ際に景麒は、泰麒が王を選ぶことが出来た時、会いにきてくれることを約束して…。

  • 十年も日本で育った泰麒が、転変や使令を持つ方法を知るはずもない。そこで助力を頂ければと、碧霞玄君玉葉が景麒を呼んだのだった。すっかり景麒になついた泰麒だったが、結局転変も使令を持つことも出来ず、別れのときが来てしまう。しかし、泰麒に景麒との別れを悲しんでいる暇は無かった。この蓬山に戴国の王となるべく麒麟の選定を受けるため、黄海を渡ってきた戴国の民が集まっていたのだ。

No.17

風の海 迷宮の岸 三章

風の海 迷宮の岸 三章
  • 麒麟の姿にどうすれば変わることができるのかと悩む泰麒。だがほんの一瞬、汕子が目を離した隙に泰麒は突如蓬廬宮の外へと引きずり落とされてしまう。自分の身に何が起こったのか分からない泰麒。自分の手首に鎖が巻きつけられ、そこから赤い血が流れ出しているのが見えた。鎖をたどった先にいる男は醐孫と名乗り…。

  • 突如蓬廬宮の外へと引きずり落とされてしまった泰麒。何が起こったのか分からないなかで、手首に鎖が巻きつけられ、そこから赤い血が流れ出しているのが見えた。泰麒を捕らえた醐孫と汕子は激しい闘争を繰り広げる。そこへ禎衛ら女仙達が駆けつけてきた。泰麒を捕らえ自分こそが泰王であると称する醐孫だが、禎衛の激しい恫喝に圧倒されその場を逃げ出す。が、その目前には犬狼真君の姿があった。

No.16

風の海 迷宮の岸 二章

風の海 迷宮の岸 二章
  • 陽子は自分と同じく胎果として日本で育った、幼い戴国の麒麟の話を景麒と蓉可から聞いていた。戴国の麒麟の卵果は蝕によって日本に流されてから十年の時を経て蓬山へと帰還した。自分の出生の秘密を聞かされ、その事実を受け入れた泰麒は家族の側にいてはいけなかったのだと理解し、故郷への別れを受け入れたのだった…。

  • 陽子は、自分と同じく胎果として日本で育った幼い戴国の麒麟・泰麒の話を、景麒と蓬山に住む女仙の蓉可から聞いていた。泰麒は触によって日本に流され十年の時を経て蓬山へと帰還した。そして、日本では自分の存在自体がまわりに不快な思いを与えてしまっているとしか思えなかった泰麒は、自分が家族と一緒にいてはいけなかったのだと理解し、故郷への別れを受け入たのだった。

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