吉田類の酒場放浪記
古い順に並び替えNo.1262
三鷹「里野」アイデアもボリュームも満点の料理に出会える酒場
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駅の北西にある三谷通り商店街を散策していた吉田さんは、商店街の終点近くで煌々と輝く赤提灯を見つけた。店の名前は「里野」と書いて「りの」。店に入ってまず驚いたのは、豪華なお通し。マスターの自慢は、調味料まで手作りするというアイデア料理。定休日にも仕込みのために店に立つというマスター。それはすべて「お客様の笑顔のため」なんだとか。吉田さんも、マスターのアイデア料理に「楽しませていただきました」と笑みを浮かべた。
No.1205
池袋「みのり」大皿料理の店で御機嫌
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池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「みのり」。大皿料理の店で修行したマスターが「大皿の並ぶ雰囲気」を残したいと店を構えて30年を超えた。自慢はマスターが毎日作る10種ほどの大皿。吉田さんのような「何種類かを食べたい」客には、少しずつ盛り合わせてくれる。ホールを担当するママさんとのやりとりを楽しみに来るご常連も多い。冬場の「おでん」も人気の一品。マスターおススメの〆の一品もおでんを使ったものだった。
No.1204
葛西「大菊」和から洋まで何でもござれの店
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地下鉄博物館口のロータリー、目の前にある昭和55年創業の大菊。大阪で修業を積んだ2代目が切り盛りする。割烹然とした雰囲気のカウンターに座った吉田さんは、和食と日本酒で盃を傾ける。しかし、品書きをよく見れば洋食メニューが和食と一緒に肩を並べている。食べ歩きが好きだというマスターは、気まぐれで様々な料理を提供する。ご常連のわがままに材料があれば応えるというマスター。吉田さんのシメも無茶振りだった。
No.1203
エピソード1203
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新秋津駅から歩いて20分ほど。住宅街を彷徨いやっとたどり着いた今日の酒場。看板には、鰻と天麩羅の文字。酒場なのか料理屋なのか不安になりつつ入店する吉田さん。ご常連は毎日ウナギをツマミにやってるのか羨ましい・・などと思っていたら、そうでもなさそうだ。安心した吉田さんは焼き鳥からスタート。一緒に焼いてもらった鰻の肝焼きもリーズナブルだ。途中、出前が入るなどハプニングが有りつつも、家庭的な雰囲気に癒やされた。
No.1202
エピソード1202
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兵庫県の姫路駅からだと電車で約50分、加東市の社町 (やしろちょう) 駅に到着。一休は創業32年の地域密着酒場。元々、お店の常連だった女将は前の店主が引退すると聞き、店を継ぎたいと申し出たとか。先代の焼き鳥が好きだった女将は、素材、タレの味をそのまま受け継いで提供している。加東市は酒米「山田錦」のふるさとだけあって、山田錦を使った地元の酒屋オリジナルの日本酒などいろいろ飲むことができる。
No.1201
エピソード1201
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神戸から北東におよそ40kmに位置する「山田錦のふるさと」加東市。創業50年となる「天国」は加東市の中心地から離れてはいるが、毎夜地元の常連客でにぎわう焼き鳥酒場である。地鶏のもも肉を一枚豪快に焼いたももタレ焼きが人気メニュー。おでんはご当地ラーメンの播州ラーメンのスープで煮込んだり、播州ラーメンをアレンジした油そばがあったりと焼き鳥以外のメニューも充実。吉田さんは加東市の老舗酒蔵、神結酒造が山田錦を使って醸した日本酒を存分に堪能した。
No.1200
エピソード1200
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三宮駅と元町駅を結ぶ高架下商店街に店を構えて106年となる老舗酒場。初代が現在の金盃酒造で奉公していたため、店名に金盃を冠している。阪神淡路大震災で店が全壊したが、無事だったオガタマノキのカウンターや看板は今も使用している。森井本店といえば「きずし」と「樽酒」は外せないということで吉田さんもそれに倣う。きずしは締めた魚のことで、鯖と鯛の締め具合に思わず感動する。金盃酒造の樽酒は森井本店でのみ飲めるため、樽酒目当てのお客も多い。今は4代目が店を継ぎ、老舗の暖簾を守っている。
No.1199
エピソード1199
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都内で寿司や日本料理をしていたマスターが昭和59年に開いた小料理店。マスターが5年前に他界後、ママさんが一人で営んでいる。マスターは人を楽しませることが大好きで、自分も楽しむことができれば尚良しという性格だったとか。そのマスターが考案した「牛タン朴葉焼き」は絶品。ママさんが考案した豚網焼き重は、マスター秘伝の鰻タレを使ったもの。ママさんの出身地である山形の酒や芋煮なども愉しめる。
No.1198
エピソード1198
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駅から歩いて4分ほどにある昭和44年創業のわかば。吉田さんは、入口にある「おばばのお店」の文字を見つけて入店。入口を開けると半世紀この店を守るママさんが。現在は娘さんと孫娘がママさんをサポートしている。地物の食材を使った家庭料理 (おふくろの味) がメイン。柿生周辺の直売所をいくつも周り、採れたての野菜や卵などを仕入れている。野菜がゴロゴロと入った「おばば特製カレー」がご常連一番人気。
No.1197
エピソード1197
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銀座などの和食店を渡り歩いた大将が江古田に根付いて20年となる。毎日、足立市場で仕入れる魚介を使ったメニューが自慢である。吉田さん、大将から勧められて、岩魚の骨酒をいただく。岩魚を釣ったご常連と隣合わせとなり、釣り談義で盛り上がる。他のご常連にも話を聞くと大将とはカラオケ仲間なんだとか。そこで大将が十八番を披露する。肴よし、酒よし、歌よしと三拍子揃った江古田の夜だった。
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番組21年目を迎え、新たなオープニング曲をレコーディングする。今まで親しんできたオープニング曲「Egyptian Fantasy (エジプトの幻想)」に変わり、どんな曲になるのか。吉田さんは新オープニング曲を担当する方が待つ、レコーディングスタジオを訪れる。実は何十年振りの再会となった二人は酒場の思い出、新曲への想いなどの話に花を咲かせる。そして、レコーディングが終わり、初めて試聴する吉田さんの反応はいかに。
No.1196
エピソード1196
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青梅街道から入った路地に店を構えて41年。黒板メニューにはとんかつだけではなく、その日のおすすめのお刺身や肴がずらりと並ぶ。まずはお刺身の盛り合わせをいだだき、とんかつ店とは思えないクオリティにびっくり。日本酒、そして、丸福名物の辛い焼酎と酒はすすみ、最後はヒレカツで締めた。
No.1195
エピソード1195
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「白水」は、福岡出身のマスターが営む家族経営の酒場。日本料理店で研鑽を積んだマスターの料理は、どれも上品だが土地柄を考えリーズナブルにしているという。日本酒のラインナップも多く、注文前に試飲させてもらえるのも有り難い。シメはやっぱり九州名物のとんこつラーメン。
No.1194
エピソード1194
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ハチマキがトレードマークのマスターと料理上手のママさんが営む地元密着の酒場。福井の漁師家庭で育ったマスターは魚の扱いはお手の物。面倒見がいい性格だというマスターは、お客さんたちにもいっぱいサービスをしてしまうとか。「みんな安くてお腹いっぱいになってもらいたい」という気持ちが詰まっている。
No.1193
エピソード1193
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山小屋を移築したかのような外観が目を引く店は、以前、店主の母親が営む定食屋を店主自ら改装したもの。名物は長野や山梨の山で店主が採取した山菜やキノコを使った料理である。信頼の置ける猟師から仕入れるジビエもおすすめで、熊肉の鉄板焼きに舌鼓を打つ。鉄板焼きに残った熊肉の脂もパスタに絡めて余すところなく使う。吉田さん「自分が店をするなら、こういう店をやりたい」と口にした。
No.1192
エピソード1192
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大塚サンモール商店街に店を構えて30年となる。あら井は銘酒が多く揃っており、お店で制作した日本酒番付なるものも。「名誉横綱」に君臨する貴重な日本酒をいただき、吉田さんは大満足。大塚らしい粋な佇まいを今に残す大塚らしい酒場であった。
No.1191
エピソード1191
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昭島市にある「ひげ徳」は親子孫の3世代で営まれる家族的な酒場。類さん、看板料理のもつ焼きを堪能。もつの仕込みは、80歳になる初代マスターが行っている。料理上手の娘さんが作る料理も魅力的。このお店は、店内がとにかく清潔。これは初代マスターが、開店から毎日丁寧な掃除を欠かさず、それを娘さんが引き継いでいるからこそ。そんな家族的で品の良い「ひげ徳」で、類さんのお酒も進むのでした。
No.1190
エピソード1190
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初台にある「つた」は、仲良し夫婦が切り盛りするアットホームな大衆酒場。料理はマスターが一人で作るため、コースで頼むのがスピーディーかつ価格もリーズナブルでおすすめ。類さんは、日本酒を飲み比べながら、刺身、なめろう、生カキと味わう。こちらのママの特技は似顔画を描くこと。類さんもボトルに素敵な似顔絵を描いてもらって、ご満悦になるのでした。
No.1189
エピソード1189
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都立家政商店街を抜けると、なんとも趣のある外観が目に入る。それが創業45年となる「おいらせ」である。店名の通り、女将さんが青森県出身。
No.1188
練馬「居酒屋 太郎左衛門」
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駅前から伸びる呑み屋街のその先、もう呑み屋が無くなったと思うと一軒だけ提灯が出ている。太郎左衛門は、この場所で33年続く酒場。現在は兄から店を引き継いだ夫婦が店を営んでいる。名物は酢醤油でいただく「館山風のなめろう」。その爽やかな味わいは夏にピッタリの一品。そのほかボイルしたての蛸を使った唐揚げなど人気メニューは多数。グループ客も多いためどの料理もボリュームがあるんだとか。
No.1187
エピソード1187
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中山駅すぐ。呑み屋が立ち並ぶ緑新栄会通りの入口でプレハブとブルーシートで営業する鳥忠 (とりただ)。店の主は横浜元町でラーメンとおでんの屋台をやっていた経歴を持つ。どことなく屋台の雰囲気が残る今の店舗は、紆余曲折を経てご常連とともに建てたという。店を営むのは、笑顔とハチマキがトレードマークのマスターとツンデレだが実は優しいママさんの二人。開放感あふれる空間でやきとりと世間話をツマミに酒を傾ける。
No.1186
エピソード1186
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明るく元気で、お話し好きの女将と昼間は設備系の職人で夜は店を手伝うご主人の仲良し夫婦が切り盛りしている。女将が自ら足立市場で仕入れる鮮魚メニューがウリで、お酒大好きな女将が選ぶ日本酒は、3種類の飲み比べセットが人気で880円とお得である。この酒場の魅力は、吉田さん曰く「魔法のカウンター」。常連客たちとの距離感が近く、いつの間にか仲良くなれてしまうんだとか。
No.1185
エピソード1185
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町田市内から移転して12年、女将の自宅の倉庫を改装した不思議な佇まいの酒場。カウンターに立つ女将と二人の女性は、長年の付き合いで息もぴったり。調理担当のゆみさんが作る料理は家庭的な味で、どこかほっこりする。注文してから包む手作り餃子に、吉田さんは高知の栗焼酎「ダバダ火振」を合わせて大満足。女性常連客は「一人でも安心して飲める」というが、女将たちの料理、接客に触れると、その言葉に納得してしまう。
No.1184
エピソード1184
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優しいご夫婦が営む魚介がメインの酒場「かねこ」。店内には水槽があり生きた鯵やカワハギ、車海老が安価で食せる。リーズナブルでアットホームな雰囲気を求めて店内はあっという間に満席に。ご常連曰く「無くなっては困る酒場だ」とのこと。県内3つの市場を回って鮮度の良い魚介を安く仕入れてくるマスター。値上げをせずに頑張っているという。地酒のラインナップも多く、さまざまな日本酒も愉しんだ。
No.1183
手作り料理 居酒屋 ひこ山
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福岡県にある日本三大修験道「英彦山 (ひこさん)」出身のママさん。料理上手のママさんの手作り料理の中には「チーズ豆腐」などのオリジナルメニューも。ほかにも刺し身や食事メニューまでなんでもありどれも美味。酒も進むが、シメの料理には「ご飯も欲しくなった」と語る吉田さんだった。山好きの吉田さんも登ったことがないという英彦山の話で盛り上がり、今度ぜひ登ってみたいと約束を交わした。
No.1182
エピソード1182
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小田急相模原で47年の歴史を誇る酒場「ゑびす」。看板に海鮮居酒屋とあるように、地元のご常連はここの魚介を目当てに集まる。冬はおでんがあるのだが、その時期に提供する「かに面」がご常連の一番人気。おでんが終わっても香箱蟹が手に入れば一品料理として提供している。そのほか、創業当時からほとんど値段が変わっていないという「巻き物」や「しじみ汁」がシメにオススメ。マスターはバイクやダイビング、スキーなどアクティブな趣味も多く、話しに事欠かない。
No.1181
エピソード1181
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大宮八幡宮の参道に昭和52年から店を構える大西。この地域では、最古参の酒場であり商店会のみなさんの拠り所でもある。そして、うまいホッピーを出すところでもあるのだ。店を営むのは宮城出身のマスター。マスターは、イチゲンにも優しく接してくれるため、客層も老若男女さまざま。マスターが仕入れてきた黒板のメニューをツマミつつ、いつも賑やかに話しが弾む。吉田さんがシメにお薦めしてもらった支那そばは、どこか懐かしい味がするものだった。
No.1180
エピソード1180
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中野新橋で創業45年。店名の由来は「〇 (丸)」がつく名前は繁盛するということから。初代が昨年9月に引退、娘のこずえさんが継ぎ女将となった。父の代からのご常連と女将の代から加わったお客さんが和気あいあいと過ごすカウンター酒場である。吉田さんは女将と酒を酌み交わし、終始上機嫌で飲み過ぎてしまう。女将が父から引き継いだというメニュー「手羽先のにんにく包み焼き」には、高知のお酒を合わせ、親子合作メニューであるカレーでしめた。
No.1179
エピソード1179
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東京スカイツリーがある押上でほぼ30年。暖簾を潜ると珍しい桜のカウンター席と炉端席。福島・相馬市出身の女将が豊洲から仕入れる魚介でもてなす小料理屋。吉田さんは刺身を白ワインと合わせ、囲炉裏では焼き魚と名物のあんこう鍋を地元直送の酒で頂き、〆のおじやで体を労った。
No.1178
エピソード1178
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坂が多い赤坂のまちを一周してきた吉田さんは、いつもの馴染の店へ。赤坂で知らぬもの無し。主の人柄を慕って訪れる同業者も多いという赤坂の名店「まるしげ」。酒にも食材にもこだわり、北は札幌の鮮魚店、南は奄美大島と、全国から仕入れた旬のものを中心に提供している。吉田さんがどうやって全国から食材を仕入れているかと問えば、人と人との縁、人との出会いで繋がったものだという。酒の種類も100種以上。どんな肴にも合わせることができる呑兵衛にとって理想の酒場である。
No.1177
エピソード1177
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高尾駅から歩いて10分ちょっと。旧甲州街道沿いの住宅街にひっそりと佇む「こじま」。地元では「サービス満点、ボリューム満点」で知られている。店を営むのは、一緒に釣りに行くほど仲良しだというご夫婦。夏は鮎の友釣り、冬は海へと一年中釣りを楽しんでいるという。夫婦の釣果を注文した吉田さんは「ひと皿にこんなに盛って出てくるのは初めて」と唖然。聞けば「うちはグループ客が多い」というのも納得。シメの料理もボリューム満点で大満足の夜だった。
