アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜(ドラマ)
古い順に並び替えNo.11
終わりなき旅
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12月24日、クリスマス・イヴ。神田エイジ(滝沢秀明)、橘圭一郎(椎名桔平)、小野裕介(藤木直人)、小早川千影(阿部寛)が働く『アンティーク』は大忙し。フロアには、飯塚桃子(小雪)も手伝いに来ている。 サンタクロースの服に着替えた橘は「お前も着るんだぞ」と、エイジに言い残して、一足先にケーキの配達へ。女性の注文分だけを持って行った橘に、エイジは少し不満そう。そこに、やって来た中野逸子(小西真奈美)や波子(今井恵理)、トオル(長塚圭史)らをエイジは歓迎する。厨房に入ったエイジは、小野が次々に作るブッシュ・ド・ノエルにため息。そんなエイジに小野は注文に行くようにうながす。 サンタクロースの服に着替えたエイジは、次々に配達先を訪ねるが、どの家でもなぜか不評。それでも、緑が丘中央病院の内野茜(西野妙子)が勤める小児病棟ではサンタ姿のエイジに子供たちが群がるが・・・。子供たちの狙いは、ケーキよりプレゼント。がっかりのエイジだが、可愛く飾られたケーキを見て喜ぶ女の子に救われる。 『アンティーク』にエイジが帰ってくると、吉永正太(えなりかずき)が島崎珠美(眞鍋かをり)へ告白の真っ最中。エイジや橘らが固唾を飲んで見守る中、ついに正太は・・・。
No.10
破滅への遺伝子
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クリスマス間近の「アンティーク」。橘圭一郎(椎名桔平)は、かきいれ時を目前にヒゲを剃って心機一転。と、思いきや、小早川千影(阿部寛)によると、どこかのお姉ちゃんにヒゲが無いほうがカッコイイと言われたから剃ったのだとか。神田エイジ(滝沢秀明)と小野裕介(藤木直人)は、さもありなんと納得。それでもめげない橘は、クリスマスツリーの調達に出かけていった。 橘の留守にやってきた飯塚桃子(小雪)は、エイジと初めて会った時のことを小野に取材。彼にはケーキ作りの才能ありと話す小野に、エイジ大感激。そのエイジが、小野に何で「アンティーク」に来る前に、いろいろな店を転々としてたのかと聞いた。「まあ、いいじゃない」とはぐらかす小野。疑問は解けないエイジだったが、気を取り直して次の質問。「先生、女もうOKなんでしょ?」。すると小野は「恋はもういい」と言い出す。すると桃子が「恋のリハビリをしましょう」と、いきなりな提案。さらに手始めに私とデートしようと、大胆に言い放る。我に返った桃子は、自分の発言に困惑してしまう。 橘が店に戻ってくると、宗像克雄(辻萬長)が来た。2人にとって、12月と言うのは特別な意味のある月。なぜなら橘が誘拐されたのが、この月だったからだ。感慨に浸る二人だったが、宗像がクリスマスケーキの注文をして場の雰囲気を変えた。 その頃、白井富貴子(八千草薫)は、なぜかケーキを土産に神田源一(牟田悌三)のジムを訪ねていた。
No.9
禁じられた歓び
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『アンティーク』の面々に新聞記者だと言うことを明かした飯塚桃子(小雪)は、神田エイジ(滝沢秀明)の取材を仕切りなおし。スポーツドキュメンタリーを書くというのだ。だが、正式にインタビューを受けるエイジの答えは、あまり思わしくない。居合わせた橘圭一郎(椎名桔平)や小野裕介(藤木直人)、小早川千影(阿部寛)もあきれ顔。しかし、その本に自分たちや店のことも書かれると聞くと、俄然盛り上がってくる。そこに、諸岡美恵子(鈴木砂羽)が飛び込んできた。美恵子は『アンティーク』を紹介する放送が無くなったお詫びに奢るから飲みに行こう、と、一同を引っ張り出した。 美恵子とともに居酒屋で飲みだしたエイジたち。場を盛り上げる美恵子は席上、微妙に絡む小野と桃子の視線を見逃さない。席を少し離れていた橘が戻ってくると、何やら一同大爆笑。理由が知りたいのだが、別の話になって聞き逃してしまう。宴も終盤、美恵子は橘と千影を次の店へと誘う。エイジも走りに行くと、先に帰ってしまった。 残されたのは小野と桃子。桃子は、勇気を出して小野に女嫌いの理由を尋ねる。すると小野は、以前辛い失恋をして以来、自分に好意を持ってくれる女性が苦手になったと告白する。さらに帰り道、小野は自分に兄がいることも桃子に語った。そして、その兄の人生を自分がメチャクチャにしてしまったとも・・・。
No.8
告白
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お昼休憩の『アンティーク』。“超大物カップル離婚の危機”なんて、ワイドショーを見ながら橘圭一郎(椎名桔平)が作る料理を待つ神田エイジ(滝沢秀明)、小野裕介(藤木直人)、小早川千影(阿部寛)たち従業員。やっと出来た料理に食らいつくエイジは、何を思ったか橘に「この店、儲かってんの?」と疑問を投げた。橘の答えはNO。予想外の人件費がかかりすぎているのだ。「始めたばかりだから赤字は覚悟していた」と言う橘だが、お客は多いに越したことはない。しかし、橘はテレビや雑誌などで紹介されるような宣伝は『アンティーク』には似合わないとキッパリ告げ「ちょっと出掛ける」という言葉を残して店を後にした。 その頃、スポーツタイムス編集部では飯塚桃子(小雪)に、テレビでフリーのレポーターをしている友人の諸岡美恵子(鈴木砂羽)から電話が入った。美恵子は、待ち合わせたレストランで桃子にレポーターの悩みを話す。自分の身分を伏せて、潜入取材した時の後味の悪さなどだ。そう言えば桃子にも思い当たる節が・・・。桃子は『アンティーク』の従業員たちに、エイジの取材をしていることを隠しているのだ。そんな桃子に、美恵子は「最近はまっているのもは?」と聞いてくる。桃子は『アンティーク』のケーキと店、従業員のことを話して、美恵子と別れた。 レストランを出た桃子は、とある雑居ビルから出てきた橘と出会う。2人は挨拶をかわすが、桃子は疑惑に囚われる。なぜなら、橘が出てきたビルにはいかがわしい風俗店の看板が。それに気づいた橘は言い訳しようとするが、言葉がみつからない。橘は、別の用事でこのビルにいたのだが・・・。
No.7
捨てられた思い出
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『アンティーク』最大の危機、天才パティシエ・小野裕介(藤木直人)不在の慌ただしい一日が終わった。心地よい疲れを残してアパートに帰った神田エイジ(滝沢秀明)は「好きな人が出来たから、出ていって」と、内野茜(西野妙子)に言われてしまう。一方『アンティーク』へ忘れ物を取りに戻った飯塚桃子(小雪)は、行方不明騒動の張本人、小野と出くわす。ちょっぴり嬉しくて、饒舌に話し掛ける桃子だが、小野の反応は・・・。 さて翌日、出勤前の橘圭一郎(椎名桔平)が自分の部屋で起こした男は・・・宿無しエイジ。茜に追い出されたエイジは、悪びれもせず橘の家に泊まり、白井富貴子(八千草薫)たちに朝食まで食べさせてもらって「金持ちなのにいい人たち」と上機嫌。そんなエイジを見た橘は、当家に居着くつもりではないか?と、困惑気味。 その頃、小早川千影(阿部寛)は出勤前の一時をファーストフード店で過ごしていた。千影の手には一通の手紙“・・・私と主人そしてひでこは、ハンガリーへ行くことに・・・”。 さてそんな中、『アンティーク』営業開始。橘の自分に対する態度が、妙に優しいことが気にかかる小野に、エイジは、小野が引き抜きされるんじゃないかと橘が思っていることを話す。否定も肯定もしない小野。だが、小野にとっては誰も休暇の理由を尋ねてこないことの方が不思議だった。「言いたくなったら、言うでしょ?」と言うエイジに、小野は感謝する。その時、小野は賞味期限切れの小麦粉を使わないようにとエイジに指示。素直に応じるエイジだが・・・。
No.6
見知らぬ記憶
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「アンティーク」の厨房では、神田エイジ(滝沢秀明)が小野裕介(藤木直人)と焼き菓子作り。毎朝、みんなより早く店に来てエイジが練習を重ねていたことを知る小野は、その出来栄えをチェックしながらエイジをほめる。フロアから、2人の作業を見ていた橘圭一郎(椎名桔平)も「悪くないねぇ」とまんざらでもない。その橘が店の前に出ると「社長さんでしょうか?」と神田源一(牟田悌三)が呼びかけた。源一は、エイジが世話になっている礼を言いに来たのだ。 橘は源一を寿司屋に誘う。ひたすら頭を下げて礼を言う源一に、橘は「エイジは頑張っている」と伝える。すると源一は、エイジをボクシングジムに引き取った時の話を始めた。才能を見抜いた源一は、当時どうしようもない不良だったエイジを何とかうまくおだてて鍛えたのだそうだ。そこからめきめきと才能を発揮したエイジだったのだが、だからこそ、ボクシングを失った今、源一と出会った頃に戻ってしまうのを、源一は何よりも心配していたのだ。その頃「アンティーク」に一本の電話が。エイジが受けると、相手は小野を出して欲しいと言う。エイジから代わった小野は、無言のまま電話を切ってしまった。 翌日、内野茜(西野妙子)の部屋で目覚めたエイジは、彼女が「話がある」と電話をしてきたことを思い出す。エイジが尋ねるが、茜は話さなかった。エイジは「アンティーク」へと出勤。同じ頃、携帯にもたらされた情報に、橘が驚愕していることも知らずに・・。
No.5
過去からの贈り物
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「アンティーク」では、橘圭一郎(椎名桔平)が従業員たちの昼食を作った。お手製料理に自信満々の橘だが、神田エイジ(滝沢秀明)は食後のケーキの方が関心事。小野裕介(藤木直人)にお伺いを立てるが「ダメ」と言われて、しょんぼり。小早川千影(阿部寛)の評価は・・・どっちつかず。唯一、小野だけが「美味しいです」と言ってくれたので、橘は顔をほころばせる。その時、エイジが、甘いものが好きでもないのに何でケーキ屋を始めたのか?と、橘に聞く。橘は、ケーキ屋には女が集まると答えるが、千影は微妙な反応。 その頃、スポーツタイムスでは飯塚桃子(小雪)が野間篤史(小林すすむ)と「アンティーク」のケーキを食べていた。取材中のエイジに惚れた?と、からかう野間に桃子はムキになって否定。さらに、野間が突っ込むと「私が好きになったのは、神田エイジじゃありません!」と桃子。それでは、誰を? 「アンティーク」に新しい客、遠山みどり(須藤理彩)が来店。店内を見回すみどりを見た橘は「口コミのお客様だな」と、エイジに耳打ち。「どなたかから評判を聞いて?」と、橘に対して返ってきた答えは「いいえ」・・・。またもやオーナーの権威失墜か? 結婚して実家を出たみどりは、妻を亡くして一人で家にいる父親が「アンティーク」のレシートを何枚も持っているのを見つけたのだと言う。そこに、宗像克雄(辻萬長)が来た。その宗像に「お父さん」と、みどり・・・。宗像は、むっつり怒り顔でみどりが止めるのも聞かず店を出てしまった。
No.4
小さな星
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小早川千影(阿部寛)が、フロア担当として「アンティーク」に加わったことで、神田エイジ(滝沢秀明)は、なぜかウキウキしている。自分より後輩が入り、小野裕介(藤木直人)と厨房で作業できる時間が出来たと大喜びで、客のオーダーで「星のケーキ」を作っていた。もともと、橘圭一郎(椎名桔平)さえ「オヤジ」呼ばわりのエイジは、千影との年齢差に臆することもなく、早くも先輩風を吹かす。 エイジには、もうひとつ嬉しいことが。休憩がとれるようになったのだ。小野のケーキ作りを手伝っていたエイジは千影と交代して、さっそくどこかに姿を消す。残された小野と千影の視線が微妙に絡まるのを、橘がフロアから覗いていて・・・。 エイジは「神田ボクシングジム」に来ていた。ヘッドギアもせず、軽やかなフットワークでスパーリングするエイジ。そこに帰ってきた神田源一(牟田悌三)は、エイジの目を心配してスパーリングを止める。これがエイジの休憩だった。 「アンティーク」では、来店した飯塚桃子(小雪)を橘と千影が迎えた。この2人の出迎えに、少しがっかりの桃子。店には相変わらず、吉永正太(えなりかずき)がいた。席について、橘にオーダーした桃子の目はケーキを運ぶために厨房から出てきた小野に釘付け。しかし、小野はそっけなく厨房に下がる。そこに、内野茜(西野妙子)が牧野潤子(中越典子)を連れてやった来た。エイジの姿を探す茜に、橘はその関係を尋ねる。すると茜は、エイジの元彼女で今も一緒に暮らしていると答えた。店内の人々は、茜の話にビックリ。 茜によると・・・潤子も同様だが、エイジは彼女たちを男関係のトラブルから救い「こんな男やめて、俺の女になれば」と、告げたらしい。そして「そのまま(彼女に)なっちゃったの」と言うのだ。「男は強くないとね」と茜たち。正太は興味津々だが、エイジが中学3年生の時のことだと聞いて橘、千影とともにタメ息。厨房で聞いていた小野は、自分が中3の時を思い出して暗い表情になっていた。
No.3
シトラスの誕生日
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「アンティーク」に、橘圭一郎(椎名桔平)の祖母、白井富貴子(八千草薫)が小早川千影(阿部寛)を連れてやってきた。「おばあさま」と富貴子に呼びかけ、千影とは「若・・・」「影・・・」と妙な名前で呼び合う橘に、神田エイジ(滝沢秀明)と小野裕介(藤木直人)はア然。エイジの「ボンボン?」という質問にうなづく橘。富貴子によれば、千影と橘は幼い頃から従兄弟のように育ったらしい。さらに富貴子は、店に来たら千影が見張っていたので連れてきたと言う。千影は、橘の父親の依頼で彼を見張っていたのだ。 ケーキを食べた富貴子は「とっても優しいケーキ」とほめる。エイジ、小野、橘もまんざらでもない。また来る、と言って店を出る富貴子たちを見送った橘は、見張りを辞めて欲しいと言うが、千影は「あんなことがあったんだから」と譲らない。逆に「なんでケーキ屋なんて?」と千影に質問されるが、橘は答えられない。その頃、車に乗って「アンティーク」を去りつつあった富貴子は、店にやってきた宗像克雄(辻萬長)とすれ違い、何かを思い出そうとしていた。「アンティーク」を巡る人々に新たな疑問が浮上。 店内に戻った橘は、富貴子と話しても小野が平気だったことを思い出した。祖母を女として認めないのか?と問う橘に「そんなこと・・・」と小野。するとエイジは「何で女が苦手なんですか?」と、小野に超ストレートな質問を。小野が謎の微笑で答えていると、宗像が入ってきた。いつものように新作ケーキを注文する宗像。すると橘は、なぜかエイジに接客を任せ、オーナールームに去ってしまう。そんな橘を気にかける小野。 ビビリながらなんとか無事、宗像の接客を終えたエイジの元に、橘が戻ってきた。橘の態度に疑問を感じていたエイジは、ストレートにその疑問をぶつける。だが、橘は答えない。そんな橘にエイジは、宗像の目が昔補導された時の警官の目に似ていて緊張する、と言う・・・すると、橘の表情が一瞬変わった。
No.2
愛の井戸
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野間篤史(小林すすむ)から情報を得た飯塚桃子(小雪)が「アンティーク」にやって来た。神田エイジ(滝沢秀明)の姿を探して店内を覗き込む桃子に、橘圭一郎(椎名桔平)が声をかける。と、そこにエイジが現れた。いきなり出現したエイジに驚く桃子は、客を装って店に入った。とりあえず、お茶とケーキを頼んだ桃子だが、美味しそうなケーキには手もつけず、気になるのはエイジの行動。島崎珠美(眞鍋かをり)を接客するエイジを桃子が眺めている。 ショーケースを睨み付ける珠美と緊迫の対峙をするエイジと橘。その時、ようやくケーキを口にした桃子が思わず「おいしい!」と声を上げた。すると、ケースから桃子へと目を移した珠美の瞳から、一筋の涙が流れ落ちた。突然の出来事に動揺するエイジと橘、そして桃子。「いいんです。頑張ります、すいませんでした」と店を出ていく珠美と入れ違いに吉永正太(えなりかずき)が入ってくる。珠美の様子を気にする正太の問いは、エイジらに黙殺されてしまう。彼らにも何だかわからないのだ。小野裕介(藤木直人)のケーキをしきりに褒めるエイジに、桃子は「(ケーキを)つくる人になりたいんですか?」と質問。エイジは素直に「はい」と答えた。
No.1
天使の羽
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歓声に包まれるボクシング会場。リング上には、史上最速でバンタム級日本王座に挑戦している神田エイジ(滝沢秀明)がいた。不注意から対戦者の一発をくらったエイジの闘争心に火が点く。試合を見つめる観衆の中に、スポーツ紙のライター、飯塚桃子(小雪)がいた。ボクシングにはまるで興味がなかった桃子だが、次第にエイジの動きに目を奪われていく。 その頃、とある食堂では橘圭一郎(椎名桔平)が、祖母の白井富貴子(八千草薫)、母、橘紘子、叔母の白井栄子にケーキ屋出店の援助を願い出ていた。3人とも賛成するのだが、富貴子は疑問を口にする。圭一郎は、甘いものが好きではなかったのだ。 さらにその頃、とあるケーキ屋では、経営者(市川勇)がパティシエに辞職を迫っている。経営者はそのパティシエを、うまいケーキを作れるだけでなく客の心が読める天才とほめたたえるのだが、どこかに問題があるらしい。辞職の通告を天才パティシエ、小野裕介(藤木直人)はすんなりと受け入れた。 ボクシング会場では激しい打ち合いの末、エイジが対戦者をノックダウン。試合後の控え室で、源一からもらった御褒美のケーキを美味しそうに食べていた。桃子は先輩記者を差し置いて、エイジを取材しようとするが、ジムの若い連中に止められてしまう。実はそこには理由があった。ケーキを食べ終えたエイジに、源一はつらい宣告を下していたのだ。激しい戦いで目に障害を負ったエイジは、引退を余儀なくされる。そしてそのショックから、エイジは行方不明に・・・。
