どてらい男
古い順に並び替えNo.39
まぼろしの花嫁
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猛造(西郷輝彦)は今井(中村翫右衛門)と入った食堂で茂子(梓英子)と初顔合わせ、結婚のことを知って仰天する。だが明日には出征する身、一夜の花嫁ではかわいそうだと結婚を断わる。 その頃、茂子の父・弥之助(多々良純)が結婚は解消だといきまいていた。そこへ猛造が今井と現われた。結婚できないと言う猛造によね(正司照江)と篤作(三浦策郎)は怒るが、出征したあと茂子を養うだけのお金があるかと言われてニ人は黙ってしまう。
No.38
さらば立売堀
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猛造(西郷輝彦)は残った仕事を片づけるため、よね(正司照江)に会うことを諦めた。猛造の心を察した蔵先(谷幹一)は店員をフルに動かし、猛造を故郷に送り出す。大石(笑福亭松鶴)の忠告で前戸商店を訪れた猛造は驚く文治(沢本忠雄)らをしり目に、世話になったのぶの位牌に手を合わせる。 夕方、福井駅に着いた猛造は小学校時代の教師・今井(中村翫右衛門)と再会する。
No.37
かえらぬ花婿
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蔵先(谷幹一)らが猛造(西郷輝彦)の帰阪を待っている頃、よね(正司照江)も福井駅で待っていた。出征までの残り二日の間に茂子(梓英子)と結婚させなければならない。 その頃、猛造は夜行列車で芋井(岸部四郎)と再会。芋井に店への言づけを頼み京都でさっさと降りてしまう。 ようやく大阪に帰って来た猛造だが、店には寄らず大石商店へ直行。その帰りに青木(森啓ニ)と会い応召の事実を知る。
No.36
すれちがい
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昭吉(田村亮)が堤(本郷功次郎)の出征を見送って帰ってくると、猛造(西郷輝彦)に赤紙が来たという電報が届いていた。竹田(高田次郎)は知らん顔しておけば猛造は銃殺だと言い放つ。 その頃、福井ではよね(正司照江)が出征前に結婚させてやりたいという母心から結納を進めていた。猛造は出征のことも茂子との結婚のことも知らず東京の宿屋で商策を練っていた。
No.35
嫁というほうび
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福井で猛造の父・篤作(三浦策郎)とよね(正司照江)が猛造(西郷輝彦)の召集令状を受け取って大騒ぎ。同じ頃、前戸商店では文治(沢本忠雄)と衝突した昭吉(田村亮)が辞表を出していた。 よねは猛造の出征前に茂子(梓英子)を嫁に決めようと、茂子の父母と掛け合い強引にその承諾を受けた。 恩師・堤(本郷功次郎)の出征も自分の召集も知らない猛造は軍需工場を回っていた。
No.34
赤紙きたる
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文治(沢本忠雄)から猛造(西郷輝彦)が得意先に迷惑をかけていると聞いたよね(正司照江)は、みやげの餅を配って歩く。ところが行く先々で猛造のことを逆に賞められ、息子を信じなかった自分が恥すかしいと、捜しに来た昭吉(田村亮)に餅を渡し姿を消す。 その夜、猛造は飛行機の部品メーカーと取り引きするため千葉へ旅立つ。この取り引きは山全商店の運命を賭けた旅であった。
No.33
お目見得泥棒
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飛行機の部品を作る機絨を扱おうと考えた猛造(西郷輝彦)は蔵先(谷幹一)に調査を命じる。 その頃、福井の町では猛造の恩師・堤(本郷功次郎)が出征することになり、妻のお秋(亀井光代)が街頭で千人針を行なっていた。そこへ偶然通りかかった猛造のいとこ・茂子(梓英子)はお秋を家に招く。そこには猛造の母・よね(正司照江)が来ていて、猛造が大阪で店を一軒持ったことを得々と喋っていた。
No.32
商人の道
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前戸商店に復帰した竹田(高田次郎)は二割引き作戦で猛造(西郷輝彦)の邪魔をする。猛造が同じ値引きで対抗すると、竹田は二割五分引きで反撃を始める。昭吉(田村亮)は値引き合戦の行く末を心配し、このままでは共倒れになると、猛造を説得。 翌日、大石(笑福亭松鶴)の家を訪ねた猛造と昭吉。これからは飛行機の時代だと聞き、どう商売に取り入れようかと思案していた。いつもながら時代を先取りする二人だった。
No.31
妨害
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竹田(高田次郎)が帰ってきたことを機に、文治(沢本忠雄)は店の改革を始めた。竹田を副社長にし、支配人の昭吉(田村売)の上に置くことで商売の実権を与えた。竹田は猛造(西郷琿彦)を恩知らずとののしり、昭吉以下店員に自分の命令に服従し「泥棒犬の猛造」をやっつけることを誓わせる。 そして竹田は昭吉の反対を押しきって猛造の商売の妨害を開始する。
No.30
どてらい店発進
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いち(初音礼子)の跡継ぎとなって山全商店を出した猛造(西郷輝彦)は、命がけで働く男・学歴年齢不問・給金は働き次第という型破りの店員募集の貼り紙を出す。実力一本でのし上がった猛造らしい発想だ。 一方、文治(沢本忠雄)の前に元番頭の竹田(高田次郎)が現われた。猛造が飛び出したと聞き再び雇ってもらおうと思ったのだ。 その頃、昭吉(田村亮)は倉庫番をしていた蔵先(谷幹一)に遭遇。猛造の所に連れて行き、蔵先は山全商店で働くことになる。
No.29
敵か味方か
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昭吉(田村売)が店を辞めると憤然と去った後、岡田(大村崑)は文治(沢本忠雄)のあまりの仕打ちに思わず殴ってしまう。 一方、昭吉は女中・お冬(丸山みどり)から愛の告白を受けるが、彼の心にはいまだに清子(新藤恵美)への想いがうずいていた。 その頃、猛造(西郷輝彦)は遠井夫婦(瀬川菊之丞・初音礼子)から、遠井商店を息子がわりとして任せると聞き胸をはずませるのだった。
No.28
のるかそるか
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猛造(西郷輝彦)が未亡人・妙子(入江若葉)の家を借りて独立しようと考えている頃、文治(沢本忠雄)は妙子の家を買い取り、彼女に商いをさせることにした。猛造に辞められては困る文治の苦肉の策である。 そんなとき、岡田(大村崑)が軍服姿で前戸商店を訪れ、世間も前戸商店も非常時の今、統制を乱してはいかんと諭す。しかし猛造は、この機会を逃しては永久に独立のチャンスはないと雄弁をふるう。
No.27
旦那の作戦
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日中戦争も激化、若者たちが続々戦場へ送られる中で猛造(西郷琿彦)は一年間のお礼奉公に精を出していた。 そんな中、文冶(沢本忠雄)は猛造引きとめの策略を考えついた。猛造が開拓した得意先の未収分を立て替えてから独立しろというのだ。昭吉(田村亮)から文治の策略を聞いた猛造は今さらながら彼の悪知恵にあきれる。意を決した猛造は得意先を全部店に残し、裸一貫で独立することを決める。
No.26
独立戦争
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ひょんなことから中将の平山(中村鴈治郎)に見込まれた猛造(西郷輝彦)は、陸軍省注文の機械の見積りを持って出頭した。そこには同じ品の見積りを持った指定商人達がいたが、格段に安い見積りを出した猛造に納品を命じる。この取引で7万円の大金をつかんだ猛造は、前戸商店に帰り文治(沢本忠雄)に独立を宣言する。怒った文治は昭吉(田村売)に、猛造をクビにしたと業界に通達するよう命じる。
No.25
陸軍が味方だ!
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猛造(西郷輝彦)は再会した清子(新藤恵美)が人妻となったことを知り、泣くに泣けない気持だった。清子は自分の心を踏みにじって、昭吉(田村亮)に譲ろうとした猛造を憎んでさえいた。傷心の身を抱いて帰阪した猛造を待っていたのは、文治(沢本忠雄)のカミナリだった。 猛造は昭吉に憤満をぶつけ、その後、清子が結婚した事を話す。そこへ突然、特高刑事が現われ反戦思想の容疑で猛造を引き立てて行った。
No.24
二つの再会
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商いも成立せず、猛造(西郷輝彦)は東京での四日間を棒に振る。たまたま出会った大石老人(笑福亭鶴)に東京での商売の仕方を教えてほしいと頼むと、大石は「牛鍋屋で軽子(仲居)をくどけたら東京で商売ができるようになる」と言う。半信半疑で向かった牛鍋屋でさっそく二人の軽子につかまり牛鍋に舌鼓を打つ。 その頃、前戸商店では猛造から連絡がないと文治(沢本忠雄)ががなり立てていた。
No.23
東京進出
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清子(新藤恵美)から、猛造(西郷輝彦)と結婚すると聞いた昭吉(田村亮)は親友のために恋を諦めようとしていた。一方、猛造も昭吉の事を知り同じ悩みを抱くのだった。岡田(大村崑)は清子に「自分で決めろ」と言って出征した。 陸軍省との取引開始のために上京した猛造は問屋を回るが、コネもなく頭からバカ扱い。たまたま入ったすし屋でも関西なまりでバカにされ、猛造はすっかり頭に来た。
No.22
恋と親友
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清子(新藤恵美)が猛造(西郷輝彦)の愛を確かめるために川に飛び込んだ事はやがて岡田(大村崑)の知るところとなった。清子を昭吉(田村亮)の嫁にと考えていた岡田は、あんな爆弾みたいな男にやれるかと怒る。そこへ突然、岡田に召集令状が届く。 岡田の送別会で文治(沢本忠雄)は岡田の後釜として猛造を支配人に任命すると発表するが、猛造は岡田が喜ぶように昭吉を支配人にしてほしいと言うのだった。
No.21
男が先か女が先か
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岡田(大村崑)まで辞めさせられると聞いて独立を思いとどまった猛造(西郷輝彦)は再び外交に出る。日中戦争が激しく、これからは兵器産業の時代だと先見した猛造はその部品を取り扱う事を考えた。 いま世の中で一番強いのは軍隊、その軍隊を相手に商売をすれは絶対に儲かると。そんな猛造の頭の回転に昭吉(田村売)は感心するばかりだった。
No.20
嬢さんさいなら
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猛造(西郷輝彦)が店を辞めて独立すると弥生(由美かおる)に話した事はすぐさま文治(沢本忠雄)に伝わった。怒った文治は岡田(大村崑)に責任を取れと怒鳴る。猛造が岡田も一緒に辞めさせられると聞いたら思いとどまると考えたのだ。 その頃、岡田の家には清子(新藤恵美)を連れ戻しに、別れた妻・道子(加賀ちか子)が来ていた。そこへ突然、猛造が訪ねて来て清子に愛を打ち明ける。
No.19
恋ごころ
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日独防共協定が調印され、猛造(西郷輝彦)はますます国産品の必要性を感じるが、文治(沢本忠雄)は舶来一筋の頑なな態度を変えない。岡田(大村崑)だけが猛造の卓見を信じていた。 その頃、昭吉(田村売)は清子(新藤恵美)と会っていた。おてんばだが頭の鋭い清子をすっかり気に入ったのだ。 翌十ニ年七月七日、蘆溝橋事件が勃発。一気に日中戦争へ突入し世情騒然となった。
No.18
目を開け!モーやん
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風邪をこじらせた岡田支配人(大村崑)を見舞いに行った昭吉(田村売)は、岡田の娘・清子(新藤恵美)の威勢のよさにタジタジ。 一方、販売課長に抜擢された猛造(西郷輝彦)は、イギリスの機械がなかなか入荷しないため、国産品も扱うことを思いつく。文治(沢本忠雄)は舶来品専門の前戸商店では扱えないと一蹴するが、猛造は大石老人(笑福亭松鶴)に勇気づけられ、これからは機械も国産品時代が必ず来ると信じるのだった。
No.17
竹田敗れたり!
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竹田(高田次郎)は手代の売上を自分の売上に上乗せして猛造(西郷輝彦)の鼻をあかそうとするが、猛造や岡田支配人(大村崑)はそれに気づき逆襲。 その後、弥生(由美かおる)の入院が決まった事から猛造は文治(沢本忠雄)に竹田との結婚を解消させるように迫り、文治も承知する。それに怒った竹田は文治と衝突。腹に据えかねた文治は遂に竹田をクビにする。
No.16
毒には毒を!
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瑞江(星由里子)の亡父が借金の保証人となったため利村商店は倒産寸前となっていたが、猛造(西郷輝彦)は瑞江を助けるためにその張本人の勝部(原保美)を見つけ出す。そして蔵先(谷幹一)に頼んで勝部が経営する勝利商会から手形で品物を仕入れさせた。猛造、蔵先、昭吉(田村亮)の三人の芝居で事はうまくいったが、手形が利村商店振り出しのものと知った勝部は受取りを拒否した。
No.15
虫けらの意地
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倒産寸前の利村商店から大量注文を取ってきた猛造(西郷輝彦)は岡田支配人(大村崑)にどやされるが、瑞江(星由里子)のために品物を納めてやりたいという。そんな猛造に昭吉(田村亮)は、瑞江の手形に誰かかっちりした人の裏書きがあれば支配入も納得すると入れ知恵した。猛造が瑞江にその事を教えると、瑞江は事もあろうに文治(沢本忠雄)に裏書きを頼んでしまう。
No.14
人を使う方法
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猛造(西郷輝彦)が注文を取ってきたビスが品切れで店は大嗤ぎ。岡田支配人(大村崑)と昭吉(田村亮)がやっと見つけてくるが、足元を見られて吹っかけられた。 一方、竹田(高田次郎)は猛造と文治(沢本忠雄)の間で密約が交わされた事を知り、カフェで文治を問いただす。そのカフェにはあけみ(星由利子)という女給がいた。本名は利村瑞江といい、神戸の老舗の娘だが倒産寸前の店を救うために働いていた。
No.13
走れ!コッテ牛
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大石老人(笑福亭松鶴)は猛造(西郷輝彦)を遊廓に連れて行く。そこで女郎のうし代(三島ゆり子)から言われたある言葉が妙に耳に残った。 翌日から猛造は、バケツやほうきを積んで商いに出かけた。注文をくれない店の窓をふいたり掃除をしたりと勤労奉仕が数日続き、根負けした主人達は注文を出してくれるようになった。「これが商いのコツや」お客の喜びそうな事を先々やる事が商いだと悟った猛造は晴々とした面持ちだった。
No.12
売ったるで!
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造(西郷輝彦)らの恩師・堤訓導(本郷功次郎)が就職願いの事で店を訪れた。文治(沢本忠雄)は中学丁稚しか採用しないとすげなく断るが、のぶ(中村メイコ)は何とか考えようととりなす。 堤訓導にハッパをかけられ販売にまわった猛造は、二宮商店の二宮(日高久)に気に入られる。そんな威勢のよい猛造の商いぶりを、外交の神様“将軍”と呼ばれる大石老人(笑福亭松鶴)がじっと見ていた。
No.11
渦の中の弥生
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蔵先(谷幹一)は、二宮商店の番頭・玉井(小林勝彦)が竹田(高田次郎)となら取引すると言ったため殴ってしまった。弥生(由美かおる)は猛造(西郷輝彦)らを連れ二宮商店に謝りに出かける。 店に帰ると弥生の運命を決する重大な事件が起こっていた。竹田が店を辞めると言い出し、文治(沢本忠雄)は竹田を引き留めるため弥生に竹田との結婚を迫ったのだ。
No.10
食うか食われるか
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新社長になった弥生(由美かおる)の鼻をへし折ろうとする文治(沢本忠雄)は、竹田(高田次郎)に命じて売上を減らそうと図る。竹田は言葉巧みに蔵先(谷幹一)を営業部長に推選する一方、陰では得意先が蔵先に注文を出さないよう手を打っていた。 案の定、蔵先は注文を一つも取ってこれず初日の売上けは半減。しょんぼりする弥生に同情したお秋(亀井光代)は嫌がらせをやめるよう竹田を説得する。
