どてらい男
古い順に並び替えNo.69
どいつだ?!裏切者は
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猛造(西郷輝彦)が川崎小隊長(ハナ肇)と取り引きしたことがさっそく役立った。坂田(藤岡重慶)が空砲の射撃訓練で猛造を的に銃口を向けさせたが、川崎が現われ坂田を標的にすることで救った。 事件が一段落して広田(工藤堅太郎)が下士官室で痛めつけられた結果、猛造が日野(高品格)を買収したことを坂田にばらしてしまう。坂田は広田に初年兵の動静を探るスパイになれと強要し、何か企み始める。一方、川崎は日野に坂田の無暴さを監督するように命じる。
No.68
殺意の銃口
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猛造(西郷輝彦)と広田(工藤堅太郎)の策謀は坂田(藤岡重慶)にばれ、銃剣術で手痛い目にあわされた挙句、下士官室の従卒に命ぜられた。従卒になった途端、坂田だけでなく軍曹の日野(高品格)からもしごかれる。負傷したところを蹴られたり、靴を舌で磨かされたり・・・。遂に居直った猛造は坂田の言葉に「いつでも死んだる!」と憤怒の言葉を吐く。 そんな猛造の危機を救ったのは、機転の利く広田だった。
No.67
地獄で仏
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煙草を盗まれたと知った坂田(藤岡重慶)は烈火の如く怒って初年兵総員の私物検査をするが、出てこないので八つ当たり。 そこへ川崎小隊長(ハナ肇)が現われ、事のてん末を聞く。そのうち初年兵に渡すべき煙草を坂田がネコババしているのがばれてしまった。 その頃、内地では茂子(梓英子)がクリーニングの配達をしていたが、戦況の悪化と共にこの商売も思わしくなくなっていた。
No.66
兵隊商人あきんど
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昭吉(田村亮)は、猛造(西郷輝彦)の店の店員らと前戸商店の店員らの融和を考えて二人ずつ組み合わせて商いをさせたが裏目に出た。以前からの得意先をお互いに離すまいとし、かえって両方の対立を招いたのだ。 その頃、猛造の株式会社は軌道に乗りはじめて増資することになった。出資の多い者ほどにぎりメシにたくさんありつけることがわかり、はじめ参加しなかった者も参加するようになった。
No.65
地獄の沙汰も
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初年兵全員が朝メシ抜きとなり、古参兵たちは食いきれないメシに大弱り。猛造(西郷輝彦)は十円でメシを買い取りみんなに分けてやった。 猛造は軍隊で生き抜くために奇想天外なことを考えた。皆に金を出資させ物資を調達する会社を作ることだ。さっそく炊事班の伍長を買収、あり余るメシを仕入れてきた。まさに地獄の沙汰も金次第―。 今度はタバコをどう仕入れようかと“猛やん”は新会社の規模拡大を考えるのだった。
No.64
しごき地獄
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坂田(藤岡重慶)のひねくれた“初年兵いびり”は前戸時代の竹田(高田次郎)の比ではなかった。 要領のよい広田(工藤堅太郎)は殴られずに済んだが、海野(森次晃嗣)は殴られとおし。猛造(西郷輝彦)は丁稚時代のことを話し“噛みつき流”で行くという。 夜、海野がいなくなった。猛造と馬方(なべおさみ)が捜すと、かわやで首吊り男を発見・・・介抱すると警官上がりの初年兵ではないか。男は息を吹き返すが、坂田にすべてばれてしまう。
No.63
あゝ兵隊
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入隊した猛造(西郷輝彦)はコンプレックスの塊のような鬼軍曺・坂田(藤岡重慶)から猛烈なしごきを受けた。海野(森次晃嗣)は大学卒というだけで殴られっ放し、二十二歳で店を持った猛造もむちゃくちゃ殴りつけられた。 メシの時間、古参兵から順に好きなだけ取るので新兵にはほとんどあたらない。猛造はふと竹田(高田次郎)のいびりを受けていた丁稚時代を思い出す。 その夜、猛造は自分流のやり方で自分を守って行くとみんなに言うのだった。
No.62
死んだらいやや
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猛造(西郷輝彦)が学校に多額の寄付をした効果はてきめん。盛大な出征となった。 宴たけなわとなり、そっと脱け出した猛造は病床の父・篤作(三浦策郎)の所へ行った。篤作が村一番の出世頭というのを聞き、猛造は幼少の頃を思い出していた。 その夜、猛造は茂子(梓英子)にいざという時の金を渡そうとするが、茂子は「死んだらいや!」と胸にすがりつくのだった。 翌日、猛造は堂々と出征して行った―。
No.61
猛やん故郷に帰る
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三方村へ帰る汽車の中で猛造(西郷輝彦)は、大石(笑福亭松鶴)の通夜をしてあげられないと残念がる。 三方村へ着くと篤作(三浦策郎)はリュウマチで寝ていた。よね(正司照江)は、猛造が村の学校に寄付しないから送別会には誰も来んとプリプリ。 翌日、猛造が学校を訪れるとピアノを弾く妙齢の先生がいた。幼い頃憧れていた二本榎の令嬢・さくら(徳永れい子)ではないか。猛造は校長を訪ね寄付を申し出る。その額に校長は仰天するのだった。
No.60
将軍の死
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東京で無事集金を済ませ帰阪した猛造(西郷輝彦)は、青木(森啓二)ら店員の給科を昭吉(田村亮)に渡し後始末をつける。一方、茂子(梓英子)は昭吉に、もし清子(新藤恵美)が大阪に帰ってきたら嫁にするという誓約書を書かせるのだった。 猛造の出征の日。送別会は盛大に行なわれたが、寺の本堂で“出征兵士告別式”という型破りなものだった。大石(笑福亭松鶴)は軍へのあてつけだと連行に来た憲兵将校と争ううち、ばたっと倒れてしまう。
No.59
江戸っ子
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宿屋の番頭が猛造(西郷輝彦)の大金を見て、帳場の金をとったのではないかと、おかみとヒソヒソ話。元巡査の裏の隠居が合部屋の客となって猛造を監視することになった。猛造夫婦にはとんだぬれ衣であった。 疑いをかけられたと知って猛造はカンカン。江戸っ子は取引の金も払わなければ、人を見たらすぐ疑う汚い心の持ち主だと隠居に向かってぼろくそに言うのだった。
No.58
東京無宿
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東京へ集金旅行に来た猛造(西郷輝彦)と茂子(梓英子)は新婚旅行気分だったが、宿屋の手違いで満員・・・やむなく帳場にいることになった。イライラする猛造・・・なだめる茂子・・・。 その頃、三方村ではよね(正司照江)とかず(根岸明美)が珍しく姉妺仲良く猛造の出征の宴の準備をしていた。一方、大阪では大石(笑福亭松鶴)が猛造の出征を葬式で送ると言い出し、みんなを慌てさせた。
No.57
最後の新婚旅行
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再度の応召を受けた猛造(西郷輝彦)は、店をたたみ青木(森啓二)ら三人の丁稚を昭吉(田村亮)に預けようと決めた。 立売堀から総スカンをくった文治(沢本忠雄)が飲み屋で荒れていると竹田(高田次郎)が偶然入ってきた。文治に恨み骨ズイの竹田は外へ引きずり出し殴ろうとする。 茂子(梓英子)は猛造の留守中、商売の勉強を実家ですると決めるが、三方村ではどっちの家で茂子を引き取るか一悶着起きていた。
No.56
商人の基本
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昭吉(田村亮)は文治(沢本忠雄)に前戸商店を借りて商売をしたいと申し出た。がめつい文治は歩合いなら話にのろうという。 大石(笑福亭松鶴)を訪れた猛造(西郷輝彦)は、世間の裏を思い知らされた。大石は商人道の基本を説くのだった。 昭吉は信用を失った前戸商店を盛り返すためにも文治の留子中、誠実な商いをしようと決心。猛造はそんな昭吉に、三人の丁稚に商人の基本を教えてやってくれと頼む。
No.55
三枚の召集令状
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猛造(西郷輝彦)の取り調べに手こずった刑事たちは、彼に手錠をかけて立売堀の商店まわりを始めた。町中は騷然。 召集を受けた文治(沢本忠雄)がごった返している所へ刑事と猛造が来た。猛造は文治に、闇をしていないのならマル公で品物を売ってくれと迫る。刑事の目前でまで商売する猛造にすっかり煙にかれた警察は、陸軍省のロ添えもあって釈放に決めたが、その矢先、猛造のもとにも召集令状が届いた。
No.54
一か八か
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刑事のすさまじい取り調べにも猛造(西郷輝彦)はのらりくらり。一方、昭吉(田村亮)は警察に何もしゃべるなと立売堀の得意先を説得してまわった。留置場では猛造が村西(西川きよし)を買収し闇取引の相手に仕立てようと計っていた。窮地に陥るほど知恵がよく働くのだった。昭吉は文治(沢本忠雄)に密告はウソだと警察に申し立てるよう迫った。その時、文治と竹田(高田次郎)に召集令状が届いた。
No.53
捨て身の一策
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逮捕され一晩ブタ箱に入れられた猛造(西郷輝彦)は、統制の金製品で捕まった村西(西川きよし)という男と知り合う。猛造の話を聞いた村西は、密告したのは文治(沢本忠雄)か竹田(高田次郎)に違いないと断言。 その頃、茂子(梓英子)はトミ(野川由美子)の居所をやっと突き止め、トミが猛造を恨んでいる理由を知るのだった。
No.52
密告
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竹田(高田次郎)はトミ(野川由美子)と結託、茂子(梓英子)を罠にはめようとしたが、しっかり者の茂子はトミの芝居に騙されなかった。 ところが後日、猛造(西郷輝彦)と茂子が山全商店に帰ると経済警察の刑事に逮捕され、営業停止を命ぜられた。茂子はトミのせいだと思ったが、実は密告者は他にいた。 刑事に殴られながらも、猛造は指定工場の看板を守ろうと必死の知恵を絞っていた。
No.51
罠ワナ
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清子(新藤恵美)とトミ(野川由美子)がなぜ自分を恨んでいるのかわからず、鬱々として酒を飲んでいる猛造(西郷輝彦)を茂子(梓英子)は案じていた。 一方、トミは竹田(高田次郎)と組んで猛造への復讐を企んでいた。トミの父親が詐欺で刑務所に入ったのを猛造のせいだと逆恨みしていたのだ。二人は猛造が工場もないのに軍の指定工場の許可をとって商売していることを経済警察に訴えるため策謀する。
No.50
執念
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猛造(西郷輝彦)は清子(新藤恵美)の満州行きをとめれば岡田(大村崑)が約束を水に流すというのを、昭吉(田村亮)の伝言で知り彼女に会いに行った。 清子の執念を知った猛造はまっすぐ山全商店に帰る気がせず、ふらりと新町のおでん屋に入り竹田(高田次郎)と偶然出会う。前戸商店をクビになった彼は猛造をののしった。どういうわけか、おかみのトミ(野川由美子)も竹田に加勢、謎の言葉を叩きつけ猛造を追い出す。
No.49
見せ金
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猛造(西郷輝彦)の打った芝居が成功し、文治(沢本忠雄)は悔しがる。竹田(高田次郎)の策謀は水泡に帰した上、前戸商店の信用はがた落ち。 一方、敦賀では昭吉(田村亮)と清子(新藤恵美)が岡田(大村崑)と面会。清子は満洲へ行くと岡田に伝え、さっさと帰ってしまう。昭吉から猛造の一件を聞いた岡田は、猛造が清子の満洲行きをとめてくれたら約束は水に流してもよいと言うのだった。
No.48
オケラ大作戦
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竹田(高田次郎)により窮地に陥った猛造(西郷輝彦)は、茂子(梓英子)から銀行が金を貸してくれると聞いて浪速銀行へ出かけた。 文治(沢本忠雄)と竹田は猛造が音をあげるのを待ち受けていた。その頃、猛造に千葉航空機制作所から電話があり、明日午前中に一万円の仕入れ代金が着かなければ、品物を全部よそに回すと言ってきた。絶体絶命のピンチに追いつめられた猛造は一世一代の大芝居を打つ!
No.47
愛の巣づくり
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猛造(西郷輝彦)は茂子(梓英子)と山全商店へ帰ってきた。そして、蔵先(谷幹一)はじめ皆の前で商人道のあり方を、それとなく説いた。 その頃、文治(沢本忠雄)は昭吉(田村亮)に、敦賀の軍隊にいる岡田(大村崑)に手紙を持って行くように命じていた。 山全商店では商いから戻ってきた店員たちが取引の不成立を報告する。そこへ茂子が帰ってきて竹田(高田次郎)が得意先にいたことを告げる。
No.46
アシのある幽霊
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前戸商店にのり込んだ猛造(西郷輝彦)は、妻の茂子(梓英子)が竹田(高田次郎)に騙されたことを話し、取引を水に流してくれと頼む。だが文治(沢本忠雄)や竹田は承諾しない。 一方、山全商店では猛造が帰るとの噂を早くも聞き、一子(臼間香世)が嫁さん気どりで蔵先(谷幹一)や店員達に指図し始めた。その頃、猛造は茂子とうどんを食べながら丁稚時代の苦労話をしていた。
No.45
茂子に迫る魔手
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全快した猛造(西郷輝彦)が帰ろうとすると憲兵が現われた。病のため帰郷だと言う猛造に岡田(大村崑)も調子を合わせ、憲兵の目をごまかす。 その頃、茂子(梓英子)は竹田(高田次郎)に騙され、航空機部品の引渡証と引き換えに仕入れ代金八千円を受け取っていた。そんな時、猛造が山全商店へ帰って来た。茂子が金策をしていると聞いて驚くが、そこへ来た大石(笑福亭松鶴)から茂子と竹田との取引の一件を聞き激怒、前戸商店に向かう。
No.44
猛やん危機一髪
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猛造(西郷輝彦)を見舞った岡田(大村崑)は、清子(新藤恵美)が離婚したと話す。猛造は清子を昭吉(田村亮)の嫁にしてやってくれと頼む。 その頃、山全商店では茂子(梓英子)が資金集めに商才を発揮し、蔵先(谷幹一)は「どてらい女」と驚く。 猛造を見舞いに来たよね(正司照江)は、病気がうつってはいけないと帰郷を命じられたと開いて大喜び。さっそく茂子に知らせようと言うが、猛造は黙っていてほしいと言うのだった。
No.43
男と女の賭け
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昭吉(田村亮)は猛造(西郷輝彦)との約束を守って、文治(沢本忠雄)に山全商店の代理人として飛行機部品を仕入れることを申し出た。 その頃、入院した猛造を岡田(大村崑)が見舞いに来た。岡田は前戸商店の落ちぶれようを語り飛行機部品を回してやれというが、猛造は断わる。 一方、山全商店では仕入れの金がないと聞いた茂子(梓英子)が注文先をまわり金を集め始め、蔵先(谷幹一)を感心させる。
No.42
契約結婚
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入隊する途中、汽車の中で高熱を発した猛造(西郷輝彦)は、介抱する昭吉(田村亮)に飛行機部品仕入れの権利を譲ると伝える。一方、山全商店はどの店からも飛行機部品と一緒なら取引に応じると言われ困り果てていた。 その頃、福井では茂子(梓英子)を三方村へ連れて帰ると言うよね(正司照江)にかず(根岸明美)が反対し一悶着あったが、茂子が山全商店で働くと言ってケリがついた。
No.41
一夜妻
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猛造(西郷輝彦)と茂子(梓英子)の結婚初夜はおかしな会話から始まった。だが、このあと深酔いした猛造が水を飲みに降り、楠(常泉忠延)の部屋に行ったのが間違いのもと。ひそかに茂子に惚れていた楠の策により、ぶっ倒れた猛造は押し入れに押し込まれてしまう。 一夜を処女妻のまま明かした茂子は、お秋(亀井光代)に頼んでこっそり猛造を捜してもらうが、弥之助(多々良純)の知るところとなる。
No.40
出征前夜
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猛造(西郷輝彦)が自分の送別会の費用にと千円出したことから、弥之助(多々良純)は彼を見直すが、茂子(梓英子)を一夜限りの嫁にするわけにもゆかず煮え切らない。 一方、茂子は猛造の本当の愛情やよね(正司照江)への思いやりを知り、一夜でもよいから花嫁になろうと心を決める。 大阪では文治(沢本忠雄)と竹田(高田次郎)が、猛造の取引先へ出張した昭吉(田村亮)の帰りを待ちわびていた。
