滅相も無い
ドラマ
滅相も無い 第5話🈞🈑【古舘寛治×窪田正孝🈀 🈤津田健次郎】
突如日本に現れた巨大な“穴”。入るか悩む8人の男女は、互いの人生を語り合う。五番目の渡邊(古舘寛治)は司法試験を諦めた無職の54歳。人生逆転をかけ向かうのはーー
11月26日 火曜 2:45 -3:15 MBS毎日放送
日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)が話し終わる頃には、日も落ちていた。
五番目に話し始めたのは、渡邊(古舘寛治)。司法試験を受けるために就職をしなかったという渡邊は、54歳になった今でも母からの仕送りを頼って生活していた。しかし、遂にその仕送りも打ち切りとなる。姉の紹介でアルバイトを始めるもなかなか続かず、追い詰められた渡邊は「もっと手っ取り早く人生をひっくり返す方法」を見つけようと、空港へ向かったーー。