フォルティシモ 79歳全盲先生はあきらめない
ドキュメンタリー/教養
FNSドキュメンタリー大賞 フォルティシモ〜79歳全盲先生はあきらめない
岡山盲学校の元教頭で全盲の竹内昌彦さん、79歳。33年間で3000回を超える講演会に招かれ、延べ31万人に希望を届けてきた。その言葉に秘められた思いとは。
11月27日 水曜 4:29 -5:25 関西テレビ1
岡山盲学校の元教頭で全盲の竹内昌彦さん、79歳。竹内さんは、30年以上にわたり、3000回を超える講演会を続けてきました。彼の話を聞いたのは、北は北海道から南は沖縄まで、延べ約31万人に及びます。自身の失明や、幼少期に受けた壮絶ないじめ体験、脳性小児まひで生まれた長男の話などを通して、障がい者への理解や命の大切さを伝えています。79歳になった今も全国を飛び回る竹内さんには、一生をかけて取り組む夢が
ありました。自分が生きているうちに、アジアの途上国の1000人の子供の目を見えるようにすること。日本円で3万円〜5万円あれば失明を防げる子供たちの手術費用を届ける活動に力を入れています。2023年12月カンボジアを訪れた竹内さんは、子供たちの手術を見守り、子供たちの目に「ヒカリ」が届いた瞬間にも立ち会うことができました。その活動の支援の輪は、竹内さんの講演を聞いた人たちにも広がっています。
竹内さんの講演会の依頼は、今も相次いでいて、リピーターも多いのです。なぜ、人は彼に惹かれ、彼の言葉を求めているのでしょうか。竹内さんの言葉に秘められた長男への思い、人々を惹きつける講演会の魅力、生涯をかけて取り組む彼の夢を見つめました。