住人十色

ドキュメンタリー/教養

住人十色🈖🈑【空間もゴミも使い倒す!巨大ライブラリーのある59㎡の平屋】

不要な梁(はり)⇒テーブルに、日本庭園の灯籠や岩も再利用!エコ&コスト削減“ゴミを出さない”㊙リノベ術▼天井までの『巨大本棚』が耐震補強に▼断熱素材がむき出し⁉

12月7日 土曜 16:24 -17:00 CBCテレビ

住人十色🈖🈑【空間もゴミも使い倒す!巨大ライブラリーのある59㎡の平屋】

舞台は東京都八王子市。住人(アルジ)は2人兄弟がいる建築家の夫妻。昨年、都内の賃貸マンションから、妻の祖母が建てた、延床59平方メートル・団地の2LDKほどの広さの1人暮らし用の平屋に移り住むことになった。改装のために片付けを進めていると、ものを捨てることの大変さを痛感。さらに廃棄だけでも莫大な費用がかかるため、極力ゴミを出さずに再利用して、環境にもコストにも優しいリノベーションに挑戦することに。
前は立派な日本庭園だった玄関ポーチ。元々あった灯籠はバラして飛び石に、巨大な岩は自転車置き場の舗装へ。また不要になった梁(はり)もスライスして机に再利用することで、材料費・廃棄料をゼロにすることに成功。また、キッチン奥の壁に大量の本とDVDが。この壁は小さな木材を菱形に組み上げた“耐力壁”で、耐震補強の役割を果たしている。さらにこの壁が最終的にゴミになってしまっても、木材は再利用可能なのだという
はしごを上がった屋根裏には子ども部屋を設けた。ウレタンを吹き付ける断熱材を施したため、壁や天井は白くモコモコしている。本来は板で覆うものだが、将来廃材を出さないため思い切ってむき出しに。今回のリノベについて、夫は「ゴミと思うか、ものがいっぱいあると思うかで結構変わる」と話す。子どもに手に取って見てほしいと、夫妻が今まで読んだ本やCDは捨てずに本棚に並べている。モノを捨てないこの家は宝の山のようだ。