趣味/教育

🈐テレビ寺子屋【戦場カメラマンという仕事/渡部陽一】#2389🈞

「戦場カメラマンという仕事」
渡部陽一(戦場カメラマン)

7月10日 水曜 1:20 -1:50 テレビ静岡

「戦場カメラマン」には、「一人ぼっちでたくさんのカメラを持って戦場の前線に降り立ち、地雷が埋まっている危険な地域を飛び回りながら写真を撮り続ける危ない仕事」、そんなイメージがあるかもしれません。でも、一人で戦場に飛び込んでいき写真を撮ることは絶対にしません。必ず取材をする国、地域で生まれ育った『ガイド』、さらにはその国の言葉を話し、取材する地域ならではのアクセントを使いこなすことができる『通訳』、
そして身を守ってくれる『セキュリティ』と、自分を含め最低4人で取材のチームを組み立ててから、初めて戦場の最前線を動き写真を撮ることができるのです。チームの中で信頼関係を作っていくだけではなく、その国で動いていくためのさまざまな許可証を手に入れることで、初めて戦場を動き写真を撮ることができます。この最前線にたどり着くまでの準備や段取りが戦争報道の仕事の中で一番時間と労力と資金を注いでいるところです。
写真を撮り、「これで世界の子どもたちとたくさんの方をつなげることができる」と思うのも束の間、今度は撮った写真や映像を日本まで届けなければなりません。今では、戦場の最前線でインタビューや写真が撮れた瞬間に、自分が持ってきたパソコンで衛星を使い、日本のメディアに届けることができるようになっています。「スピードは力」という言葉の意味を、初めて写真を送り出した時に強く感じたことを覚えています。