テレビ寺子屋
ドキュメンタリー/教養
テレビ寺子屋#2400🈐
「自分プレゼン術」
藤原和博(教育改革実践家)
11月30日 土曜 5:30 -6:00 長野放送
人間は初めての人と会ったときに、自分の味方なのか敵なのかを最初の30秒ほどで本能的に見分けているようなところがあります。ですから、まずは敵だと思わせないことが大事です。味方が増えるほどその人たちのエネルギーが入ってきて、自分の目標やビジョンを実現しやすくなる。できれば味方を増やしたいですよね。自己紹介で「自分自身をどうアピールするか」が大切です。そこで、「自分プレゼン術」を練習してみましょう。
練習のひとつが、自分と相手の共通点を探すことです。「メガネをかけている」などではなく、インタビューしあってそのことが出てきた時にお互いがなんだか嬉しくなっちゃう共通点です。趣味が一緒だったり、極端な例ですと小学校が一緒だったり、そんな時にコミュニケーションは一番ホットになります。共通点発見ゲームみたいなものですから、会社でも同僚や部下とやるだけで、絆が深まっていきます。家族でもやってみましょう。
改めて、意外と知らなかった共通点を発見することもあると思います。コミュニケーションというのは、もともと共通点を発見するためにやることなのです。脳をつなげるという感覚が持てるかどうか。どんなふうに表現したら、相手の脳に一番届き理解してもらえるか。ぜひ意識していただけたらと思います。