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🈑<時代劇>剣客商売 第1シリーズ 第6話「深川十万坪」

時代と逆行して剣で暮らしを立てる親子・秋山小兵衛と大治郎の、時に厳しくほほえましい親子関係を描く大人気時代劇をお届け!

9月26日 木曜 18:30 -19:25 BSフジ・181

小さな升酒屋を営むおせき(藤田弓子)は、五十がらみのでっぷりとした女で、人は金時婆さんと呼ぶ。怪力である。 ある日、秋山小兵衛(藤田まこと)が女房のおはる(小林綾子)、料亭不二楼の板前長(木村元)と外出し、万年橋の上で金時婆さんの大活躍を目撃した・・・。 昼間から酒を飲んで、若い娘にちょっかいを出している三人の侍がいた。見かねた少年が止めに入ると、侍は少年を睨んだ。
おせきが仲介に入ると、ついに刀を抜いた。怒ったおせきは、二人をつぎつぎに持ち上げて川に放り込み、一人は体当たりして気絶させた。群衆は、やんや、やんやの喝采。 これを見た小兵衛は、おせきへの復讐を警戒し、長次に後を追わせて身元を突き止めさせた。岡っ引きの弥七(三浦浩一)はおせきと顔見知りだった。弥七はおせきに、家が焼けて困っている老人をしばらく預かってほしいと頼む。
秋川小左衛門と名乗るその老人は、もちろん小兵衛である。弥七の手下の徳次郎(山内としお)が物陰から家を見張った。 その夜、黒覆面の三人の侍がおせきの家を襲う。小兵衛が撃退し一人を捕らえた。橋の上で暴れていた侍だった。逃げた二人を徳次郎が追うと、伊勢桑名十万石松平家の下屋敷に逃げた。松平と言えば、将軍家につながる家柄である。
早速小兵衛は、老中・田沼意次(平幹二朗)の助力を仰ぐため田沼の娘・佐々木三冬(大路恵美)と連絡を取り、さらなる襲撃に備えおせきは大治郎(渡部篤郎)の道場に預けた…。