ドキュメンタリー/教養

テレビ寺子屋 #2383

「鎌田式 長生き食事術」
鎌田實(医師・作家)

7月7日 日曜 5:30 -6:00 仙台放送

テレビ寺子屋 #2383

ここ数年、佐賀県で「鎌田塾」を開催し健康・長生きのための習慣を幅広く提案しています。その真ん中にあるのが「食事」です。軸となる「きん・こつ・けつ・のう・ちょう(筋肉・骨・血管・脳・腸)」に良い食事は何だろうと考えた「鎌田式長生き食事術」についてお話しします。 『まごはやさしい』(豆・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・芋)は、日本の健康の合言葉ですが、シニアはそれではダメだと思うようになったのです。
本当にいいものばかりですが、これだけを合言葉に長くやっていると、フレイル(虚弱)になり、腰が曲がってヨボヨボしてきます。そこで、シニアの合言葉は『あさはきたにぎやかだ』と言っています。「あ」は油、オメガ3などいい油は積極的に摂りましょう。「さ」は魚、「は」発酵したもの、納豆などですね。「き」はキノコ、「た」卵、「に」は肉、「ぎ」牛乳、「や」野菜、「か」海藻、そして「だ」大豆、大豆がまたいいんです。
お菓子を食べる時に患者さんにオススメしているのは、タンパク質が多い豆やナッツです。 塩の摂取量を減らし、野菜をしっかり摂り、タンパク質も摂り、そして体を動かして筋肉を活性化させることによって、90歳を越してもピンピン元気で好きなことがやれるシニアになっていただきたいと思います。