ドラマ

火の女神 ジョンイ#41🈔

第41話

9月20日 金曜 16:13 -17:10 テレビ長崎1

分院に「明への献上磁器を作れ」という王命が下る。光海君が手柄を立てることを恐れた仁嬪と臨海君は、ガンチョンを使って磁器作りを邪魔しようと画策する。そんな中、絵付けの顔料が底を尽き、サスンはファリョンの商団と取引をする。ジョンは納品された顔料を試して不良品であることを見抜き、サスンは危機を免れる。これに腹を立てたガンチョンは、ついにジョンを殺せとマプンに命じる。
ウルタムの墓におびき寄せられたマプンはテドによって捕らえられる。マプンの自白が得られればガンチョンの罪を問うことができるため、光海君は自らマプンの尋問に臨むが、マプンは頑として口を割らず、ジョンに会わせろとただ訴えるだけだった。
16世紀後半、朝鮮第14代王・宣祖の時代。沙器匠(サギジャン)のイ・ガンチョンとユ・ウルダムは王命を受け、陶磁器製造所・分院(プノン)の最高官職・郎庁(ナンチョン)の座をめぐって勝負をする。宣祖は2人が作った茶器を気に入るが、仁嬪(インビン)キム氏とガンチョンの計略に陥ったウルダムは、無実の罪で分院から追放される。
同じ頃、沙器匠の助役ヨノクは分院の窯の中で女児を出産。師匠のウルダムに娘を託し、この世を去ってしまう。ウルダムにジョンと名づけられた赤ん坊は、やがて陶芸よりも狩りや弓に夢中のおてんばな少女に成長する。ある日、ジョンは山の中で光海君と運命的な出会いを果たし、今まで感じたことのない胸の高鳴りをおぼえるのだった。そんな中、ウルダムは分院に戻る機会を得るが、ガンチョンが送り込んだ刺客に暗殺されてしまう。
突然父を亡くして傷ついたジョンは、ウルダムを侮辱するガンチョンの言葉を偶然耳にし、沙器匠となって父の無念を晴らそうと決意する。それから5年後――。朝鮮一の沙器匠となるため、男装してテピョンと名を変えたジョンは、ひょんなことから光海君と再びめぐり合うが…。