ドラマ

古畑任三郎3#6🈞🈑

「絶対音感殺人事件」
三谷幸喜脚本 田村正和 市村正親 西村まさ彦 石井正則 街田しおん🈀

7月2日 火曜 13:50 -14:45 テレビ長崎1

甲陽フィルの常任指揮者・黒井川尚(市村正親)は、愛人のビオラ奏者・滝川ルミ(街田しおん)から別れ話を持ち出され、カッとなって殴り殺してしまった。場所はルミのマンション。外は雨。黒井川は、事故死に見せかけようと、指紋を拭き取り、ルミの死体を外階段の下に運んだ。演奏会に向かう途中、雨で足を滑らせたという、単純な事故に見せ掛けるつもりであった。  捜査に訪れた古畑任三郎(田村正和)は、ルミの
左ポケットに鍵が入っていたこと、熱帯魚の水槽のエア・ポンプが止められていたことなどから、事故死に疑いを持つ。早速、親しい付き合いがあり、その日の演奏会に直ちにルミの代役を呼んだ黒井川を問い詰めた。  その場を逃れた黒井川は、ルミに思いを寄せていたクラリネット奏者・石森(橋本さとし)に罪を着せようと工作する。捜査の目は石森に向いたが、古畑は、黒井川の犯行と断定しており、石森に協力を求めた。
だが、黒井川を追い詰めるまでにはいたらない。しかし、古畑は、絶対音感の持ち主である黒井川でなければありえない犯行現場の状況に気が付いたのであった。それは水槽のポンプが止まっていたことであった。古畑の詰めが始まる。