バラエティ

グッと!地球便🈖

2013年、南米のボリビアでツアーコンダクターとして奮闘していた本間賢人さん(当時27)のその後を紹介する。

7月11日 木曜 10:25 -10:55 高知放送1

グッと!地球便🈖

エクアドルに本社を構えるツアー会社に所属し、一人旅から団体旅行まで、季節に応じて中南米各地を案内。取材時は、ボリビア西部の高地にある田舎町・ウユニで仕事をしていた。この地で有名なのが「ウユニ塩湖」。静寂に包まれた水面に大空が映し出される絶景は“天空の鏡”と呼ばれ、湖の面積は四国の3分の2ほどにも及ぶ。賢人さんは「こうやって水がちゃんとあるとすごくうれしいし、本当にホッとします」と胸をなでおろす。
お客さんを驚かせたい、心の底から楽しんでほしい…そんな思いが原動力となっている。高校の頃に見たテレビがきっかけで南米に興味を持った賢人さんは、将来の進路に悩んでいた大学生のとき初めてエクアドルを訪問。衝撃を受け、大学卒業後はガイドや自然保護の仕事で南米と日本を行き来しながら自分の生きる道を探し続けた。 新たな一歩を踏み出そうとしていた息子へ、父からの届け物は、故郷・千葉の「彦一凧」。
これまで、一代で会社を築き上げた父の姿や言葉に強く影響を受けたという賢人さん。そんな父が凧に込めた「どんなに厳しい風が吹いても、夢を叶えるために高く飛んでほしい」との想いに、「いつか両親を、僕が好きな中南米に招待できたら。それが一番の目標であり夢です」と涙ぐむのだった。