ドキュメンタリー/教養

こころの時代 ヴィクトール・フランクル (3)豊かさの中の「空虚」🈑🈞

現代人が抱える「空虚感」はどうすれば克服できるのか。ナチス・ドイツの強制収容所を生き延びた精神科医ヴィクトール・フランクルの思想と方法から考えていく。

6月22日 土曜 13:00 -14:00 NHKEテレ1高松

ヴィクトール・フランクルは戦後、若者の間で「生きる意味」が見出せなくなっている空虚感が蔓延していることに気づく。それは常に鏡を見つめるように自分のことばかり考えてしまうからではないか。そう考えたフランクルは視点を自己の内側から外へ「人生が自分に何をしてくれるかではなく、自分が人生のために何ができるかを考えよ」と説く。フランクル思想の核心にある「コペルニクス的発想の転回」をめぐって対話を深めていく。