<時代劇名作選>座頭市物語 第26話「ひとり旅」🈡🈑
名優・勝新太郎が主演を務める大ヒット時代劇「座頭市」シリーズ!今回は、ゲストに中村鴈治郎、由美かおるが登場!
3月28日 土曜 8:30 -9:30 BSフジ・181
悪どい渡世をさんざん座頭市(勝新太郎)に愚弄され、面目丸つぶれの五人の悪親分たちの共同出資で、市の首には大枚五百両の賞金がかかっていた。
一匹狼の旅烏潮来の源次(竹脇無我)は、欲は二の次の若さゆえの無鉄砲で、執拗に市をつけ狙う。
また関八州を股にかけて金のなる木を探しているとうそぶく遊び人からすの松(中尾彬)は、欲で市を追う。
斬ったはったの因果な稼業につくづく嫌気がさした市の足は、自然と生まれ故郷の方に向かう。
そこには、孤児の市を可愛がってくれた懐かしい良海和尚(中村鴈治郎)がいる。
村へついてみれば、和尚はフグの毒にあたって大騒ぎの真っ最中。
相変わらず生臭さ坊主の和尚さんだ。
九死に一生を得てやっと息を吹き返した和尚は、昔のままの慈愛深さで温かく市を迎えた。
「まだ、お天とう様をまともに拝めないような暮らしをしているな?」。
いたずらを叱られるわんぱく小僧のような神妙さで、洒脱で人間味あふれる和尚のお説教を聞いていると、街道暮らしで荒れた市の心は自然と和んだ。
市には、和尚と仲良しの村娘おゆみ(由美かおる)の親切が身にしみて嬉しかった。
それからしばらくして、村々には、檀家回りをする和尚について歩く“大きな小僧さん”市の姿が見られた。
おゆみが真剣にすすめたこともあり、市は仕込み杖を数珠に持ち替え、このまま村で平和に暮らすつもりだった。
だが、所詮は堅気には帰れぬ運命なのだ…。
寺に市がいると聞き、土地の親分仙波の長兵衛(南祐輔)一家が色めきたった。
一家にからすの松が草鞋を脱ぐ。
潮来の源次も村に入った。
目つきのよくない男たちがうろつきだし、おちおち野良仕事にも手のつかない村人たちは、みんな市のせいだと和尚に団体交渉。
そして…。

