伝七捕物帳

ドラマ

時代劇「伝七捕物帳」 第3話「夫婦花火」

“十の悪を捕えるより、一の悪を犯させねぇ!”
「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じる人間の深層心理を掘り下げた粋な捕物時代劇【1979年】▽途中「天気予報」あり

3月26日 木曜 8:30 -9:30 tvk1

刑期を終えて恋女房おうめの待つ長屋に戻った辰吉は、その日の朝におうめが自殺したことを知る。雁屋一家の伊助から、おうめの自殺の原因は伝七にあると聞かされた辰吉は、伝七の女房お新をさらい、大川端の花火小屋に伝七をおびき出す。
中村梅之助の明るい庶民的なキャラクターに負う所はもちろんだが、あくまでもペーソスとユーモアにあふれた人情ドラマ。時代劇にホームドラマの楽しさを持ち込んだことで、所帯持ちとなった伝七の家庭生活がドラマの中で随所に描き出されている。また、ドラマの背景に流れる江戸市井の人情と風俗をきめ細かに描こうというもので、江戸の面影、風物詩、そしてそれらの中から生まれた庶民性が、ドキュメント風に表現される。
さらに、ごくあたり前の人間の中に巣食う犯罪への指向を事件の本質とすることで、極悪非道な犯罪者による惨劇ばかりを描くのでなく、現代人に共通する弱者の犯罪、心理などにもスポットを当てる。【全30回】

  • 登場人物

    伝七/遠山金四郎…中村梅之助 (二役) 泉勢之進…高城丈二 お新…和田幾子 おゆう…音無美紀子 かんざしの文治…今村民路 彌平…曽我廼家明蝶 関口陣十郎…財津一郎

  • 制作

    <原作>陣出 達朗 <脚本>東条 正年・土橋 成男 他 <監督>山田 達雄・河野 寿一 他 <主題歌>(唄)角川 博