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京都知新

ドキュメンタリー/教養

京都知新【京友禅 五代 田畑喜八】

京都に春の訪れを告げる「都をどり」ー総をどりの鮮やかな浅葱(あさぎ)色の衣裳、そして「茶屋辻」の文様。着る人の魅力を引き出す、田畑喜八さんの魂を込めた、一筆とは

3月22日 日曜 6:15 -6:30 MBS毎日放送

京都知新【京友禅 五代 田畑喜八】

京都に春の訪れを告げる「都をどり」。その象徴ともいえる、総をどりの鮮やかな浅葱(あさぎ)色の衣裳を手掛けるのが今回の主人公・五代田畑喜八さんです。90歳を迎えた今もなお、現役の職人として筆を走らせています。  
田畑家の代名詞として名高いのが「茶屋辻」の文様です。 人間国宝である祖父・三代の写実的な表現を継承しながらも、五代喜八さんはあえて色数を抑え、余白を活かしたダイナミックな構図という独自の手法を切り拓きました。 凛とした藍彩の中に、ポイントで鮮やかな色をさすことで、より一層、見る者の心を惹きつける美しさを生み出します。  
田畑家では、着る人を「華主(かしゅ)」と呼びます。 すべての人が主人公であり、着物はその人の魅力を引き出すためのもの。主役をいかに引き立て、輝かせるか。喜八さんの研ぎ澄まされた感性で追求し続けています。 伝統を守りつつ、現代の感性で更新し続けるものづくりの真髄。 一筆ごとに魂を込め、着る人を輝かせようとする情熱に迫ります。  
京都伝統文化の<動>=<新>の部分に光を当て、『京都を温めて新しきを知る』。 「遺産」という「過去完了形」の取材対象だけではなく、伝統の上に立つ時代時代の新しさを追求している「現在進行形」の芸術家、建築家、職人、舞踏家、前衛アーティストらを取り上げ、京都1200年の美のタイムラインに時々の「斬新さ」を見つけていきます。