東日本大震災15年 静岡に映す教訓 〜それぞれの選択、その先に〜
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東日本大震災15年 静岡に映す教訓 〜それぞれの選択、その先に〜
東日本大震災から15年。さまざまな地震・津波対策が進められてきた一方、新たな課題も浮き彫りになった。南海トラフ巨大地震に備えるため、今後の静岡県内の防災を考える
3月7日 土曜 15:30 -16:30 テレビ静岡
東日本大震災から15年。あの日、町をのみ込み、多くの命と日常を奪った黒い波。まさに“衝撃”と呼ぶほかないあの経験は人々の心に深く刻まれ、防災への意識の変化を促した。想定にとらわれない備えの重要性、そして地域で支え合う力の尊さを私たちに突きつけた。津波避難タワー、防潮堤、高台移転。命を守るための取り組みは着実に前進し、ハード整備は各地で進められてきた。その一方で、ふるさとを離れる葛藤、それぞれの胸に
ある迷いと諦め、そして希望。訓練や語り継ぎ、日々の備えといった積み重ねもまた、未来を左右する力となっている。しかし、その選択は決して容易ではない。住み慣れた土地を離れる決断、地域の絆を保ちながら暮らしを再建する難しさ。人口減少や高齢化が進む中で、防災とまちづくりをどう両立させるのかという課題も浮かび上がる。災害の記憶を風化させず、現実的な備えへとどうつなげていくのかが、いま改めて問われている。命と
暮らしを守るために人々はそれぞれの“選択”をした。いつ起きてもおかしくないとされる南海トラフ巨大地震に向けて、選択のその先にあるものは何か。私たちは教訓をどう生かし、次の世代へ何を手渡していくのか。未来を守る防災について、いま改めて考える。

