ザ・ノンフィクション
ドキュメンタリー/教養
ザ・ノンフィクション・私の父のなれのはて2〜全てを失った男の最期〜🈑
日本の妻子を捨てて異国に渡り21年…言葉も分からず金も家もない日々の中で築いた新たな家族…全てを失った男がたどりついた楽園で人生の最後に待っていたものとは…
3月1日 日曜 14:00 -14:55 北海道文化放送1
「病院へ連れて行きたい。助けてください」その知らせが届いたのは2025年夏のこと…
日本に帰ることもできずフィリピンで生きる平山さん(75)が倒れたと、家族から連絡が入った。ディレクターが現地に駆けつけると、平山さんは救急搬送された病院のベッドで横になっていた。
2004年に知人のもうけ話に乗り、妻子を日本に残してフィリピンへ渡った平山さん。しかし、知人にだまされて所持金を全て失い、
日本へ戻るに戻れなくなった。その後はマニラで金も家もない流転の暮らし。現地で出会った女性に救われて内縁関係となり、娘・マリコさんも生まれた。屋台を引いて生計を立てながら“第二の人生”を過ごしていたのだが、2023年に妻・テスさんが急逝。
そして、平山さんも冠動脈血栓症で倒れる事態に…手術をすれば回復の見込みがあるが、手術代どころか入院費用すら払えず、家族に抱きかかえられて退院するほかなかった。
もはや起き上がることすらままならない平山さんをテスさんの前夫の娘・プリンセスさんとマリコさんが懸命に介護する日々。そんな中、平山さんは手術に望みをかけ、日本で暮らす実の娘や、資産家の知人に手術代を工面してほしいと電話を掛けるのだが…
「なれのはてが、ホントになれのはてになったよ…」
異国の地で全てを失った男が流浪の果てに迎えた人生の終わりを見つめた。

