テレビ寺子屋

🈐テレビ寺子屋【一流の指導者に学ぶ人材育成/奥村幸治】#2450

これからの時代を生きる子どもたちに必要なことは何か?それを大人はどう伝えていけばよいのか?一流の指導者の言葉から学ぶ、人材育成術です。

2月22日 日曜 5:30 -6:00 めんこいテレビ1

🈐テレビ寺子屋【一流の指導者に学ぶ人材育成/奥村幸治】#2450

私には大好きな指導者がいます。星野仙一さんです。私は2009年から5年間、12歳以下世界少年野球大会の日本代表チームの監督を務めていて、アメリカでの世界大会に参加した時、星野さんがこんな話をしてくれました。「俺の家は母子家庭で貧しくて、友達のグローブを借りて野球をしていた。母親から社宅の草取りをしたらグローブを買ってあげると言われ、毎日学校から帰ると草取りをして、全部終わると母親が千円をくれた。
お店に行くと、千円のグローブの隣に千五百円のものがあって、そのグローブが本当に良くて。お店のおじさんに『千円のしか無理だね』って言われたけれど、いつまでも千五百円のグローブをはめて試していたら、おじさんが『それ持っていっていいよ』と言ってくれたんだ。俺な、こんなにも強い思いで野球をやりたくてやってきた。俺みたいな気持ちで野球をしている子がいたら教えてほしい。俺にできることがあったら、してあげたい」
さらに「恵まれた環境で育った子どもたちが成長するには、様々な経験をしないといけない。この世界大会は野球だけではないぞ」と言いました。世界大会で子どもたちは、アメリカのお父さん、お母さんのもとで2週間ホームステイします。帰国の際、子どもたちは泣き崩れて帰れなくなります。星野さんは「この出会いだ。この出会いで人は成長ができる。自覚や責任が少しでも芽生えてくれたら、それでいいと思う」と話してくれました。
子どもが一人ひとり違うように、親だって一人ひとり違うはず。だから子育ても十人十色。いろんな子育てがあるわけです。テレビ寺子屋は、母として家庭人として、戸惑い、解決の糸口を見つけたいときに「あっ、私もそう思っていた」と共感できる場。たくさんの人の意見に触れ、考え方を参考できる場でありたいと考えます。時代を意識した番組づくりを目指して、新しい世代に向けた、生きたメッセージを発信していきたいと思います。

  • 出演者

    講師/奥村幸治(ベースボールスピリッツ代表)  司会/北村花絵(テレビ静岡アナウンサー)  手話通訳/石川ありす