吉田類の酒場放浪記▽桜木町駅「大黒屋」
イラストレーター・吉田類が東京の下町を中心に“大人がひとりでぶらっと立ち寄れる”酒場を紹介する。
2月20日 金曜 20:00 -20:15 チバテレ1
桜木町駅のほど近く、首都圏でも有数の飲み屋街・野毛を訪ねる。かつてはディープな盛り場としてオジサンの聖地とも言われたが、今では女性客が訪れやすい店も増えた。「大黒屋」は創業57年目。繁華街の中心にありながら昭和の雰囲気をそのまま残す、懐かしい外観だ。店の看板メニュー「天婦羅」は盛り合わせだけでなく20種ほどある単品からも選ぶことができる。
初代女将さんが天ぷらを揚げ、ホールを手伝う娘さんが運んでくれる。女将さんがにこやかにオススメしてくれたのが馬刺し。赤身と霜降りがあったが、吉田さんが選んだのは…。店の入れ替わりも激しい野毛で、半世紀を超える歴史をつなぐことができたのは、女将さんの明るい笑顔があってこそ、かもしれない。

