今宵、町寿司で 市川右團次と小粋な一献 椎名町 隠し包丁のスミイカ…芸術町寿司🈑
“役者にならなかったら、寿司屋になりたかった”というほどの寿司好き歌舞伎俳優、市川右團次が“町寿司”を訪れる▼ビブグルマン 町寿司全てのネタに丁寧に細かく職人技
2月14日 土曜 22:00 -22:30 BSテレ東
市川右團次が地元の人に支えられ、町とともに生きてきた“町寿司”と出会っていきます。
「高けりゃイイってもんじゃない」…店主の言葉に頷きながら、ひと手間かけたネタの数々、派手ではないけれど、しっかり美味い町寿司を味わいます。わさびがきいた一口に、日本酒も自然と進みます。酒を酌み交わす中で語られる、店を続けてきた理由やこれまでの出来事。何気ない言葉の端々に滲む、この町で重ねてきた時間。
その話に耳を傾け、右團次も思わずホロリ…。時代の流れのなかで、静かに姿を消しつつある町寿司。この番組は、そんな町寿司の今を見つめ、そっと応援していきます。今宵は、町寿司で。心ほどける、小粋な一献をお楽しみください。
豊島区・椎名町。住宅街の一角で、昭和44年から町に根を張る「松野寿し」。先代が築いた店を継いだのは、職人歴38年の二代目。店を継ぐ気はなかったが、家族の病を機に、父亡き後、暖簾を守る覚悟を決めた。細かく入れられた隠し包丁のスミイカ、昆布締めのヒラメ、オボロを忍ばせた車海老…。すべての握りに煮切り醤油やツメで味を施し、醤油皿は出さない。赤酢と米酢を独自にブレンドしたシャリが、ネタの旨みを引き立てる。
「全部のネタに細かく職人の技が込められている」と、右團次もその丁寧な味わいに感心。寡黙ながら実直な仕事ぶりは常連たちの信頼も厚く、ミシュランのビブグルマンにも選ばれている。父の背中を追うように、日々、一貫一貫と向き合い続ける大将。「体が持つ限りは続ける…」そんな思いに、跡を継ぐ気はないという23歳の息子は…?

