テレビ寺子屋
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🈐テレビ寺子屋【アレアレ症候群からの脱出/鎌田實】#2467🈞
固有名詞が出てこない「アレアレ症候群」は、認知症の入り口!?医師で作家の鎌田實さんが語る、毎日コツコツできる「アレアレ症候群」からの脱出方法とは。
2月4日 水曜 1:20 -1:50 テレビ静岡
これはある老夫婦の会話です。「かあさん、アレどうなったかな?」「アレなら大丈夫よ」。この様な固有名詞が出てこなくなった状態を、僕は「アレアレ症候群」と名付けました。これはSCD(主観的認知機能低下)と言って、症状が進行すると最終的に認知症へ進んでいく、という流れがあるのです。人生を楽しく豊かなものにするには、認知症やフレイル(加齢による心身の衰え)になる前に手を打つことが大事。これが僕の理論です。
食事や運動はもちろん大切ですが、認知症になる大きな原因として「アパシー」があります。「アパシー」とは、無気力・無関心・無感動になってしまうことです。そうならないために、社会の変化や若い世代にも関心を持つ。そして心に栄養を与えることが大切です。映画を見たり、美術館へ行ったり、図書館で本を読む。字を読むのが大変であれば、大人のための絵本もあります。俳句や写真、カラオケなどの趣味を持つことも良いですね。
そして「社会的フレイル」の予防。外に出掛けて、人や社会とのつながりを持つこと。これが「アレアレ症候群」にならないために、とても重要です。こういった対策は、面白がってやることで脳が喜んで習慣化できますから、あまり高い目標を立てず、達成した時には自分をたくさん褒めてあげることです。脳がいつまでも元気でいられるよう、若いうちからコツコツと行動して「アレアレ症候群」から脱出しましょう。

