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日本のチカラ
ドキュメンタリー/教養
日本のチカラ#460🈑 マイ・ホーム 〜やりなおしの家〜
熊本市にある「オリーブの家」は、刑務所を出ても行くあてがない人たちに半年を限度に住まいと食事を提供し、仕事を見つけるなど社会復帰を支援する自立準備ホームです。
2月2日 月曜 10:25 -10:55 南海放送1
熊本市にある「オリーブの家」は、刑務所を出ても行くあてがない人たちに半年を限度に住まいと食事を提供し、仕事を見つけるなど社会復帰を支援する自立準備ホームです。14室ある部屋に暮らすのは20代から80代。アルコール依存がある人や、覚せい剤に手を出してしまった人、窃盗を繰り返してしまう人などさまざまです。
理事長を務める青木さんは、11年前「オリーブの家」を設立した時「家族がいる温かい場所」にしたいと決めていました。というのも青木さんと入居者がやり取りしてきた交換日記には、希薄な家族関係だった彼らの過去が記されています。彼らがもう少し愛情を注がれていたら防ぐことができた犯罪があったのではないか…青木さんはそう感じています。
オリーブの家のスローガンは「人はいつからでもやり直すことができる」「何度でもやり直すことができる」。11年間で200人近くの身元を引き受けてきました。入居者の中には再犯にいたってしまう人もいます。それでも刑務所の中から「もう一度やり直したい」と青木さんを頼ってくれば、その言葉を信じて身柄を引き受けます。
その背景にあるのは、青木さん自身が40代でヤクザの組長になり、あわせて30年近くも服役した後に更生できたから。63歳の時です。そして青木さんの更生を支えた存在こそ「家族」でした。オリーブの家を卒業して仕事に就いている元入居者の一人がつぶやきました。「大切な人がいることは、犯罪の抑止力になると思う」自らの信念に基づき、入居者との絆を深めていく青木さんの家族づくりを見つめます。