石田ゆり子ジブリパークで初めてのおさんぽ
石田さんはこれまで、『もののけ姫』、『平成狸合戦ぽんぽこ』、『コクリコ坂から』で声を務めました。ジブリパークでの第一声は「映画の中に迷い込んだみたい!」でした。
『魔女の宅急便』は 「何度見ても泣いてしまう…」
魔女の谷エリアでは、『魔女の宅急便』に登場する「グーチョキパン屋」や「屋根裏部屋」を訪ねました。そして、主人公のキキが魔女の修行に旅立つ前まで暮らした「オキノ邸」では、「13歳って、こういうものが大好きでした」と、少女時代の自分を重ねる石田さん。
作品について「魔女だからじゃなく、一人の女の子が壁にぶつかって成長していく話。女性なら誰でも共感すると思います」「何度見ても泣いてしまう」と、その魅力を語りました。
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『もののけ姫』サンとして生きた「一生忘れられない経験」
「もののけの里」に立つと、石田さんの表情は自然と引き締まりました。
『もののけ姫』で演じたサンは、石田さんにとって忘れられない役です。
「27歳で突然、大役を頂いた。幸せな反面、自分はなんてダメなんだと思い知った」
山犬に育てられ、人間になりきれない、サンという存在。
短いセリフの中で複雑な感情を表現する難しさ。
宮﨑駿監督から求められた“死を特別にしない感覚”。
「わからなくなって、苦しくて、でも、それはすごく幸せな一生忘れられない経験でした」その言葉には、俳優としての葛藤と誇りがにじみます。
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「パズーが好き!理想のタイプです!」
『天空の城ラピュタ』の展示に足を止めた石田さん、思わずこう語り始めました。
「パズーが好きなんです。理想のタイプです」「勇敢で、優しくて、理屈より先に行動する」「ちゃんと行動で守ってくれる」
続いて石田さんが強く惹きつけられたのが、ロボット兵の展示でした。
「ロボット兵が小さな動物を肩に乗せて、お花を供えに来る場面があるじゃないですか。あれが本当に好きで…優しいんですよね」
「宮﨑さんの作品は、必ず小さい動物が出てきて、それを絶対に見捨てない。そこで“この人の物語は信頼できる”と思いました」
ロボット兵という“無機質な存在”にすら、命へのまなざしと祈りが宿っている。
その感覚こそが、長年石田さんを惹きつけてきたジブリの魅力だといいます。
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宮﨑駿監督への手紙
番組の最後、石田さんは宮﨑駿監督に宛てて手紙を書きます。
そこに込められたのは、長年作品とともに生きてきた一人の表現者としての、まっすぐな感謝の思いでした。
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