<時代劇名作選>座頭市物語 第9話「二人座頭市」🈑
名優・勝新太郎が主演を務める大ヒット時代劇「座頭市」シリーズ!今回は、ゲストに植木等が登場!
1月31日 土曜 7:30 -8:30 BSフジ・181
勝新太郎が、盲目の侠客で居合いの達人・座頭市を演じた大ヒット時代劇。今回はゲストに植木等が登場!
長年いがみ合う川端一家と天神下の升五郎(遠藤大津朗)一家。
これまでやや劣勢の天神下一家の形勢が最近一挙に逆転した。
理由を聞き、座頭市(勝新太郎)はびっくり!何と、天神下一家に“座頭市”が草鞋を脱いでいるというのだ。
しかし、現にこうして本人はあずかり知らぬ。偽者が現れたとしか言いようがない。
市は、天神下一家には大事な客人だという、その“偽座頭市”のもみ治療を頼まれた。
偽者の正体は、あんまの修業時代の兄弟弟子の市松(植木等)だった。
泣き虫だがひょうきんな市松と、腕っぷしは強いが不器用な市とは何となくウマが合い、二人はいつも一緒だった。悪童どもにいじめられる市松を市はよくかばってやったものだ。
憎き偽者が懐かしい竹馬の友だと判明した以上、今さらきつい糾弾もならない。市は拍子抜けの苦笑。市松の“座頭市”を襲った川端一家を、一瞬にして市はたたっ斬る。
それも当然“座頭市(市松)”のしわざということになり、盛名は上がるばかりだ。
市松には、おけい(浜木綿子)という、渋皮のむけたいい女の黒幕がついている。
人のいい市松が盲目なのを幸い、泣く子も黙る座頭市に仕立て、持ち前の口八丁とあだっぽさを武器に一儲けを企んでいるのだ。
いわば市松は、おけいのあわれな傀儡に過ぎない。それを「客人」とたてまつられていい気になってふんぞり返っている市松が、市には危険に見えて仕方がない。
少年時代の市松は勘が悪く、しょっちゅう頭にコブを作るので“コブ市”というあだ名がついていた。斬ったはったに強かろうはずがない。
しかし、おけいの色香にぞっこんの市松は、「地道にあんま稼業に戻らないと、今にとんでもないことになりますよ」という市の友情ある説得にも、一切耳をかそうとしない。
市松もおけいも、市が本物の座頭市だとは夢にも思っていないようだ。
悪女のしたたかさで、市のほうがドジな市松よりも少しはましだと読んだおけいは、牛を馬に乗り換えようと、色仕掛けで市を口説きにかかる。もちろん、市は軽くいなす。
そんな時、川端一家から天神下一家に一通の書状が届いた。
文面には「“座頭市”の首を渡せばよし、いなやの場合は総攻撃をかける」とある。
おけいは「いただくものに色さえつけてくれれば“座頭市(市松)”をおびき出してもよい」と、あわてふためく升五郎に色っぽくしなだれかかった。
虫も殺さぬ顔をして“内心如夜叉”を絵に描いたような女だ。
そして…。

