京都知新
ドキュメンタリー/教養
京都知新【京表具師 木南拓也◆升毅:ナレーション】
屏風や掛け軸などの絵画を、和紙や布で装飾する京表具ー創業100年を超える安達表具店の三代目・木南拓也さんが灯す「折灯華」は海外でも人気に。表具や作品への思いとは
1月25日 日曜 6:15 -6:30 MBS毎日放送
京表具とは 屏風や掛け軸などの絵画を、和紙や布で装飾する仕事です。
京都では茶道や華道などのしつらえとして用いられる中で、文化として育まれ、洗練された美に仕立てられてきました。
今回の主人公は、京表具師の木南拓也さんー創業100年を超える京都・上京区の工房「安達表具店」、木南さんは店の3代目です。
「裏を支えるのが表具職人の仕事」という木南さん、これまで梨木神社の屏風の修理や祇園の料亭「魚新」の掛け軸などを手掛けてきました。
表具の仕事は屏風で工程が20ほど。すべて一人で行えるようになるには10年を要するといいます。いま手掛けているのは神社で長年使用されてきた穴や”かけ”が目立つ金屏風の修理。それは、「蝶番」と呼ばれる屏風の折り目の劣化具合を見定め、和紙を探すことから始まります。
なかでも、手仕事のよしあしを問われる作業が「裏打ち」。作品の裏側に和紙を重ね、糊の濃さ、紙の厚み、湿度、すべてを見極めながら、作品に強さとしなやかさを与えていきます。和紙は呼吸する「生き物」。四季のある日本では、表具の命を左右するのです。
木南さんは、病に倒れた父親からの願いで京表具職人の道を歩みだしました。
ライフスタイルの変化で表具の依頼も激変。職人として仕事に従事しながら、表具の技術や魅力を未来に伝えていきたいと思うようになりました。
こうして生み出したのが、和紙を使った骨組みのない照明「折灯華」です。
何度も和紙を折る表具づくりの技術を生かした「折灯華」。和紙を通した灯りがあたたかい印象を与え、折り目の陰影が情緒を醸し出す。京都のホテルや飲食店で、人をもてなす灯となっています。
いまや作品は海外にも渡り、フランスなどで人気を博しています。さらに、現代のライフスタイルに合った、新たな作品も試作中。
裏を支える京表具職人・木南さんの表具づくりへの思いと、アーテイストとして新たな作品を創り出す姿をお届けします。
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出演者
【出演】 木南拓也(京表具師) ほか 【ナレーション】 升毅
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◆問い合わせ先
【INFORMATION】 ●安達表具店 https://www,fusuma-kyoto.com
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