<時代劇>鬼平犯科帳 第4シリーズ 第11話「掻掘のおけい」🈑
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第4シリーズをお届け!
1月5日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181
富裕な紙問屋の伊勢屋が盗賊に襲われ、大金を盗まれて店はつぶれた。
賊への引き込みをしたのは伊勢屋の後妻・おけい(三ツ矢歌子)だった。
一年後、見回り中の木村忠吾(尾美としのり)が、屋台で手車を買っている女が伊勢屋の女房だと気づく。
が、本人は人違いだと否定した。
話を聞いたおまさ(梶芽衣子)は、女は「掻掘のおけい」だと思う。
おけいは、堅気の女房だったが、八歳になる男の子が暴走する侍の馬に蹴られて死んでから、急に生活が乱れて盗賊の引き込みになった。
死んだ子は手車が大好きだったという。
狙った金持ちは色仕掛けでたらし込み、後添いになって仲間を引き込むという凄腕。
長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、密偵たちにおけいを見張るように命じる。
おけいは、鶴吉(沖田浩之)という若い男と暮らしていた。
毎晩迫ってくるおけいに、鶴吉は精気を吸い取られるのではと恐怖を感じていた。
その鶴吉に、密偵の五郎蔵(綿引勝彦)が会いに行った。
五郎蔵は、盗人時代に鶴吉の死んだ父親と親友で、鶴吉の後見人のような気持ちでいた。
話を聞いた五郎蔵は、すぐにも鶴吉を連れて帰りたかったが、平蔵の密偵としておけいの動きをしばらく見なくてはいけない立場だった。
おけいが新たに狙うのは白粉問屋の主人・茂兵衛(佐竹明夫)。
たちまちおけいに骨抜きにされ、おけいを後妻にした。
鶴吉は、弟という名目で同居することに。
おまさらの動きで、白粉問屋に押し込む強盗は凶悪なことで知られる和尚の半平一味らしいことが分かり、平蔵は警戒を強めるが…。



