お墓から見たニッポン6「信長の失敗」

ドキュメンタリー/教養

お墓から見たニッポン Season6 episode2「二度も謀反された信長の失敗とは?」

2つの謎 なぜ久秀は2度も謀反したのか… なぜ信長は2度も許そうとしたのか…

1月4日 日曜 8:00 -8:30 WTV1

戦国一の梟雄【松永久秀】(1508-77) ▼三好長慶に仕えていた久秀だが、長慶が亡くなると、東大寺大仏殿を焼き払い、息子久通が将軍義輝を殺害するなど『極悪非道の武将』と呼ばれ、大混乱する畿内の中心人物となっていった。 ▼永禄11年(1568)、新将軍・義昭を奉じて上洛を目指す信長に久秀は協力。26歳も上の久秀を信長は信頼するが、突然、久秀は信長を裏切る。ここから信長と久秀の奇妙な関係が始まった。
なぜ信長は久秀を何度も許した? ▼歯向かう相手は絶対に許さない残虐なイメージの信長だが、意外なことに、裏切った相手に何度も翻意を促したり、寛大に済ますという戦国時代の常識ではありえない甘い処分を下すことが多々あった。
‘先祖を供養する’ 日本人には脈々と受け継がれてきた言葉だが、21世紀の今、それが急速に失なわれつつある。 「なにか分からないことに対する不安」「生きていくことへの漠然とした恐怖」を感じる人たちが急増している日本の現実と、“先祖を供養する”ことが失われていく現状が重なる。
お墓詣りは「先祖に感謝」し、「これからも私たちを守ってください」という未来につながる祈りの場。 そして、なぜか心が洗われ穏やかな気持ちに。 SEASON6では、「先祖との絆」に隠された日本人の心を脳科学から解き明かしていく。