焼失 輪島 人間国宝の復興

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焼失 輪島 人間国宝の復興🈞

沈金の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の前史雄さん。輪島市にあった自宅兼工房は、能登半島地震の火災で全焼しました。すべて失った人間国宝の再起を追いました。

1月4日 日曜 5:20 -5:50 HAB1

輪島市出身の前史雄さん。84歳。金沢美術工芸大学で日本画を学び、養父である前大峰の影響で沈金を始めました。1999年、58歳の時に沈金の重要無形文化財保持者に認定されます。以来、輪島の沈金の世界をけん引してきました。しかし、能登半島地震で発生した輪島朝市の火災で自宅兼工房が全焼。道具も作りかけの作品も、すべて燃えてしまいました。金沢の次女の家に避難し、何もない中で再スタートを切ることになります。
前さんは、人間国宝の職責を背負って静かに作品制作に向き合います。しかし、ぬぐえない喪失感や慣れない環境で思うような制作活動ができず、厳しい表情を見せていました。そうした中でも、「自分にできる範囲でやる」と、人間国宝として作品を作り続けます。「復興」とは何か。自分に問いかけながら、前を向く人間国宝の姿を1年間追いかけました。

  • 出演者

    前史雄 ナレーション 上野雅美(北陸朝日放送アナウンサー)

  • 制作

    HAB北陸朝日放送