忠臣蔵〜決断の時 5日連続一挙放送 第九話 第十話
主演は、二代目中村吉右衛門。古典である「仮名手本忠臣蔵」のエッセンスを取り入れ、激しい殺陣のシーンや時代劇ファンお馴染みの名シーンも織り込んだ忠臣蔵の決定版。
1月2日 金曜 10:00 -12:00 BS11イレブン
<第九話>吉良邸討ち入り(中編)
討入り前日、十二月十三日…。長江長左衛門という名で小さな町道場を開いていた堀部安兵衛は、同居の義父弥兵衛、妻と、別れの水杯ではなく、出陣の祝い酒を汲み交わした。貧しいなりをして煤払い用の笹竹を売り歩いていた大高源五は、両国橋でかっての俳諧の師・宝井其角とバッタリと出逢う。
(2003年・全10話)
<第十話>吉良邸討ち入り(後編)
夜に至って、浪士たちは集合場所である蕎麦屋楠屋久兵衛方に続々と集まって来た。降りしきる雪のなか、大石内蔵助以下四十七人の旧浅野の家臣たちは、本所松坂町吉良上野介の屋敷に討入った。打ち叩かれる山鹿流陣太鼓…。神崎与五郎は、穂先に亡き友早野勘平の名をしるした槍で、一番槍をつけた。
(2003年・全10話)

























