三屋清左衛門残日録 新たなしあわせ🈑
娘の憂いごとに、息子の窮地に、ひとりの親として心を揺らす清左衛門。騒動の裏に隠された真実とは…。“家族への思い”を紡いだ珠玉の物語。◆4K制作番組
1月2日 金曜 17:00 -19:00 BSフジ・181
隠居の日々を、趣味の川釣りと道場通いに費やす清左衛門(北大路欣也)。
ある日、釣りから帰ると、嫁に出した娘の奈津(美村里江)が子連れで訪れていた。
久しぶりに孫の顔を見て喜ぶ清左衛門だったが、奈津の様子に些か気掛かりを感じるのだった。
そうした折、親友の町奉行・佐伯熊太(伊東四朗)から、先代藩主の側室だったおうめが、父親知れずの子を身ごもったと聞く。
かつて藩の奥を仕切っていた滝野(三田佳子)がそのことに立腹しているため、怒りを諌めてほしいと頼まれるが、事情を調べていくうち、かねてより清左衛門を疎ましく思っている朝田家老(金田明夫)が関わっていると分かり…。
また清左衛門は、奈津が夫のことで憂慮を抱えていると知る。
親心からその真偽を確かめようと動き出したが、そこにもまた朝田一派の影がちらついて…。
不穏な空気が漂う中、我が子の幼き頃を想い、己を顧みる清左衛門。
欅の老木に自らを重ねて思うこととは…。
「日残リテ昏ルル二未ダ遠シ―」
※初回放送:2020年10月






