新春時代劇「鬼平犯科帳 THE FINAL 前編 五年目の客」
◇池波正太郎原作の人気時代劇シリーズ「鬼平犯科帳」のスペシャルドラマ!
1月1日 木曜 10:00 -11:55 サンテレビ1
長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、おまさ(梶芽衣子)らと共に船で市中を見回っていた。山谷堀に入ったところで、伊三次(三浦浩一)が江口の音吉(谷原章介)を見つける。音吉は、遠州の大盗賊・羽佐間の文蔵(吉澤健)の手下だった男。今後、文蔵と音吉が江戸で盗みを働くことに備え、おまさは音吉をつけることに。
おまさら密偵たちの尾行により、文蔵と音吉の狙いが「丹波屋」という旅籠であることが判明する。「丹波屋」の主人は源兵衛(平泉成)、おかみはお吉(若村麻由美)。音吉の見張りを続けていたおまさは、お吉を見て険しい表情になる。音吉が「丹波屋」に入る前に、船宿であいびきしていた相手がお吉だったからだ。
お吉は、5年前に自身の生活のため、そして病弱だった弟・庄次(渡辺大)のため、品川の遊郭で働いていた。そこで音吉と出会い、彼が寝ている間に、つい出来心から五十両を盗んでしまった。その後、源兵衛と出会い、小さな幸せをつかみかけたが、そこに客として5年ぶりに音吉が現れたのだ。音吉に脅されるものと思い込み、彼に言われるがままに体を任せてしまったお吉。しかし、音吉の狙いは盗みのための下調べだった。
一方そのころ、火付盗賊改方が、妖気の漂う殺気をまとった謎の剣豪・石動虎太郎(尾上菊之助)に次々に襲われる事件が発生。その事件は、平蔵の上司にあたる京極備前守(橋爪功)をも巻き込むほどの大きな影となり、平蔵らを襲うことに・・・。













