西本願寺 伝統と葛藤

ドキュメンタリー/教養

西本願寺 伝統と葛藤🈑

世界遺産・西本願寺。歴史的な文化財が数多く残る大寺院の足下が揺らぎ始めている。急激な門徒の減少や寺離れなど、変わりゆく状況の中で模索を続ける僧侶たちを見つめる。

1月1日 木曜 17:10 -18:00 NHK総合1・函館

西本願寺は、桃山文化などを今に伝える貴重な文化財が数多く残る日本有数の大寺院だ。その始まりは鎌倉時代の僧侶・親鸞。自らを愚かな人間「凡夫」と称し、厳しい修行ができなくとも仏の働きによって救われると説いた。多くの人をひきつけ国内最大の伝統仏教宗派となるが、その行く先は門徒の急激な減少や寺離れなど、厳しさを増している。時代の転換点にさしかかる今、人々の苦しみに向き合おうとする僧侶たちの日々を見つめる。