絶景百名山 荒島岳・秋
ドキュメンタリー/教養
絶景百名山 荒島岳・秋
福井県唯一の百名山・荒島岳。杉林からブナの群生に移り変わる紅葉のグラデーション。南方のまぼろしの大垂。色づく山肌の中を流れ落ちる滝。美しい景色をお届け
12月31日 水曜 6:00 -6:57 BSフジ4K
山肌が赤く色づく季節。
九頭竜湖や刈込池といった国内屈指の紅葉スポットを有し、秋特有の朝霧が作り出す雲海の上に、浮かんだように見える天空の城・越前大野城という絶景の名所が多いのが、福井県大野市。
秋の紅葉時期、大野市内の旅館はどこも満員御礼といった状態になる。
その一翼を担っているのが、福井県唯一の百名山・荒島岳。
奥越自然公園のほぼ中央、大野盆地の南東に位置する山。
標高は1,523mと他の百名山と比べてもそう高くはないものの、独立峰でその秀麗な山容から、大野富士と呼ばれる名峰。
今回の山の案内人は、荒島岳の麓で暮らす松田靖彦さん(59歳)。
山に自由に登りたいからと30歳を前に会社を退社。BARを営みながら海外遠征に4回も挑戦した経歴を持つ大の登山好き。そんな松田さんにとって荒島岳は100以上も登っている庭のような場所。
そんな松田さんが教えてくれた荒島岳の紅葉のポイントは、杉林からブナ林に移り変わる瞬間。杉に囲まれて薄暗かった森に一気に陽が入り込みブナの黄色が色鮮やかに映し出す景色はまさに絶景だそう。
そして松田さんが教えてくれたのは、もう一つの絶景ポイント。
荒島岳の南側にある「まぼろしの大垂」という標高差にして60mはあるという滝。
たどり着くためには川を渡渉し廃道を進まなくてはならないため、地元でも訪れる人は少ないという場所。
果たして今回はどんな絶景をみることができるのか?
-
出演者
ナレーター:小野寺昭
