穴水ラプソディー
ドキュメンタリー/教養
穴水ラプソディー
この町で、この国で、果たして民主主義は生き残れるのか。一縷の望みにかける穴水からのラブレター!
12月30日 火曜 13:50 -15:30 石川テレビ1
深刻化する過疎と形骸化する二元代表制。平然と続けられてきた利益誘導型の行政。2024年5月に放送した番組『能登デモクラシー』では、奥能登の穴水町の実態から、この国の民主主義の現在地を探った。そして、2025年5月に全国公開した映画『能登デモクラシー』では、能登半島地震と番組放送の後に訪れた町の変化から、民主主義が崩壊から再生へと転じるさまを描いた。
番組放送の反響は大きく、直後の町議会では議員2 人が番組について取り上げた。震災後、主人公の滝井元之さん(80)へ寄せられたカンパは100万円を超えた。彼が発行する手書き新聞の配布を手伝う人の輪が生まれ、中には意外な人たちの姿もあった。町の復興計画策定委員会は番組放送後の会合から全面公開となり、町民の意見を反映させるために設けた分科会のメンバーには、町政と議会を厳しく批判してきた滝井さんも
選ばれた。今回の番組では、取材開始から3 年を経てさらなる変化の兆しが見え始めた穴水町の今を伝える。
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出演者
滝井元之 滝井順子
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スタッフ
和田光弘(撮影) 石倉信義(音声) 高倉園美(題字・美術) 林壮樹(MA) 西田豊和(編集・撮影) 岩本圭介(テーマ音楽作曲) 矢崎裕行(音楽プロデューサー) 五百旗頭幸男(ディレクター) 架谷健(プロデューサー)