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＃1：輪島塗職人　喜三誠志さん　「翼音の死は無駄にしたくない」

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2024年の能登半島地震で朝市通りにあった店を失い、半年後の記録的豪雨で最愛の孫・翼音さんを失った喜三誠志さん。「孫のいない人生は考えられない」 失意の底にあった誠志さんが、輪島塗の職人として作り始めたのは、鮮やかな２羽のフクロウが描かれたカップです。 それは、翼音さんが遺したアイデアから生まれたデザインでした。
誠志さんたち家族は、このカップを販売するときに一通の手紙を添えています。　そこに書かれているメッセージとは…。 未来へ力強く歩み始める再起のストーリー。
地域の大きな声から届きにくい声、声なき声までを丁寧に取材することで その声が伝える地域の今、 その声から紐解く真実、 その声の奥にある心情に迫り、 ニュースの本質、ストーリーの真相を捉えた深い理解（＝Insight）が得られる番組を目指します。

• 制作

  ＭＲＯ北陸放送

• おことわり

  この番組は１０月３１日に放送されたものです。