たどるB29墜落 〜秋田の痕跡 生存兵の足跡〜

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たどるB29墜落 〜秋田の痕跡 生存兵の足跡〜🈞

終戦直後アメリカの爆撃機B29が男鹿市に墜落した。ひとり生き残った米軍少年兵をふもとの住民たちは助け出した。墜落の生存兵と救出者たちが紡ぎ出した今に光を当てる。

12月30日 火曜 15:00 -16:00 ABS秋田放送1

終戦からわずか2週間後、捕虜に物資を運んでいたアメリカの爆撃機B29が男鹿市の本山に墜落した。唯一の生存兵について「殺してしまえ」という声もあがる中、ふもとの住民たちは助け出した。無事帰国した生存兵は1990年に再び秋田の地を踏み、救出者たちに感謝を伝えた。その思いは、戦後に生まれた生存兵の子孫にもつながっていた。
秋田市の探検家、髙橋大輔さんによる山中に残されたB29の着陸装置などの発見や、アメリカ取材、そして県内の調査、探索をもとに、墜落の生存兵と救出者たちが紡ぎ出した“今”に光を当てる。