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平和な暮らしを奪われたシリアの人々を取材し続ける秋田市出身ドキュメンタリー写真家・小松由佳。ヒマラヤに挑み続けた日々から「シリアの家族」を描くに至った思いとは。

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今世紀最大の人道危機と言われる内戦が起きたシリアで、平和な暮らしを奪われた人々を取材し続けている秋田市出身のドキュメンタリー写真家、小松由佳さん。今年、活動の1つの集大成となる作品「シリアの家族」を書き上げた。難民となったシリア人男性と結婚して自らの人生とも深く関わった作品は、優れたノンフィクション作品に贈られる開高健ノンフィクション賞を受賞。
“世界の屋根”ヒマラヤに挑み続けた日々から、なぜ「シリアの家族」を描くに至ったのか。２０年に及ぶ取材から浮かび上がる“小松由佳”の実像に迫るとともに、独裁政権崩壊後の故郷に１３年ぶりに戻った家族の姿をお伝えする。

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  小松由佳