剣客商売〜陽炎の男〜

ドラマ

新春スペシャル時代劇🈖 剣客商売 陽炎の男

1月2日 金曜 21:00 -22:55 KBS京都

江戸屈指の剣の達人である秋山小兵衛(北大路欣也)は40歳年下の妻・おはる(貫地谷しほり)と悠々自適な生活を送っている。息子の大治郎(斎藤工)は父とは対照的に生真面目な性格で、自らの剣術道場で稽古に励む日々だ。小兵衛を慕う男装の女武芸者・佐々木三冬(杏)はある晩、見知らぬ浪人の押し込みを受けてしまう。
三冬の機転で撃退したものの、三冬はその直前に見た、ゆらゆらと陽炎が立つ向こうから顔の分からない男が向かってくる夢のことが気になっていた。 小兵衛は大川端で、暴漢に襲われ痛めつけらてれいる若侍を助ける。するとその若侍は、小兵衛が四谷で剣術道場を開いていたときの門人・村松左馬之助の息子・伊織(窪塚俊介)であることが分かる。
小兵衛が伊織に事情を聞くと、二か月前に汁粉屋で知り合い付き合うようになったお照(小林涼子)が、江戸の闇の世界にも通じていると言われる香具師〈※〉の元締め・鎌屋の辰蔵(柄本明)の一人娘であったため、娘に手を付けたことに憤った辰蔵から命を狙われているという。小兵衛は御用聞きの弥七(山田純大)に、辰三について調べるよう指示を出す。一方三冬は家に押し込みがあった件について大治郎に相談。
大治郎から事情を聞いた小兵衛は再び押し込みがあると予想し、三冬を警護するために大治郎を和泉屋の寮に生かせるが…。 ※香具師(やし。縁日などの興業を取り仕切る稼業のこと。)