ドキュメンタリー/教養
時を紡いで
〜式年遷宮を支える伝統の技〜
1月2日 金曜 5:00 -5:55 TOKYO MX1
悠久の歴史を紡いできた伊勢神宮。式年遷宮は20年に一度、外宮と内宮の社殿をはじめ、御装束や神宝を新調して、大御神に新しい社殿にお遷りいただく伊勢神宮で最大の神事で、1300年以上にわたり続いています。令和15年(2033年)の第63回式年遷宮まで、約8年の歳月をかけて33の神事や行事が行われます。
2025年6月には長野県で「御杣始祭」、岐阜県中津川市で「裏木曽御用材伐採式」が行われ、御神体をお納めする御器を奉製するための檜は、斧を用いて木を伐採する伝統技法「三ツ紐伐り」で伐採されました。
檜は「御神木」と呼ばれ、地元の人々にとって伊勢神宮に御神木をお送りすることは誉のため、地域をあげてお祝いする「御神木祭」が長野県上松町と岐阜県中津川市で行われました。
番組では一連の祭事を通して、木曽に昔から伝わる伝統技法「三ツ紐伐り」を継承する杣夫や御神木を伊勢へ送り出す人々の思いに迫ります。
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出演者
【出演者】 橋本光男、田中崇司(木曽三ツ紐伐り保存会)、音羽悟(神宮司庁広報室広報次長)