ドキュメンタリー/教養

潜入:アングラな闇組織を暴け!2「フカヒレ取引の裏」🈑

生息数の減少から、サメの保護が世界でうたわれている。アメリカ国内もフカヒレの販売が禁止されているが、中南米から密輸されている。そこにはカルテルの存在があった。

12月28日 日曜 2:00 -3:00 ナショジオ

受賞歴のあるジャーナリスト、マリアナ・ヴァン・ゼラーが地球上で最も危険な闇市場の実態を調査する。フェンタニル、違法な路上レース、花嫁の誘拐、民兵の台頭など、毎回異なる地下世界へ撮影クルーと共に乗り込んでいく。どの回でも、その闇市場に実際に関わる人物たちと会い、その世界のビジネスを目の当たりにし、数兆ドルが動く世界の影の経済についての理解を深めていく。
日本でも高級料理の代名詞として有名なフカヒレだが、アメリカでは販売が禁止されている。その理由は深刻なサメの生息数の減少だ。マリアナはサメ漁が行われるメキシコで漁師や仲買人たちに話を聞くが、背後にカルテルの気配が感じられる。抗争真っただ中の地域にあるカルテルのアジトに向かい、ボスから直接情報を聞き出す。サメがいなくなれば食物連鎖が崩壊し、サメを守れば漁師が職を失う。難しい問いが突きつけられる。