戦争に消された巨大地震〜昭和東南海地震を語りつぐ〜
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戦争に消された巨大地震〜昭和東南海地震を語りつぐ〜🈞
▽知られざる巨大地震の証言
12月27日 土曜 0:50 -1:45 三重テレビ1
太平洋戦争の末期1944年12月7日に発生した昭和東南海地震。熊野灘を震源としたマグニチュード7.9の巨大地震で、三重県や愛知県、静岡県を中心に大きな被害をもたらした。戦時中の情報統制の下、詳細な被害の記録は残されていないが、近年様々な調査で被害の状況が徐々に明らかになってきた。三重県内の死者の数は約400人。
尾鷲市や熊野市では、地震の発生後20分以内に高さ10メートルの津波が押し寄せたとみられている。発生から70年を迎えた昭和東南海地震。現在、津市にある「みえ防災・減災センター」では地震体験者の証言集めを進めていて、巨大地震や津波の恐ろしさを後世に伝える活動を行っている。番組では、「消された巨大地震」と呼ばれる昭和東南海地震の揺れや津波の恐怖を体験者が語り、震災の教訓を伝える。