ダイドーグループ日本の祭り ＃665　毛越寺常行堂二十日夜祭【岩手】🈡

ダイドーグループは、全国各地に伝わる日本古来の文化である祭りを総力を挙げて記録し、応援し続けています。その中から優秀作品を厳選しご紹介します。

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雪に覆われ、静寂に包まれた奥州平泉・世界遺産の毛越寺。ここで正月二十日に執り行われる摩多羅神の祭礼が毛越寺常行堂二十日夜祭です。献贈式に続き古伝の常行三昧供の修法が行われます。また、松明を持ち常行堂まで練り歩き、無病息災、家内安全などを祈願する行列のほか、最後に堂内では法楽として延年の舞が夜半まで奉納されます。幾度の火災によって、当時の景観の殆どは夢の跡。
それは、見る者それぞれの心に描くものとなりました。そんな形なき中でも、絶やすことなく綿々と受け継がれてきたのがこの祭りです。その様相は、当時の面影を、「かたち」として今に継承しています。時代という時の流れは変わっても、この祭りは続いていきます。

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