浮世絵EDO-LIFE
ドキュメンタリー/教養
浮世絵EDO−LIFE べらぼうの世界 死絵 この世でもあの世でも大人気!?🈑
「べらぼう」が終わり、ドラマの蔦重とお別れ。それにちなみ紹介するのは「死絵(しにえ)」。有名人の訃報を伝え死を悼む絵だ。江戸っ子らしいユーモアも感じられる一枚。
12月26日 金曜 23:50 -23:55 NHKEテレ1新潟
「べらぼう」の終了と蔦重との別れにちなんで紹介する浮世絵は、「死絵(しにえ)」。江戸時代、有名人の訃報を伝えた絵だ。絵の中の女性達が、押し合いへし合いしてしがみつく相手は、当時の千両役者で、32歳の若さで亡くなった八代目市川團十郎だ。彼は鬼にも手を引かれ、さらに犬や猫にも引っ張られている。この世からもあの世からも引っ張りだこなのだ。死を悼みながらも、江戸っ子らしいユーモアもこめ、別れを告げる一枚。