おんな酒場放浪記

笹塚「秀ちゃん」

笹塚駅北口前の十合通り商店街から路地に一歩入ると、この地で４９年の「秀ちゃん」。奄美大島出身のママ（８３歳）がもてなす本場の味を楽しめる。ご常連さんたちと一緒に、生ビールで乾杯！そのお供には「ピーナツ味噌」。丁寧に毒抜きをしたソテツの実でつくる奄美大島伝統の味噌とピーナツ…ビールが進まないわけがない。この日、奄美から到着した「アバス（ハリセンボン！）のから揚げ」。魚だけどあえて「肉汁がすごい！」と表現する寺澤さんの興奮が伝わる。奄美群島でしか製造が許されない奄美黒糖焼酎「奄美の杜」と「一村（いっそん）」をロックで。最後のシメを冬限定の「奄美地鶏の鍋」にするか、それとも奄美の郷土料理「鶏飯」にするか…ご常連さんたちを巻き込んで大いに悩んだ末、寺澤さんが選んだのは！？

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