愛媛県民の警察官

ドキュメンタリー/教養

第64回愛媛県民の警察官〜事件を起こさせない“防犯の要”で20年〜

地域の安全に優れた功績があった警察官を表彰する『愛媛県民の警察官』。今年選ばれたのは、県警生活安全部人身安全対策・少年課の山川真人警部補です。

12月29日 月曜 10:05 -10:20 テレビ愛媛

地域に根差し、昼夜を問わず住民の安全を守り続ける警察官をたたえる「愛媛県民の警察官」。64回目となる今年は、愛媛県警察本部生活安全部人身安全対策・少年課の山川真人警部補が選ばれました。約26年に及ぶ警察官人生のうち、生活に密着した犯罪の未然防止に20年近く携わり、ストーカー被害の対策や、少年非行の防止など、人々の不安と真正面から向き合ってきました。
ストーカー事案では被害者の安全を最優先に、禁止命令の判断や保護体制の構築を担い、重大事件へと発展する危険を何度も食い止めてきました。県内各署から寄せられる事案に目を通し、わずかな兆しも見逃さない慎重な判断力は、“ストーカー対応のスペシャリスト”として高く評価されています。 また、2005年に伊予市で発生した少年グループによる事件では、少年一人ひとりと向き合う粘り強い取り調べを重ね、グループの解体と
更生に貢献。以降も「叱るためではなく、事件を起こさせないため」の補導を続けてきました。 番組では、山川警部補の日常業務や上司の証言、そして表彰式の様子を通して、悲しむ人を一人でも減らすために“事件の芽を摘み取る”山川警部補の信念に迫ります。地域の安全を支え続ける姿を描く、15分のドキュメンタリー番組を放送します。